男子200m 1位 20秒34(+0.8)
飯塚翔太選手(ミズノ・静岡)
今回は、100mをやっている桐生くん(桐生祥秀)や、4位に入った小池くん(小池祐貴)もいて、けっこう前半から行く選手が多かったので、200mにしてはスピード感のあるレースだった。そんななか前半は飛ばしすぎず、自分のペースで行くことを狙い、(ホームストレートの)直線でかわすことができたので、自分にとっては、今日はいいレースだったと思う。
欲を言うなら、前半で小池くんと桐生くんが少し前にいたのを、自分の理想としては同じくらいか、自分がちょっと前に出るくらいの走りがしたかった。そこがよくなればもっとタイムは縮んだと思う。まあ、今日は力的には勝ち切れたので、これから前半のスピード感をもっと出していけるようにしていければと思っている。
この大会では、アジア大会で勝負して、そこから世界に行く前に、自分としては日本でチャンピオンになるという段階をきちんと踏んでおきたかった。この優勝によって、まずスタートラインに立てたという感じがしている。
アジア大会では、個人でメダルを前回取れていないので、金メダルを目指していくことと、あとリレーもいい試合になると思うので、選ばれたら金メダルを目指してやっていきたい。今、中国勢のレベルが高いので、すごく刺激をもらっている。(その中国選手と戦うためには)日本の選手が、みんなで切磋琢磨して、自分たちがしっかり走ればメダルにつながるという自信を持つことが大事。互いに尊重しあってやっていくことができれば結果はついてくると思うので大丈夫だと思う。
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■第102回日本陸上競技選手権大会
開催日:2018年6月22日(金)~24日(日)
会場:山口・維新百年記念公園陸上競技場
第102回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
http://www.jaaf.or.jp/jch/102/