2025.09.05(金)大会

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2025 大会報告②



◆はじめに
本年も「開催都市の観光促進、地域振興に繋がり、住民に喜ばれるイベントとして中長距離シリーズを開催し、国際競技会で活躍できる中長距離選手の育成・強化を図る」ことをコンセプトとしたホクレン・ディスタンスチャレンジを、関係各位のご協力のもと、5会場で開催することができました。



本年度は6月に深川、士別の2大会、日本選手権を挟んで7月に千歳、北見、網走の3大会の分割しての開催となりました。3年目となる「電子ペーサー」の導入も継続することでき、ペースメーカーとあわせて記録を出すための準備は整えることができました。このように、参加者の皆様に記録を出して笑顔で帰っていただける準備ができるのは、ホクレンファミリーである各企業のご協賛、ご協力のおかげであり、そのホクレンファミリーに新たにNTT西日本株式会社を迎えることができました。
このようにホクレンディスタンスチャレンジシリーズは「する」、「みる」、「ささえる」人たち、大会にかかわるすべての人たちの常に前に向かって新しいことにチャレンジしようとするエネルギーの集約により成り立っています。そこで「する」、「みる」、「ささえる」人の観点から2025年度の取り組みを振り返ってみたいと思います。


◆~「ささえる」人の観点から~

本シリーズは特別協賛のホクレンをはじめ、90社以上の看板スポンサーからなる「ホクレンファミリー」の温かいご支援、ご協力によって成り立っています。ここに感謝いたします。そして新たにNTT西日本株式会社さまのご協力を得ることができました。次年度以降も、引き続きよろしくお願いいたします。



また、本シリーズ開催の意義をご理解いただき、開催にご尽力いただいております開催地自治体および地域陸上競技協会をはじめとする関係者の皆さまに改めてお礼申し上げます。今後も更にスポンサー、開催自治体地域陸協のすべての皆様にとって、ともに創り上げていく価値のある大会にして行くことにチャレンジしていきたいと思います。


(深川大会)


(士別大会)


(千歳大会)


(北見大会)


(網走大会)

また、本シリーズにおいて、その存在無くしては成り立たないと言っても過言ではない延べ34名のペースメーカーの皆さんの献身的な働きにも感謝いたします。電子ペーサーを導入したとはいえ、ペースメーカーの存在が参加選手の安心感につながり、電子ペーサーの効果を最大化していると感じます。その貢献に少しでも応えられるような環境設定を進めていきたいと思います。



そして、参加選手を出来るだけ良い条件で走らせてあげたいという強化スタッフのリクエストに、照明の光量が少ない中、日没後の種目に大きな写真判定ミスも混乱もなく、審判の皆さまには大変ご負担をかけていると思います。審判運営の皆さまとともに創っていく大会ですので、今後も可能な限り審判運営の負担を減らす努力も進めていく必要性を痛感いたしております。


◆~「みる」人の観点から~

本年度も5大会延べ2,170名の方々に現地観戦していただけました。これは昨年の2,060名から100名以上も増えました。また、河野ディレクターとМ高史氏のダブルMCによるLIVE配信も、網走大会の12.4万回を最高に、現時点(8/29)で5大会を通して46万回を越えるアーカイブ視聴数となっています。本年度も第1戦の深川大会は大会翌日に10万回視聴を超えるなど、全国のホクレン・ディスタンスチャレンジファンの方々がLIVE配信を待ち望んでくれていると実感いたしました。
本シリーズにおける「みる人」の関わり方は、現地観戦とLIVE観戦という2本柱で成り立っています。開催地域の人たちには生でトップ選手の走りを見てもらいたい、全国の中長距離ファンの方々にはLIVE配信で北海道での熱い走りを見てもらいたい、この思いを具現化できるような取り組みを地域自治体の皆様、LIVE配信を一手に引き受けていただいているスタッフの皆様の様々なアイディアを吸い上げながら一緒に創り上げていきたいと思います。
本シリーズは「みる人」も「私たちも一緒にホクレン・ディスタンスチャレンジを創っているんだ」という大会です。そのような実感がより得られる機会の提供に向けて、現地から、画面から皆さまの思いが選手に届くような仕掛けにチャレンジしていきたいと思います。






◆~原点回帰~

ホクレン・ディスタンスチャレンジは「する人」、「みる人」、「ささえる人」全員のパワーを集約し、現場の想いを実現していく手作りの大会であり、コロナ禍で初の大会開催、有観客開催、電子ペーサー導入など常に新たなチャレンジを進めていく大会であるという初心に戻る時期に来ているように感じます。する人にとって、みる人にとって、ささえる人にとってすべての満足度を高めていく「チャレンジ」する大会であり続けられるよう、「やれない」ではなく「どうしたらやれるか」という観点で取り組んでいきたいと思います。

来年度のワクワクできるホクレン・ディスタンスチャレンジに向けて、皆様のご理解と変わらぬご声援、ご支援を宜しくお願い致します。



(文:ホクレンDC実行委員会 木路修平/写真:アフロスポーツ)


【ホクレン・ディスタンスチャレンジ2025大会情報】

■特設サイト
https://www.jaaf.or.jp/distance/



■ホクレンDC公式X
https://x.com/hokurendc

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