この度、日本陸上競技連盟は(株)東京海上日動キャリアサービスのサポートのもと、日本や世界の頂点に挑み続ける陸上選手のパフォーマンス向上とキャリア自立を両立するライフスキルトレーニングを実施することになりました。ライフスキルトレーニングは、自分の思考や状態を自分自身で認識し、常に最善の選択を行えるように自分をコントロールするためのトレーニングであり、これを通し「自分の最高を引き出す技術」を身に着けるトレーニングです。

このライフスキルトレーニングによって競技力向上はもちろん、競技以外の人生においても可能性を最大限に生かす人材を輩出し、陸上競技から生まれるリーダーたちがこれからのスポーツ界や社会をより輝くものにすることを最大の狙いとしております。

各団体に先駆けたプログラム発足までの経緯

日本陸連は、株式会社東京海上日動キャリアサービスのサポートを受けて、学生アスリートを対象とする「ライフスキルトレーニングプログラム」を、12月からスタート。プログラムの開始にあたって、東京海上日動キャリアサービスの田﨑博道代表取締役社長と、日本陸連強化委員会の山崎一彦トラック&フィールドディレクターに、実施の経緯や受講者に寄せる期待などを伺いました。 対談内容はこちら

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特別講師

スポーツ心理学博士 布施 努 氏

NPO法人ライフスキル育成協会代表。慶應義塾大学スポーツ医学研究センター研究員。最先端のスポーツ心理学で組織・チーム作り、個人のパフォーマンス向上などを手掛ける。サポートする早稲田大学ラグビー部、慶應大学野球部、桐蔭学園高校ラグビー部を全て日本一に導く。桐蔭学園高校ラグビー部の卒業生は、同時期に大学キャプテンを5人務めるなど、大学や社会でも通用するリーダーを輩出している。
スポーツ心理学の世界的権威であるDr.Gouldに師事し、スポーツ心理学博士号を取得。在学中、アメリカ五輪チームや NFL、NHL のリサーチ・コンサルティングを行う。

談話:ライフスキルトレーニングプログラム開始にあたって
ライフスキルトレーニングは、いわば、「“自分の最高”を引き出す技術」を身につけるためのトレーニング。これを習得することで、「競技力向上」と「キャリア自立」の両方の場面で、自身の持つ「ライフスキル」を強みとして生かしていくことができるようになります。
プログラム開始に際して、特別講師を務めるスポーツ心理学博士の布施努先生から寄せられた談話をご紹介しましょう。 布施 努氏による談話はこちら

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トレーニングプログラムのテーマと概要

  • 第1回(2020年12月):オリンピックメダリストに共通する5つの特徴

    頂点に立つ人に共通する思考方法を共有し、ワークショップを通じて現在の自分と理想の自分とのギャップを認識する。同時に、それが競技におけることだけはない点を知る。

  • 第2回(2021年1月):トップアスリートの「目標の使い方」

    目標を設定するにとどまらず、目標を使いきるための考え方を学ぶ。他人との比較ではなく、自分の最高の状態と現在の状態を常に比較し、最高に導くためのチャレンジ(C)とスキル(S)のバランスの保ち方を理解する。

  • 第3回(2021年2月):フローを生み出す自己決定能力の5ステップ

    自分の力を最大限に引き出す動機付けのあり方を学ぶ。現時点の自分の活力の源泉を認識し、さらに高めるためにどうするかを考える。また、試合における緊張感をパフォーマンスに繋げるための認知評価について学ぶ。

  • 第4回(2021年3月):重要な時に力を発揮する「獲得型思考」

    ピンチに陥っても、その状況下で成果を残すアスリートの獲得型思考を学ぶ。CSバランスを高度に保ちながら、結果を残し続けるために必要な習慣とは何か。オートテリック=自己目的的パーソナリティのパワーとそれを身につける方法を考える。

プログラム実施レポート

  • 第1回プログラムレポート(2020年12月7日)
    ~競技パフォーマンス向上とキャリア自立の両立を目指して~

    初回となったこの日は、東京都内に用意された仮設スタジオに講師陣が集まり、受講者とオンラインでつなぐ形をとり、2部構成で行われました。
    第1部は、スポーツ心理学博士の布施努特別講師による全体講義。 休憩を挟んで行われた第2部は、実際に社会で活躍している方をゲストとして、史上最年少剣道七段の東京海上日動火災保険会社に勤務する宮原良太さんを招いての「仕事理解、社会理解のワークショップ」を実施。 第1部・第2部ともに受講者たちは、非常に高い集中力で講義に臨み、東京海上日動キャリアサービスの田﨑博道代表取締役社長が進行を務めて行われた最後の質疑応答でも、全員が手を挙げるなど意欲の高さを感じさせる盛り上がりとなりました。

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受験生紹介

選考委員による厳正なる審査により選ばれた「情熱の強さと努力を惜しまない」アスリート14名。このプログラムを通して競技とキャリアの両面で、「自分の“最高”を引き出す」技術を学びます。

  • 青野 朱李

    所属:山梨学院大学(2)
    種目:100m/200m

  • 伊藤 陸

    所属:近畿大学工業高等専門学校(5)
    種目:走幅跳/三段跳

  • 金光 由樹

    所属:東海大学(2)
    種目:1500m

  • 高良 彩花

    所属:筑波大学(2)
    種目:走幅跳

  • 郡 菜々佳

    所属:九州共立大学大学院(1)
    種目:円盤投

  • 小林 歩未

    所属:筑波大学(2)
    種目:100mH

  • 瀬尾 英明

    所属:順天堂大学(2)
    種目:100m

  • 多和田 旭

    所属:立命館大学(2)
    種目:110mH

  • 津藤 広夢

    所属:順天堂大学(2)
    種目:走幅跳

  • 福島 聖

    所属:富山大学(3)
    種目:100m

  • 細井 衿菜

    所属:慶応義塾大学(2)
    種目:800m

  • 三浦 励央奈

    所属:早稲田大学(2)
    種目:100m/200m

  • 吉田 京平

    所属:東京学芸大学大学院(1)
    種目:400mH

  • 渡邉 ももこ

    所属:筑波大学(2)
    種目:ハンマー投

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