2025.06.26(木)大会

【ホクレンDC2025】わたしと振り返るホクレン・ディスタンスチャレンジ(赤﨑暁)



6月11日(水)から、第1戦・深川大会(深川市陸上競技場)が開幕した「ホクレン・ディスタンスチャレンジ2025」。

昨年初めて実施した「わたしと振り返るホクレン・ディスタンスチャレンジ(以下、わたしとホクレンDC)」は、掲載から約1年が経った今でも、ピックアップした選手のファンの皆さまをはじめ、多数の好評をいただいております。
そんなラブコールにお応えするべく…今年も「わたしとホクレンDC」2025年大会バージョンを実施いたします!

今回はパリ五輪男子マラソン日本代表の赤﨑暁 選手(九電工)です。
赤﨑選手は、パリ五輪開催年の2024年を除く4年で8レースに出場しました。
今大会は、深川大会・士別大会と連続出場しました。

開催年大会種目
2025士別大会にくのくに北海道 男子5000mA
2025深川大会ホクレン「てんさい糖」男子1500m
2023北見大会男子5000mA
2023網走大会男子5000mA
2022千歳大会男子5000mD
2022網走大会男子10000mB
2021千歳大会男子5000mD
2021北見大会男子5000mB



(今大会の士別大会での様子。写真:アフロスポーツ)


【赤﨑選手によるホクレンDCへの印象とは?】

――ホクレンDCだからこそ味わえる、大会の特徴や魅力をお聞かせください。

赤﨑:「夏の記録会といえば、ホクレンDC」と、選手にもファンの方々からも人気のある大会だと強い印象です。ペーシングライトも導入されたおかげで選手も走りやすいし、見ている側もわかりやすいのでより楽しく観戦できるのが特徴で、レース中のMCによる盛り上げは、面白くて魅力的。レースが平日にもあったりするので観戦しに行くのが難しいが、ライブ配信があるのは嬉しい。レースが終わった後、北海道の美味しい料理を食べるのが一番の楽しみです。


――ありがとうございます。ホクレンDCファミリーからすると、赤﨑選手と言えば2023年大会の印象が大きいようです。第3戦・網走大会と第4戦・北見大会の2戦に出場され、網走大会では男子5000mで自己ベストを、北見大会では1位を記録。短期間にも関わらず好記録を続出させる姿に、大会でのハイライトを色濃く残しました。短い間でも立て続けに好記録を残した背景や、その後のMGC、日本選手権・10000m、パリ五輪に続く流れについて、赤﨑選手自身の分析をお伺いしたいです。

赤﨑:その年の3月中旬から1か月半ほど故障しており、ゼロからの作り上げでした。ただ、今まで休めていなかったため、故障期間がいい休養になりリフレッシュした体で練習に取り組めたのが好記録に繋がったかなと思います。その後、MGCに向けスピード強化をしつつ、距離を増やしていきました。この練習方法がハマったのか、万全の状態で当日を迎えることができ、代表を勝ち取ることができた。パリ五輪は、MGCに向けての練習方法に加えて、坂対策をしながら行った。その中で通過点として日本選手権・10000mで最低限、自己ベスト更新と入賞を目標に取り組んだ。練習消化具合からいくと、27‘30“ぐらいでは走れる練習をしてきたが上手く噛み合わず、物足りない気持ちで終わりました。ただ、結果がよくなかったおかげで、より気を引き締めてパリ五輪に向けた練習にも取り組めた。スピード強化をしながら距離を踏んで坂対策となると、身体への負担も大きく、故障するギリギリラインで練習していたため、途中痛めたりと簡単には進みませんでした。パリ五輪の先頭で戦うためには必要な練習になるので、スタートラインに立つにも簡単なことじゃないんだなと感じました。6位入賞することができたが、直近の練習で培ったものではなく、今までやってきたことの中から最適な練習を行い、いろんな方々にサポートしてもらいながら得た結果なのかなと思いました。


(ホクレンDC2023・網走大会では男子5000mAで自己ベストを更新。写真:アフロスポーツ)


(続く、北見大会では男子5000mAで優勝。2レース連続でガッツポーズ。写真:アフロスポーツ)


【気になる!赤﨑選手のホクレンDC中での過ごし方】

――ここで、ちょっと異なる話題を。ホクレンDCと言えば、特別協賛のホクレン様や各開催自治体の皆さまからのレース優勝プレゼントも、盛りだくさんです。2023年大会で優勝した時のプレゼントは、どのように使いましたか?

赤﨑:優勝プレゼントは親や今までお世話になった方々にお礼の気持ちを込めてプレゼントしました。


(写真:アフロスポーツ)

――連戦中の過ごし方をお聞かせください。

赤﨑:試合と試合の間はあまり羽目を外すことができないので、終わった後に北海道の名産などを食べに行きます。


(第1戦・深川大会の男子1500mが今大会の初戦に。写真:アフロスポーツ)

――前半戦で現地で声援を届けてくださった赤﨑ファンや、後半戦に向けてライブ配信からの応援を予定している赤﨑サポーター向けて、一言お願いいたします!

赤﨑:いつも暖かい応援ありがとうございます。レース中に名前を呼んで応援してくださる皆様にパワーを貰いながら走れていること、すごく嬉しく思います。まだ現地で応援したことがない方々もぜひ北海道の名産も食べて楽しみながら来てみてください。これからも応援よろしくお願いします。


【ホクレンDC2025 特設サイト】

https://www.jaaf.or.jp/distance/




【大会概要】

主催:日本陸上競技連盟
共催:日本実業団陸上競技連合、深川市、士別市、千歳市、北見市、網走市
後援:北海道新聞社、北海道文化放送、読売新聞社
主管:空知陸上競技協会、道北陸上競技協会、道央陸上競技協会、オホーツク陸上競技協会
協賛:ホクレン農業協同組合連合会
特別協賛:プーマジャパン株式会社、西日本電信電話株式会社、雪印メグミルク株式会社
協力:韓国実業陸上連盟
運営協力:ディスタンスチャレンジ実行委員会


【ホクレンDC2025大会情報】

https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1948/

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