ポイント対象大会の種目およびラウンドごとの記録をポイント化し、年間を通じて獲得した「シリーズポイント」でランキングを争います。シリーズポイントが最も高い男女各1名が「シリーズチャンピオン」となります。
ポイント対象大会シリーズ指定大会(12大会)とポイント対象大会(3大会)の合計15大会が対象。
※各大会の中でGP種目のみがポイントの対象となる。
記録ポイント:Scoring Tables をもとに記録をポイント化
特別ポイント:日本記録、日本タイ記録、ワールドスタンダード記録を突破した際に付与
シリーズポイントは、大会ごとに算出される「パフォーマンスポイント」の合計です。各選手の高いパフォーマンスポイントの最大3つを合計して算出します。(混成競技と10000mに関しては、パフォーマンスポイントの高い2大会の合計の1.5倍で算出)
混成競技と10000mパフォーマンスポイントの高い2大会の合計の1.5倍
パフォーマンスポイントの高い3大会の合計
※大会中止など何らかの影響により開催数が減少した場合に算出方法を変更することがあります。
パフォーマンスポイントについて「パフォーマンスポイント」は、「記録ポイント」(Scoring Tablesをもとに記録をポイント化したもの)と、「特別ポイント」(日本記録、日本タイ記録、ワールドスタンダード記録を突破した際に付与するもの)を合計したポイントのことを言います。
同一大会内で複数のラウンドが実施される場合は、各ラウンドの中から最も高いパフォーマンスポイントをその大会のパフォーマンスポイントとして採用します。
※外国籍競技者は、パフォーマンスポイントの付与対象となりません。
※パフォーマンスポイントの対象は、各大会のGP 種目のみです
ワールドアスレティックスが定めるScoring Tablesをもとに算出します。
100m、200m、110mH、100mH、走幅跳、三段跳については、風の影響を考慮して、追い風、向かい風による補正をします。
※風速±1.0m/sは±6ポイントに相当し、風速±0.1m/sにつき±0.6ポイントが加減されます。 ただし風速0m/s~+2.0m/sは減点されません。
(例:-0.5m/s = +3ポイント、+2.1m/s = -12.6ポイント)
※Scoring Tables
https://www.worldathletics.org/news/news/scoring-tables-2022
追い風 | 向かい風 | ||
+4.0 m/s | -24 pts | -4.0 m/s | +24 pts |
+3.0 m/s | -18 pts | -3.0 m/s | +18 pts |
+0.0~+2.0 m/s | -0 pts | -2.0 m/s | +12 pts |
-1.0 m/s | +6 pts | ||
-0.0 m/s | +0 pts |
日本記録、日本タイ記録、ワールドスタンダード記録を突破した際に付与するポイントです。同時に複数該当する場合は、該当するポイントを合算し加算します。
区分 | ポイント |
日本記録 | 60 |
日本タイ記録 | 40 |
ワールドスタンダード記録 (既に突破している選手含む) |
30 |
※日本記録
https://www.jaaf.or.jp/record/japan/?segment=1
※2022シーズンのワールドスタンダード記録は「オレゴン世界選手権参加標準記録」と指定する
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202108/17_171714.pdf
シリーズポイントが最も高い男女各1名を「シリーズチャンピオン」として表彰します。
また、種目ごとの優秀なパフォーマンスを称え、男女各種目でシリーズポイントが最も高い1名を「種目別チャンピオン」とします。
※シリーズポイントが同点の場合、次の優先順位で上位を決定します。
1)いずれか 1 大会のパフォーマンスポイントが最も高い競技者。
2)上記1)でも上位が決まらない場合は該当者を同順位とする。