オリンピックや国際大会での活躍が大いに期待できる次世代の競技者を強化育成する「ダイヤモンドアスリート」制度。東京オリンピックを契機に中・長期的にエリートを育成するために選ばれた競技者である。
陸上競技を通じて、競技的にはもちろん、豊かな人間性を持つ国際人となり、今後の日本および国際社会の発展に寄与する人材として育成することを狙いとする。
個を重視したアスリート育成のためのプログラムを準備し、アスリートの成長と競技力向上を多面的にサポートする。アスリートを指導するコーチの育成も必須であるため、ハイパフォーマンスコーチ養成と連動したプログラムを展開する。
【次世代を担う原石となるアスリートを選考!】第11期ダイヤモンドアスリート/ダイヤモンドアスリートNextage 募集
2024.10.11(金) その他【ダイヤモンドリーグファイナル】最終日デイリーハイライト&選手コメント:北口榛花が逆転で2連覇、ディーン5位、田中6位と奮闘
2024.09.15(日) 選手【ダイヤモンドリーグファイナル】1日目デイリーハイライト&選手コメント:サニブラウン・泉谷が最高峰の舞台で6位
2024.09.14(土) 選手【リマ2024 U20世界選手権】展望:次世代を担う日本代表39名が世界の舞台へ挑む!
2024.08.27(火) 大会【リマ2024 U20世界選手権】日本代表選手が決定!日本記録保持者の久保、ダイヤモンドアスリート永原ら40名が世界に挑む
2024.07.18(木) 選手競技力向上だけではなく、豊かな人間性を持つ国際人育成のための個を重視した育成プログラムの中で、リーダーシップ教育と位置づけて行う。国際的なリーダーシップを発揮できるアスリートの育成を目指します。
第1回リーダーシッププログラムには、同日行われた認定式・修了式に出席した第10期ダイヤモンドアスリートの栁田大輝(東洋大学)、佐藤圭汰(駒澤大学)、西徹朗(早稲田大学)、北田琉偉(日本体育大学)、澤田結弥(浜松市立高校)、永原颯磨(佐久長聖高校)および修了生のアツオビン・ジェイソン(福岡大学)、藤原孝輝(東洋大学)の8選手のうち、日程の都合で退席した佐藤選手を除く7名が参加。飯塚選手、室伏由佳ダイヤモンドアスリートマネージャーも含めた全員で車座をつくって行われました。
12月19日には、味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて、「リーダーシッププログラム」として、第2回・第3回の研修が行われ、栁田選手、西選手、北田選手が出席、また澤田・永原の2選手がオンラインで参加しました。「リーダーシッププログラム」は、国際人としての素養や豊かな人間性を高めることを期して、個の成長を重視して実施する研修プログラムの一つに位置づけられています。第10期のスタートにあたって、この制度を統轄する室伏由佳ダイヤモンドアスリートプログラムマネジャーは、「今期は特に海外に目を向けたり、活動したりする際のあと押しになるようなプログラムを準備している」と表明していましたが、この日行われた2つの研修では、どちらも、まさに「直球ど真ん中」といえる内容が用意されました。
第3回リーダーシッププログラムは、プロスポーツ選手のマネジメント業務等を手がける株式会社UDN SPORTS(ユー・ディー・エヌ スポーツ)の伴野力哉代表取締役を ゲスト講師に招いての研修が行われました。
伴野さんは現在42歳。プロサッカーチームのベガルタ仙台で働いたあと、スポーツメーカーのアディダスジャパンに入社。同社から日本サッカー協会に出向する形で、選手の合宿や世界大会出場の帯同や、選手の契約に関する業務などを担当したのちに、独立して、UDN SPORTSを設立したという経歴の持ち主です。
栁田大輝選手、北田琉偉選手、澤田結弥選手、永原颯磨選手と海外合宿中の西徹朗選手(早稲田大学)がオンラインで参加、メディアトレーナーの片上千恵先生(法政大学スポーツ健康学部准教授)による「メディア対応」の研修を受けました。
冒頭の挨拶で室伏由佳ダイヤモンドアスリートプロジェクトマネジャーが述べた「今回は“実践第一”ということで進めていただく。表情筋が筋肉痛になる人もいるかもしれない。楽しい研修、実りある研修にしていきましょう」という言葉のとおり、笑顔と活気に満ちあふれた90分間となりました。
ダイヤモンドアスリートプログラムマネジャーを務める室伏由佳マネジャーが進行役を務め、メディア公開のもとで行われた今回は、ダイヤモンドアスリートの第1期生でもあり、今年、オレゴン世界選手権女子やり投における銅メダル獲得や、ダイヤモンドリーグでの優勝、ダイヤモンドリーグファイナルでの活躍など、シーズンを通して、世界トップクラスの実績を残した北口榛花選手(JAL)がゲストとして参加。
Vol.1では陸上競技の出会いや海外合宿で出会ったロールモデル、海外を拠点にすることの大変さについてお話を伺いました。
ダイヤモンドアスリートプログラムマネジャーを務める室伏由佳マネジャーが進行役を務め、メディア公開のもとで行われた今回は、ダイヤモンドアスリートの第1期生でもあり、今年、オレゴン世界選手権女子やり投における銅メダル獲得や、ダイヤモンドリーグでの優勝、ダイヤモンドリーグファイナルでの活躍など、シーズンを通して、世界トップクラスの実績を残した北口榛花選手(JAL)がゲストとして参加。
Vol.2では世界一を目指す上で大切なことや、ダイヤモンドアスリート現役生からの質疑応答、室伏マネージャーから、現役生への激励などをご紹介します。
第2回・第3回のプログラムとしてリーガル研修がオンラインで行われ、講師にはアスリートを巡る法的問題のスペシャリストの早川吉尚先生(立教大学教授、弁護士、日本アンチドーピンク規律パネル委員長、スポーツ仲裁裁判所仲裁人)が登壇。この豪華な研修に、第9期生の藤原孝輝選手(東洋大学)、アツオビン・ジェイソン選手(福岡大学)、栁田大輝選手(東洋大学)、佐藤圭汰選手(駒澤大学)、西徹朗選手(早稲田大学)、北田琉偉選手(大塚高校)、澤田結弥選手(浜松市立高校)の7名が参加しました。
今回のプログラムは、「メディア対応」に関する研修です。メディアトレーナーの片上千恵先生(帝京大学准教授)を講師に迎え、第9期生のうち、大学のカリキュラムとの兼ね合いで欠席となったアツオビンジェイソン選手(福岡大学)を除く、藤原孝輝選手(東洋大学)、栁田大輝選手(東洋大学)、佐藤圭汰選手(駒澤大学)、西徹朗選手(早稲田大学)、北田琉偉選手(大塚高校)、澤田結弥選手(浜松市立高校)の6名が、メディアトレーニングを受講しました。
スポーツ心理学者の荒木香織先生(株式会社CORAZONチーフコンサルタント)を講師に迎えての「メンタル研修」。藤原孝輝選手(東洋大学)、栁田大輝選手(東洋大学)、西徹朗選手(早稲田大学)、澤田結弥選手(浜松市立高校)の4名が出席。また、「アスタナ2023アジア室内陸上」出場に向けて開催地のアスタナ(カザフスタン)に到着したばかりだった佐藤圭汰選手(駒澤大学)は、日本チームに割り当てられた現地での会場利用時間と重なってしまったなか、時間の許す限り聴講する形で参加しました。
アンチ・ドーピングに関する研究を専門とする室伏由佳プログラムマネージャー(日本アンチ・ドーピング機構アスリート委員会委員)と、日本陸連医事委員会で長年委員長を務める山澤文裕先生(アジア陸連医事委員長、世界陸連AIU TUE委員会委員長)、そして、日本アンチ・ドーピング機構公認スポーツファーマシストの砂本沙織先生(日本陸連医事委員会委員、薬剤師)の3名が講師として出席。
スポーツの価値とクリーンスポーツについて学びました。
ダイヤモンドアスリートプロジェクトマネージャーを務める室伏由佳マネージャーが、実際にトップアスリートとして活躍したのちに、競技引退後、さまざまな分野で活動してきた自身の経験のなかで必要性を実感し、研修の方法を模索してきたなかで企画されたプログラム。第9期から新たにサポート企業として参画したSMBC日興証券株式会社から全面的なバックアップを得て、スペシャリストによる金融経済教育の研修を実施しました。
対面式で実施された1回目の研修に続いて、SMBC日興証券の経営企画部サステナビリティ推進室に所属する川西麻美さんが講師を担当。「現役時代から引退後までの“ライフプラン”を描く」という研修全体のテーマに沿って、ファーストキャリアである競技人生から引退後のセカンドキャリアの描き方を、“お金”という観点で着目した際に、基礎的な知識として備えておきたい金融経済に関する事柄や情報が、さらに詳しく紹介されました。
北川 貴理 | KITAGAWA Takamasa | 順天堂大学 | 400m |
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平松 祐司 | HIRAMATSU Yuji | 筑波大学 | 走高跳 |
岩本 武 | IWAMOTO Takeru | 順天堂大学 | 400mH |
佐久間 滉大 | SAKUMA Kodai | 法政大学 | 走幅跳 |
山下 潤 | YAMASHITA Jun | 筑波大学 | 100m/200m |
犬塚 渉 | INUZUKA Wataru | 順天堂大学 | 100m/200m |
サニブラウン アブデルハキーム | Abdul Hakim SANIBROWN | Tumbleweed TC | 100m/200m |
池川 博史 | IKEGAWA Hiroshi | 筑波大学 | 砲丸投/やり投 |
橋岡 優輝 | HASHIOKA Yuki | 日本大学 | 走幅跳 |
江島 雅紀 | EJIMA Masaki | 日本大学 | 棒高跳 |
宮本 大輔 | MIYAMOTO Daisuke | 東洋大学 | 100m/200m |
井本 佳伸 | IMOTO Yoshinobu | 東海大学 | 200m/400m |
塚本 ジャスティン惇平 | TSUKAMOTO Jasuteinjumpei | 東洋大学 | 100m/200m |
海鋒 泰輝 | KAIHOKO Koki | 日本大学 | 走幅跳 |
クレイ アーロン 竜波 | CLAY ALLON Tatsunami | テキサスA&M大学 | 800m |
中村 健太郎 | NAKAMURA Kentaro | 日本大学 | やり投 |
出口 晴翔 | DEGUCHI Haruto | 順天堂大学 | 400mH |
藤原 孝輝 | FUJIHARA Koki | 東洋大学 | 走幅跳・110mH |
アツオビン ジェイソン | ATUOBENG Jason | 福岡大学 | 砲丸投 |
北口 榛花 | KITAGUCHI Haruka | 日本大学 | やり投 |
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長 麻尋 | OSA Mahiro | 国士舘大学 | やり投 |
髙松 智美 ムセンビ | TAKAMATSU Tomomi Musenbi | 名城大学 | 長距離 |
藤井 菜々子 | FUJII Nanako | エディオン | 競歩 |
小林 歩未 | KOBAYASHI Ayumi | 筑波大学 | 100mH |