2023.09.15(金)その他

【陸ジョブナビVol.22】みんなが"笑顔"になれるイベントを目指して!『みんなでつなごうリレーフェスティバル』大会担当のお仕事を紹介!



陸上の大会はたくさんの「縁の下の力持ち」によって支えられています。今回は10月7日、8日に行われる「みんなでつなごうリレーフェスティバル」(通称・リレフェス)を担当されている日本陸連の肥田埜里枝さんに話を聞きました。昨年、初開催されたリレフェスは大盛況。さらにパワーアップした第2回大会に向けて、準備が進んでいます。

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■リレーフェスティバルってどんなイベント?



10月開催のリレフェスですが、3月から4月頃にはもう準備が始動しているそうです。まずは今年の大会のコンセプトをどうしていくのか、大会位置付けを主要メンバーと検討していきます。予算、体制、準備、スケジュールの大枠を作っていくのが最初です」と肥田埜さん。ある程度の方向性を定めたところで、8月ごろから、各担当者がそれぞれ準備に入っていきます。「競技に関すること、ボランティアに関すること、参加者に関すること、広報・PRに関することなど大きく分けて10以上、担当が分かれています」
リレフェスは、昨年が初めての開催でした。「元々、こういったイベントを陸連主催ではやってきていませんでした。私たちは中長期計画『JAAF VISION』というものを出しています。その中で、2040年までにアスレティックファミリーを300万人に増やすことを掲げています。幅広く、多くの人が楽しめる『ウェルネス陸上の実現』を目指す中で、陸上にまだ親しみのない方たちが気軽にトライできるような場がこれまでなく、リレーをフックに何かイベントができたらいいね、というかたちで生まれました」。リレーは「日本の文化に馴染んでいます」と話す肥田埜さんは、次のように続けます。「幼稚園、小学校から運動会や体育でリレーをやったことがない人がいないくらい多くの人にとって身近なんじゃないかということをヒントに、リレー特化型のイベントを立ち上げようということになりました。丸々2日間、全部リレーです」

昨年のリレフェスでは、どんな人たちが参加していたのでしょうか。「歩きたての小さなお子さん、ご高齢の方、車椅子でご参加の方まで、まさに老若男女のみなさんにご参加いただいて、たくさん笑顔が生まれた2日間となりました。
参加者には事後アンケートに協力していただきました。愛読書じゃないですけど(笑)、そのメモに毎日目を通しながら今は準備をしています。ポジティブな意見を多くいただきましたね。こういうイベントは必要だと思いますし、私たちがやるべきイベントだなと感じました」肥田埜さんに、実際に開催した感想を聞いたところ、「参加者のみなさん、ボランティアのみなさんに助けられて、一緒に作れたリレフェスでした。日本選手権やセイコーゴールデングランプリなど、私たちが運営している主要大会は選手のため、そしてお客さんのために100%の舞台を作らないと、という思いで運営しています。一方で、このイベントは私たちが『50』作って、参加者とボランティアのみなさんに『50』作っていただいて、『100』の完成形にするイメージでいいんだなと感じさせてくれる第1回目でしたね」。いつもの主催大会とは違った喜びも感じられたそうです。




■昨年からさらにアップデート!

第2回大会は10月7日〜8日の2日間で開催される予定です。そこに向けては、「昨年やりたかったけどできなかったことがありますし、アンケートにも記載されていた改善ポイントもあります。何かを大きく変えるというよりも、良かったところは継続して、改善できるところは改善する。基盤をしっかり作って、リレフェスが今後も続いていくようなイベントになっていけばと思っています」。
さらに、アップデートしながらも変わらないことがあるそうです。それは、テーマである『笑顔』です。「シンプルですが、いろいろな人に伝わりやすい言葉です。『笑顔をキーワードに繋がる』。それを今年もぶらさずに、2日間開催したいです。東京五輪の舞台であり、2025年の世界選手権開催が決まっている国立競技場を走れるのは貴重な経験になると思いますし、参加者のみなさん、ボランティアのみなさんには非日常も味わってもらいたいです」。そう話す肥田埜さんも笑顔でした。



実施種目についても、昨年から引き続き行われる種目もあれば、新たに加わる種目もあります。「昨年に続いて採用している種目が『誰でもチャレンジリレー』です。小さなお子さんからご高齢の方まで、誰でもチャレンジできるリレーです。もちろん陸上経験の有無問わず参加OKです。また、家族リレー、小学生リレーなどあります。ほとんどが4×100mリレーですが、4×400mリレーなど一部距離が違う種目もあります」新種目の中には、昨年の声を参考に、公募でアイディアを募集して取り入れた種目もあるとか。「もっと気軽にリレーが走れるように、ということで8×50mリレーが新たに作られました。100mは長い、体力テストでやった50mなら、という声をいただいたのです。不思議なリレーでは、『電車で走ろうリレー』ですね。1走から4走までが、電車のようにつながっていくリレーです。私たちにとっても初の試みとなる新種目にも注目してみてください」

参加募集の時に、心懸けていることがあるそうです。「そもそも陸上と接点がない方々にも参加してほしいと思っているので、いつも通りの情報発信ではなく、どのようにしたら情報が届くか、どうやって情報が届くか考えてPRしています。あとは、接点を作ることで、やっぱり陸上って楽しいよねと思っていただけるかどうかですね」昨年もリレフェスが終わってから、陸連登録をしたり、ボランティアの方々が審判資格を取ったりなど、ファミリーの一員に加わる流れがあったそうです。「参加者にアンケートをとったところ、約3割が陸上競技場に来ること自体が初めてという方々でした。日常的に参加している方々は3割程度。このほか、『家族で本当に良い思い出になりました』という声もいただきました。コミュニケーションのきっかけ、生活に張り、運動のきっかけになりました、という声もありました」


■陸上界への恩返し!肥田埜さんの挑戦!

9月に入り、残り1ヵ月のタイミング。制作物の準備もしていきます。「参加者のみなさんに、どのように当日の流れを伝えるかが実は難しいです。まずは陸上競技場に来ること自体が初めての人が多いので、参加受付はどこ?招集って何?アスリートビブスってなんのこと?スタート地点ってどこ?など、どんなことが起きるのか、どんなことが不安なのか、想像してクリアにしながら案内していきたいです。あとは当日、参加者を支えるボランティアの方々にどのように活動してもらうか。当日も案内、受付で資料を配布して、フォローしながら進めていきます」

併催で第107回日本選手権リレーも実施されます。リレフェスに参加した後には、トップ選手のレースを観戦することで、陸上を応援するきっかけにもなるといいですね!肥田埜さんご自身も高校、大学と陸上部で400mに取り組んできました。マイルリレーにも出場していた経験からもリレーに対する熱意と愛情が伝わってきます。
「陸上界に恩返ししたいです。今年のリレフェスでもたくさんの笑顔に出会い、多くのみなさんに楽しんでいただきたいです。『また出たい』、そう思ってもらえるような場所にしたいですね!」リレフェスに向けて準備を進める肥田埜さんも、みなさんの笑顔のため、現状打破されています!


>>インタビューVol.22(PDF版)はこちら


■肥田埜里枝さん
竜ヶ崎一高、茨城大学を卒業後、2014年に日本陸連に入局。管理課、マーケティング課を経て、現在は事業課で国内の大会・イベント運営業務を担当している。2018年アジア・ジュニア選手権(岐阜)や2019年世界リレー横浜といった国際大会も担当した。


■M高史(えむたかし)さん
1984年生まれ。中学、高校と陸上部で長距離。駒澤大学では1年の冬にマネージャーに転向し、3、4年次は主務を務める。
大学卒業後、福祉のお仕事(知的障がい者施設の生活支援員)を経て、2011年12月より「ものまねアスリート芸人」に転身。
川内優輝選手のモノマネで話題となり、マラソン大会のゲストランナーやMC、部活訪問など全国各地で現状打破している。
海外メディア出演、メディア競技会の実況、執筆活動、ラジオ配信、講演など、活動は多岐にわたる。


~月刊陸上競技10月号(9月14日発売)掲載~



【リレフェス】特設サイト

>>https://www.jaaf.or.jp/relayfes/

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https://www.jaaf.or.jp/news/article/18877/

■【今年もやります!】”ゆるキャラリレー” 参加キャラクター紹介!
https://www.jaaf.or.jp/news/article/18860/
https://www.jaaf.or.jp/news/article/18869/

■【リレフェス】キービジュアル公開!今年も国立で、未来へつながる笑顔が生まれる
https://www.jaaf.or.jp/news/article/18653/





「陸ジョブナビ」アーカイブ

Vol.13~(2023年1月~)

【Vol.13 タイム計測編】徹底した準備でランナーの努力を刻む
【Vol.14 通訳編】来日した外国人選手をサポート
【Vol.15 高校生審判編】大会運営を支える高校生たち
【Vol.16 競技場検定員編】安心・安全、正確な競技会を目指して
【Vol.17 スポーツカメラマン編】感動の瞬間を世界に届ける
【Vol.18 セイコーGGP・日本選手権直前スペシャル】大会担当のお仕事を紹介
【Vol.19 レースマネージャー】ホクレン・ディスタンスチャレンジを盛り上げる
【Vol.20 国際大会渉外担当】世界で活躍する日本代表選手を支える
【Vol.21 マーシャル】選手も観客も安心・安全に競技に集中してもらうために

Vol.1~Vol.12(2022年1月~12月)

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