男子110mH(1.067m) 1位 13秒36(+0.7) ☆日本新
金井大旺選手(福井県スポ協・福井)
まずは優勝を目標にしていたので、優勝できて嬉しい。まさかこの記録が出るとは想定していなかったので、今でもちょっと驚いている。
調子はとてもよくて、今日の練習段階でも記録は出ることは確信していたので、「どこまで行けるかな、13秒4台を出せればいいな」とは思っていたが、まさか3台とは思っていなかったので、びっくりしている。
決勝では、スピードが上がると着地した次の脚が沈んでしまって(インターバルを)刻めなくなるので、それを直すことと、準決勝の後半のリズムが悪かったのでそれをつなげることの2つを意識した。
また、今回は、前日と2日前に刺激を入れずに、スタートからゴールまでのイメージトレーニングで補強して、予選・準決勝を経て身体の状態のピークを今日にもってくるという調整方法をやってみた。朝、起きたときによい状態だったので、それが成功したと思う。
(条件となる東京オリンピックターゲット記録スタンダード13秒48を突破して優勝したので)アジア大会代表に内定した。ゴールデングランプリでも負けているし、台湾や中国の選手は自分よりもタイムがいい。くらいついていけるようにレースプランも変えていかなければならない。そこはこれから2カ月かけて取り組んでいきたい。(シニアでは)これが初の日本代表となる。戦うからには優勝を目指して頑張っていきたい。
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■第102回日本陸上競技選手権大会
開催日:2018年6月22日(金)~24日(日)
会場:山口・維新百年記念公園陸上競技場
第102回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
http://www.jaaf.or.jp/jch/102/