写真:フォート・キシモト(©東京マラソン財団)
3月6日(日)にジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMCシリーズ)のシリーズⅠ(第1期男子4戦、女子3戦)グレードIとして開催された「東京マラソン2021」が終了。
男子は同大会日本人トップで4位に入った鈴木健吾選手(富士通)が1位にランクインしたほか、土方英和選手(Honda)、吉田祐也選手(GMOインターネット)、聞谷賢人選手(トヨタ紡織)、井上大仁選手(三菱重工)、其田健也選手(JR東日本)がトップ8にランクイン。国内の対象レースが終了したため、海外レースの結果をもってシリーズⅠのランキングが確定する。
女子は日本人トップで6位に入った一山麻緒選手(ワコール)が1位にランクイン、13年ぶりのフルマラソン出場となった新谷仁美選手(積水化学)、初マラソンの森田香織選手(パナソニック)がMGCチケットを獲得した。
女子は3月13日(日)に開催される「名古屋ウィメンズマラソン2022」でシリーズⅠの国内対象大会が終了。その後海外レースの結果をもってシリーズⅠのランキングが確定する。
名古屋ウィメンズマラソンには東京オリンピック女子10000m日本代表の安藤友香選手(ワコール)、大阪国際女子マラソンで7位に入った川内理江選手(大塚製薬)などが出場予定。MGC出場権やオレゴン世界選手権派遣設定記録突破、JMCランキング上位入賞をかけた熱い戦いも見逃せない。
<JMCシリーズ ポイントランキング上位8名>
■男子
1位 鈴木健吾(富士通・千葉) 2778pt.2位 細谷恭平(黒崎播磨・福岡) 2646pt.
3位 大塚祥平(九電工・福岡) 2602pt.
4位 土方英和(Honda・埼玉) 2588pt.
5位 吉田祐也(GMOインターネット・東京)2527pt.
6位 聞谷賢人(トヨタ紡織・愛知)2522pt.
7位 井上大仁(三菱重工・長崎) 2513pt.
8位 其田健也(JR東日本・東京) 2503pt.
■女子
1位 一山麻緒(ワコール・京都) 2584pt.2位 松田瑞生(ダイハツ/大阪) 2578pt.
3位 上杉真穂(スターツ/千葉) 2477pt.
4位 松下菜摘(天満屋/岡山) 2460pt.
5位 阿部有香里(しまむら/埼玉)2453pt.
6位 佐藤早也伽(積水化学/千葉) 2447pt.
7位 谷本観月(天満屋/岡山) 2358pt.
8位 加藤岬 (九電工/福岡) 2322pt.
▼その他の順位、各選手のポイント詳細はJMCシリーズ特設サイトでチェック
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/series1/ranking/
<ポイントランキングによる獲得権利&賞金>
①第105回日本陸上競技選手権大会 優勝者シリーズⅠ終了時(2022年3月対象大会終了時点)のポイントランキング1位(シリーズチャンピオン)は、第105回日本陸上競技選手権大会優勝者となる。
②オレゴン世界選手権2022世界陸上競技選手権大会 日本代表
同シリーズチャンピオンは、2022年7月開催の「オレゴン2022世界陸上競技選手権大会」のマラソン日本代表選手に内定。
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202107/02_105245.pdf
③賞金
同シリーズチャンピオンには600万円、ポイントランキング2位の選手には300万円、3位の選手には100万円の賞金が贈られる。
④杭州2022アジア競技大会 日本代表
シリーズⅠ終了時のポイントランキング3位以内の競技者(出場意志のある最上位者最大1名)は、杭州2022アジア競技大会マラソン代表選手に内定。
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202112/16_191702.pdf
⑤MGC出場権
シリーズⅠ終了時のポイントランキング上位8名は、MGC出場権を獲得する
▶MGC出場権獲得選手一覧
https://www.jaaf.or.jp/news/article/15748/
<JMCシリーズ特設サイト>
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/
■JMCシリーズとは?シリーズの概要やポイントの説明はこちら
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/outline/
■【東京マラソン2021】ダイジェスト~男子8選手、女子3選手がMGC出場権を獲得!~
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