2025.07.29(火)大会

【ホクレンDC2025】最終戦・網走大会ハイライト~2025年大会締めくくり!ダイヤモンドリーグ明けの三浦龍司が観客をワクワクさせるレースで魅了!~



6月14日(水)より、第1戦・深川大会で幕を開けた「ホクレン・ディスタンスチャレンジ2025」。今シリーズの最終戦となる網走大会が、7月19日(土)に網走市陸上競技場で開催されました。

レース当日の気象コンディションは曇り、気温29℃、湿度71%。例年のこの時期と比べると、かなり蒸し暑い条件の中でのレースに。
今大会の出走者数は331名。このうち、自己ベストを更新した選手は32名、シーズンベストを更新した選手は11名となり、記録の更新率は12.99%でした。


それでは、全レースを振り返りましょう!


【ライブ配信(アーカイブ)はこちら!】




【大会の見どころは…?解説の河野匡さん(大塚製薬)コメント】



「序盤の中距離種目では、韓国記録更新を狙う選手がどこまで記録を伸ばせるかに注目。男子5000mBには、つい先日に日本記録を更新した三浦 龍司(SUBARU)が出場。個人的に、13分30秒~35秒で走れれば良いのではと考えている。東京2025世界陸上競技選手権大会(以下、東京2025世界陸上)への出場へ見込みがある選手たちは、日本選手権以上に記録を狙って欲しい。」


【女子800mB】
パク・ヘジン(韓国・浦項市庁)が、2分6秒92で自己ベストを約4秒更新し優勝。河野さんもラスト400mを残すところで、「自己ベストを更新するペースで維持できている」とのこと。2位(日本人トップ)の吉田詩央(埼玉医科大学G)は、2分9秒6とシーズンベストを更新。




【男子800mB】
ハン・テギョン(高陽市庁)が、1分49秒59で自己ベストを更新し優勝。残り400mを53秒で通過する状況には、河野さんもM高史さん(実況)も思わず「速い!」とのリアクション。3位(日本人トップ)の北岸健吾(東京大)は1分51秒00。






【ホクレン「真白」男子10000m競歩】
石田理人((福)八康会)が39分35秒86のシーズンベストで優勝。全9名のうち、唯一の記録更新者となる。パリ2024オリンピック・男子20km競歩日本代表の濱西諒(サンベルクス)は40分00秒17で3位。





【ホクレン「真白」女子10000m競歩】
東京2025世界陸上・女子35km競歩日本代表の梅野倖子(L O C O K)が、46分24秒71のシーズンベストで優勝。記録を更新したのは梅野のみであった。解説の谷井孝行さん(自衛隊体育学校)は、終始「良いペース」との評価。優勝インタビューでは、「白色のライト(45分30秒)を目標にしていたものの届かずに悔しい。東京2025世界陸上にまでしっかり調整したい」との言葉を残す。




【北海道米LOVE 女子800mA】
原華澄(DEEP)が、2分5秒85で自己ベストを更新し優勝。ラスト200m辺りで後続との距離を引き離した。2位の長島結衣(順天堂大)も、2分6秒37と自己ベストを更新した。




【ミルクランド北海道男子800mA】
山鹿快琉(育英大)が、1分46秒25で自己ベストを更新し優勝。第2戦・士別大会で韓国記録を更新したイ・ジェウン(韓国)は、1分46秒51で2位に(自己ベスト更新)。




【ブラインドT11~13 男子5000m】

唐澤剣也(SUBARU)が15分15秒73で優勝。優勝インタビューでは、「暑い中走りきれたことが嬉しい。ガイドランナーの堀越翔人(SUBARU)の引っ張りに助けられた。」と話す。ペースメーカー(以下、PM)は北見大会に引き続き、中田崇志(関東RC)が務めた。






【ブラインドT11~13 女子5000m】
藤井由美子(JBMA)が20分46秒57で、北見大会に引き続き優勝。




【男子5000mD】
廣澤優斗(コニカミノルタ)が13分56秒36で、シーズンベストを更新して優勝。
河野さんの「13分台が期待できる」というコメント通りのタイムに。




【女子5000mC】
ジョ・ハリム(聞慶市庁)が16分11秒61で、自己ベストを更新し優勝。2000m付近でペースをじわじわと上げ、そのまま独走状態でフィニッシュ。3位の村上愛華(東京メトロ)も、16分18秒12で自己ベストを更新した。






【男子5000mC】
鬼塚翔太(MABP)が13分56秒30で優勝。ラスト300m付近で前方を走っていた菊地駿介(NTN)をとらえ、そのままゴールテープを切った。




【女子3000m】
エカラレ・マーガレット(豊田自動織機)が8分54秒48で、自己ベストを更新し優勝。本シリーズ皆勤賞の伊澤菜々花(スターツ)は、8分56秒33で2位(日本人トップ)。またも自己ベストを更新した。4位の森智香子(積水化学)も、9分00秒59で自己ベストを更新。PMはパウリン(ルートインホテルズ)が務め、的確なペースメイクを仕上げる。






【女子5000mB】
田島愛理(順天堂大)が15分47秒75で、自己ベストを更新し優勝。




【男子5000mB】
ステファン・ムチーニ(創価大)が、13分26秒70で優勝。ダイヤモンドリーグ・モナコ大会から直後の参戦となった三浦龍司(SUBARU)は、13分28秒28で2位(日本人トップ)。






【大会の裏側:三浦選手のライブ配信出演の様子】
「今日のテーマは?」というM高史さんの問いに対し、「一旦鍛錬気に入るため、刺激を入れるという意味で参加。疲労感も残っていたため、皆さんが期待していたようなラストスパートには遠いかもしれない。東京2025世界陸上では、皆さんが見ていてワクワクするようなレースを実現できればと思う。」




【ホクレン「スポーツ応援メシ」女子5000mA】
ジェプチルチル(肥後銀行)が15分9秒06で、自己ベストを更新し優勝。日本人トップ(2位)は廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)で、15分29秒07。






【ホクレン「まめぐらし」男子5000mA】
井川龍人(旭化成)が13分23秒13で、自己ベストを更新し優勝。日本選手権・男子5000mの優勝から良好な状態をアピール。3位の荒井七海(Honda)は13分28秒42で、北見大会に引き続き自己ベストを更新。






【男子10000mB】
内田隼太(トヨタ自動車)が28分33秒01で優勝。湿度が84%と厳しい条件下でのレースに。2位の池田勘汰(中国電力)は28分34秒81で、自己ベストを更新。全29名の出場者の中で、唯一の記録更新者となった。






【女子10000m】
カリバ・カロライン(JP日本郵政グループ)が31分2秒70で、自己ベストを更新し優勝。日本人トップ(3位)は加世田梨花(ダイハツ)で、31分42秒92でシーズンベストを更新。東京2025世界陸上・女子マラソン日本代表の安藤友香(しまむら)は32分14秒80で自己ベストを更新。








【PUMA GO-WILD 男子10000mA】
湿度が100%と、男子10000mB実施時よりもさらに厳しいコンディションに。条件が整わない中でも、リチャード・エティーリ(東京国際大)が27分37秒85で優勝。日本人トップ(3位)は、近藤幸太郎(SGH)で28分21秒79。






写真提供:アフロスポーツ


【ホクレンDC2025 特設サイト】

https://www.jaaf.or.jp/distance/




【大会概要】

主催:日本陸上競技連盟
共催:日本実業団陸上競技連合、深川市、士別市、千歳市、北見市、網走市
後援:北海道新聞社、北海道文化放送、読売新聞社
主管:空知陸上競技協会、道北陸上競技協会、道央陸上競技協会、オホーツク陸上競技協会
協賛:ホクレン農業協同組合連合会
特別協賛:プーマジャパン株式会社、NTT西日本株式会社、雪印メグミルク株式会社
協力:韓国実業陸上連盟
運営協力:ディスタンスチャレンジ実行委員会


【ホクレンDC2025大会情報】

https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1948/

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