陸上経験やレベル、年代などの垣根をなくして、する人、見る人、支える人みんなでリレーを楽しむイベント「みんなでつなごうリレーフェスティバル2024」、通称「リレフェス」が、10月5~6日、第108回日本選手権リレー競技との併催で、今年も東京・国立競技場で行われました。
この週末は、太平洋沿岸に沿って前線が停滞した影響で、1日目は終日雨模様、2日目も厚い雲が空を覆う天候に。しかし、会場には、両日でのべ11,500人の「する人、見る人、支える人=アスレティックファミリー」が集結! その熱気と笑顔で、今年も国立競技場を華やがせました。
【日本選手権リレー】
併催の第108回日本選手権リレーでは、男女ともに4×100mリレーと4×400mリレーの各2種目で、2024年度の日本一が競われました。両種目とも1日目の予選を通過したチームが、2日目の決勝に臨むというタイムテーブル。「トップ・オブ・トップ」を目指して、激しい戦いが繰り広げられました。男子4×100mリレーは早稲田大が11年ぶり22回目の優勝!
(写真:フォート・キシモト)
男子4×100mリレーは、2週間前の日本インカレを学生新記録(38秒45)で制したばかりの早稲田大が、そのときと同じオーダー(大竹春樹・千田杜真寿・関口裕太・井上直紀)で臨んで、39秒11で先着。11年ぶり22回目の日本選手権優勝を果たしました(レース内容および優勝コメント https://www.jaaf.or.jp/news/article/21113/ )。
女子4×100mリレーは青山学院大学が悲願の初優勝!
(写真:フォート・キシモト)
女子4×100mリレーは、1走から倉橋美穂、佐藤葵唯、井上瑞葵、石川優の4選手がバトンを繋いだ青山学院大が、アンカー石川選手がエースの走りを披露して44秒78で逆転フィニッシュ。 悲願の日本選手権初優勝を達成しました(レース内容および優勝コメント https://www.jaaf.or.jp/news/article/21112/ )。
男子マイルは大混戦を制した日本大が選手権を獲得!
(写真:フォート・キシモト)
激しい上位争いが繰り広げられたのは男子4×400mリレー。矢ヶ部亜呂仁・佐竹結月・町田怜央・菊田堅心のオーダーで繋いだ日本大が、残り50mで早稲田大をかわして4分06秒60で4年ぶりに7回目となるタイトルを手に入れました(レース内容および優勝コメント )。なお、このレースでは、予選で高校歴代2位の3分07秒94を出していた社高が、最後まで先頭争いに加わる好走を展開。7位でのフィニッシュとなりましたが、予選に次ぐセカンドベストで、パフォーマンスでは高校歴代3位となる3分08秒23の好タイムをマークしました(レース内容および優勝コメント https://www.jaaf.or.jp/news/article/21115/)。
女子マイルは立命館大、2年ぶり4回目のタイトル!
(写真:フォート・キシモト)
女子4×400mリレーは、2走で先頭に立った園田学園女子大を立命館大(山本亜美・工藤芽衣・瀧野未来・児島柚月)が追う展開となりました。立命館大は、3走の瀧野選手で逆転すると、アンカーの児島選手が逃げきって、3分36秒64でフィニッシュ。2年ぶりに4回目となる日本選手権を獲得しました(レース内容および優勝コメント https://www.jaaf.or.jp/news/article/21114/ )。
非公認種目がバージョンアップ!憧れの「コクリツ」でリレーを走る
年に一度、アスレティックファミリーが一堂に会して、陸上を楽しみ、ともに創り上げていく機会として、日本陸連が2022年に立ち上げたリレフェスも、今年で3回目。東京オリンピックの舞台となった国立競技場は、来年9月に、日本では18年ぶり、東京では実に34年ぶりとなる世界選手権の開催を控えています。今年は、公認の部として、U16都道府県代表4×100mリレー(男女)が行われましたが、非公認の部として設定している、さまざまなタイプの「リレー」種目がさらにバージョンアップ! 1日目・2日目とも、それぞれ10種目、全20種目のリレー(うち2種目は両日ともに実施)が用意され、上限数までの先着順を条件に、15種目で参加者を募り、行われました。
会場でフロアMCを務めたのは、宇佐美菜穂さん、リチャード(中村拓也)さん、こにわさんの3人。昨年に続いての3人態勢です。各レースが終わるごとに行われた出場者への“お立ち台インタビュー”や、スタンドにいる観戦者と電光掲示板越しに、ゼスチャーも交えながら意思疎通を図る光景は、もうすっかりお馴染みのものに。観客を楽しませつつ、細かく組まれたタイムテーブルを、あうんの呼吸で正確に進行していきました。日本選手権リレーの決勝前には、各チームの呼び方や声援を送るタイミングなども指南。非公認種目にひっそりと出場していた元トップアスリートを見つけだして紹介したり、マイク越しに熱い声援も送ったりと、会場を大いに盛り上げました。
◎U16都道府県代表4×100mリレーは、男子は愛知がV! 女子は千葉が連覇
今大会、リレフェスで唯一の公認種目として実施されたのは、都道府県代表チームで競う、U16年代の4×100mリレーです。男子・女子ともに、1日目にタイムレース6組で予選が行われ、記録上位8チームが、2日目の決勝で戦いました。男子は、小島昊大(岡崎東海中)、星野月音(田原東部中)、浮田兆(志段味中)、佐々木悠(冨士中)のオーダーで臨んだ愛知が、41秒14の大会新記録で優勝。この記録は、2008年に樹立された中学記録(41秒26、千葉選抜)を更新する中学新記録でもあります。2位の大阪も大会新記録の41秒26(中学タイ記録)をマーク、3位には東京が大会タイ記録の41秒26で続きました。
女子は、予選で大会新記録となる46秒53をマークしてトップタイムで通過していた千葉が、決勝も予選と同じ横山柚希(柏田中)、石郷岡暖(四街道北中)、西山凛星(八日市場二中)、ハッサンアマール(松戸五中)の走順で出場。46秒48と大会記録を再び更新して圧勝し、2連覇を達成しました。2位は三重で47秒00、3位には石川が47秒05でフィニッシュしています。
◎家族で、職場仲間で、旧友と…。笑顔でつなぐ非公認の部
大会要項の参加資格に、「誰でも参加OK!」と明記されている非公認の部は、今年も、「種目別に別途設定する“やさしい”運営ルール」に沿って実施されました。出場する4人の年齢が、合計200歳以上であることが参加資格となっている「200歳以上リレー」は、「学生時代に陸上部に所属し、国立競技場で走ることを目指した」仲間たちが、再びチームを組んでエントリーするケースが多く見られる種目です。第1回大会から連続で出場しているチームもあれば、「昨年、先輩たちが走っているのを見て、私たちもやってみることにした」と後輩チームが新たに参戦したり、「都合がつかない人が出たから職場の仲間を連れてきちゃった」など、参加者の輪が、どんどん広がっている印象を受けました。もちろん、今年も、現役時代に名を馳せた往年のトップスプリンターたちも多数参加! なかには、「昨日、急きょ走ることになった」と代打(代走?)で出場した人物もいました。
参加者たちは皆、走る前は、「頑張ろう!」「ケガには気をつけよう!」(これ、とても大事です)と、少し緊張した面持ちでトラックに立ちますが、レース後は誰もがホッとした様子で満面の笑顔。仲間同士や他のチームと互いの健闘を称え合ったり、「来年は、もっと練習して…」と興奮した口調で思いを伝え合ったりする光景が随所で見られました。
昨年は2日目のみの実施だった「家族リレー」は、今年は拡大して、1日目・2日目ともに行うタイムテーブルが組まれました。この種目は、メンバーが家族であることが条件ですが、各走者の距離は自由で、伴走もOK! 兄弟姉妹や親子での参加のほか、「お父さん-おじいちゃん-孫」と三世代でバトンをつないだり、義理の兄弟姉妹や甥っ子姪っ子も加わってチームを組んだりと、さまざまな組み合わせでのリレーを楽しんでました。
1日目の家族リレーでは、リオオリンピック男子4×100mリレー銀メダリストで、200mでパリオリンピックにも出場した飯塚翔太選手(ミズノ)の姿も。陸上をやっていた弟2人と姉の息子(甥)でメンバーを組んだ飯塚選手は、直前にバックグラウンドで実施されたU16参加チーム限定トークショーに登壇したあと、すぐにトラックへ駆けつけ、銀メダルを獲得したときと同じ2走を担当。さすがに全力疾走ではありませんでしたが、美しいフォームで観客の目を釘付けにしました。
2日目の家族リレーで注目を集めたのは、長女のいちこ(ユティック)・次女のあいこ(大阪ガス)をはじめとして、長男の大吾、次男の元太もスプリンターの壹岐4きょうだいです。愛猫をプリントしたTシャツをまとって、「いきニャンズ」のチーム名で出場しました。いちこ(3走)・あいこ(4走)の中継で、バトンを落としてしまう痛恨のミスが起きながらも、なんと1着でフィニッシュ。46秒台の好タイムをマークしています。
「走るのはちょっとためらわれる」という人も気軽に参加できることで人気が高い「ウォーキングリレー」では、今年は、我が子とともにベビーカーを押して、バトンをつなぐママさんチームが登場して、注目を集めていました。また、この大会には、毎年、日本が世界に誇る「チーム競歩」の日本代表勢が多数参加して、「世界の歩き」を見せてくれます。今年も、「がんばろう輪島1」「がんばろう輪島2」「E.M.Revolution」の3チームが参加。パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒選手(サンベルクス)が解説を務めるなか、パリ五輪代表の岡田久美子選手(富士通)や髙橋和生選手(ADワークスグループ)のほか、今年、第一線から退いた鈴木雄介さん(男子20km競歩世界記録保持者、2019年ドーハ世界選手権男子50km競歩メダリスト)、高橋英輝さん(男子20km競歩元日本記録保持者、リオ・東京五輪代表、世界選手権5大会代表)、村山裕太郎選手・住所大翔選手(以上、富士通)らが、美しい歩型を披露しました。
ウォーキングリレー終了後は、鈴木雄介さんと高橋英輝さんの引退セレモニーも行われ、池田向希選手(旭化成)、丸尾知司選手(愛知製鋼)、野田明宏選手(自衛隊体育学校)、藤井菜々子選手(エディオン)など、実に錚々たる顔ぶれがチームの枠を越えて集まり、2人をねぎらいました。さらに、レース後には、大会期間中に実施していた能登半島地震の募金活動にも参加。会場内を回って、「競歩にとって特別な地」である輪島市をはじめとする能登地方の復興に役立てるべく、来場者へ協力を呼びかけました( https://www.jaaf.or.jp/news/article/21105/ )。
今回は、募集したアイデアが採用された種目も含め、新たに4つの新種目が加わりました。そのなかでも話題を集めたのは、2日目に行われた「レジェンドに挑戦! あの青春をもう一度リレー」と言えるでしょう。この種目の考案者は、日清食品カップ全国小学生陸上100mで優勝経験を持つ山本慎吾さん。同学年の塚原直貴さん(北京オリンピック4×100mリレー銀メダリスト)、品田直宏さん(男子走幅跳世界ユース選手権金メダリスト)、今井雄紀さん(2002年・2003年インターハイ男子走幅跳チャンピオン)とチームを組んで、「30歳以上の4名」で構成することを条件に、挑戦者15チームを募集して実施したのです。その後、日本の女子スプリントを牽引した北風沙織さん、和田麻希さん、市川華菜さん、高木萌木子さんが女子レジェンドチームとして参加することが発表され、さらに大きく注目されるようになりました。
2組に分かれて行われたレースの1組目で、その「男子レジェンドチーム」に挑戦状をたたきつけたのが、「マスターズレジェンド」の4選手。寺下健治さん(54歳)、水口政人さん(50歳)、赤堀弘晃さん(52歳)とマスターズ界で長く活躍する3選手に加え、北京オリンピック男子4×100mリレー銀メダリストで、9月に追い風参考ながら10秒93(+3.3)の好タイムをマークして注目を集めた52歳の朝原宣治さんがアンカーに入るオーダーでエントリー。今年8月に世界マスターズ選手権(スウェーデン・イエテボリ)で、水口さんと赤堀さんが2・3走に入って金メダルを獲得した際に樹立したM50(50~54歳のクラス)世界記録44秒08を上回ることを狙って出場しました。レースは、男子レジェンドチームの3走・今井さんが肉離れをするアクシデントに見舞われてしまったなか、マスターズレジェンドは圧巻の走りを披露。非公認ではあるものの43秒58の好記録をマークしました。
しかし、「男子レジェンドチーム」も負けてはいません。なんと5分も空けずに行われた2組目にも出場。3走には、今年36歳で10秒20の自己新記録をマークし、今も現役スプリンターとして活躍する草野誓也選手が急きょ代役を務め、トップでのフィニッシュは叶わなかったものの、44秒58(2着)で2本目を終えたのです。2組目には、女子レジェンドチームも笑顔でバトンをつなぎ、55秒39・8着でフィニッシュしています。
レース後、考案者の山本さんは、「大人がこうやって短距離を楽しんでいるのを見られたらと思って考えた企画。ぜひ、短距離を長く続けてほしい」と場内に向けて、思いを伝えていました。
アイデア採用種目として新たに加わった「推し対抗リレー」や「でかパンツリレー」は、昨年から実施されている「電車になって走ろうリレー」や「仮装リレー」などとともに、いわゆる“変わりダネ”種目として注目を集めました。また、「陸上競技の経験があり、4×100mリレーを60秒以内にフィニッシュできるチームが申込の目安」という設定で実施され、総合タイム1位になると「黄金バトン」が贈られる新種目「全力チャレンジリレー」には、49チームが参加。最終6組目で42秒33の好タイムをマークした「職違い」チームに黄金バトンが授与されました。
さらに、公募外種目として実施された「競技団体対抗リレー」「スポンサー対抗リレー」「ゆるキャラリレー」の3種目でも好勝負・迷勝負(?)が展開。3チームに分かれて実施された「ゆるキャラリレー」では、レース外バトルなども繰り広げられるなど、今年も、大きな見せ場をつくりました。
“ちょっと大人の世界へようこそ”と銘打ち、日の落ちた国立競技場でマイルリレーに挑戦する「Night of the mile」では、1・2日目ともに参加上限を大きく増やして開催。両日とも1組20チーム前後で競うレースが3組行われ、多くの参加者たちが、レース後、いわゆる“ケツワレ”を苦しむ(楽しむ?)時間を過ごしていました。
◎トップアスリートによる豪華企画!
(写真:アフロスポーツ)
この大会は、今現在、日本を代表して世界で戦っている多くのトップアスリートたちが、さまざまな形で協力していることも、大きな特徴といえるでしょう。
来年9月に、この国立競技場で、1991年の第3回大会以来、34年ぶりに行われる世界選手権東京大会開幕1年前イベントとして実施された「東京2025世界陸上ドリームリレー」では、同大会のアスリートアンバサダー就任が発表されたばかりの北口榛花選手(JAL、女子やり投、ダイヤモンドアスリート修了生)、サニブラウンアブデルハキーム選手(東レ、男子短距離、ダイヤモンドアスリート修了生)、田中希実選手(New Balance、女子中長距離)、橋岡優輝選手(富士通、男子走幅跳、ダイヤモンドアスリート修了生)が「アスリートアンバサダーチーム」として出場。さらに過去の世界選手権で実績を残している川端魁人(中京大クラブ、男子短距離)、栁田大輝(東洋大、男子短距離、ダイヤモンドアスリート)、白石黄良々(セレスポ、男子短距離)、岡田久美子(富士通、女子競歩)の4選手が「歴代日本代表チーム」として参加し、小学生と中学生の各選抜チームとリレーで競うドリームレースが実現しました(このドリームリレーの模様は、https://www.jaaf.or.jp/news/article/21121/ をご覧下さい)。
また、U16リレー参加チーム限定で、実施された日本代表トークショーには、パリオリンピックに出場した飯塚翔太選手(200m)、川端魁人選手(4×400mリレー)、栁田大輝選手(4×100mリレー)がゲストとして登壇。3人は、まさに「良き兄貴分」という感じで、U16年代のアスリートたちからの質問に答えてくれました(このトークショーの模様は、https://www.jaaf.or.jp/news/article/21123/ をご参照ください)。
このほか、2日間とも昼の部と夜の部の2回、アスリート交流の時間を設定。飯塚選手、川端選手、栁田選手、岡田選手に加えて、坂井隆一郎選手(男子短距離、大阪ガス)、村竹ラシッド選手(男子110mハードル、JAL)、豊田兼選手(男子400mハードル、慶應大)といったパリオリンピックに出場した豪華な顔ぶれがサインや記念撮影に協力。ファンとの時間を楽しんでいました。
◎リレー以外でも楽しめる時間を!
会場では、来場者が「リレー」以外でも楽しめるよう、国立競技場の内外に、さまざまな特設ブースやイベントも実施されました。スタジアム入場口前のにぎわい広場には、今年もスポンサー各社のブースが設営されたほか、キッチンカーが出店。2日目には、渋谷区千駄ヶ谷大通り商店街による縁日ブースが設けられ、スーパーボールすくいや射的などが行われました。また、陸連主催大会で人気の「キッズデカスロンチャレンジ」のコーナーも設営。競技の合間に家族で訪れて、親子で一緒に楽しむ姿が見られました。さまざまなブースや国立競技場を楽しんでもらうべく、場内の各所に今年もフォトスポットを設置し、これらの場所をスタンプラリーで巡ってもらうイベントは、今年は、順天堂大学スポーツ健康科学部とのコラボレーションで、会場内に9つのポイントに設けた「陸上競技を楽しむ上で知っておきたい豆知識クイズ」を解きながら、スタンプを集めていく方法にバージョンアップされました。6つ以上のスタンプを集めると抽選に参加することができ、当選者には、トップアスリートのトレーディングカードやオリジナルクリアファイルなどがプレゼントされました。
また、順天堂大学とのコラボ企画では、スポーツ医学研究室が、エコーで筋の厚さ測定する体験コーナーも。例年同様に、東京スポーツ・レクリエーション専門学校と東京メディカル・スポーツ専門学校の皆さんによるトレーナーステーションや、使っていないシューズやウエアを持ち寄ってReduce(リデュース:ごみを削減)、Reuse(リユース:再使用)、Recycle(リサイクル:資源化)する「3R(スリーアール)のバトンプロジェクト」のブース、歴代の世界大会でメダルを獲得したレースで日本代表チームを使用したバトンの展示コーナーも人気を集めていました。
「する人」「見る人」の楽しい時間を、さまざまな形でサポートしたのが「支える人」たちです。大会は今年も、東京陸上競技協会所属の競技役員と公募で集まったボランティアによるリレフェスボランティアチームによって運営されました。特に今年は、1日目が終日雨となるなかでの開催となりましたが、スタッフの方々は会場の至るところで来場者を笑顔でもてなし、本大会のテーマとして掲げている『「笑顔」が生まれる。「笑顔」でつながる。』姿を示してくださいました。
日本陸連では、大会が終了したあとも、参加した方々が撮影したリレフェスの思い出を募集する「リレフェスSNSフォトキャンペーン」を実施。リレフェス2日間の写真や動画はもちろん、リレフェスに向けた事前練習やリレフェス後の打ち上げなどの写真・動画などを、10月31日まで募集し、抽選でスペシャルゲストのサイングッズやリレフェスオリジナルグッズなどをプレゼントする企画を行っています。皆さんの楽しい思い出の瞬間を、ぜひ、ご紹介ください(https://www.jaaf.or.jp/news/article/21064/ )。
文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
【みんなでつなごうリレーフェスティバル2024 概要】
■開催日 :2024年10月5日(土)・6日(日)
■開催地 :国立競技場
■同時開催:第108回日本陸上競技選手権大会・リレー競技
■特設サイト:https://www.jaaf.or.jp/relayfes/
- 普及・育成・強化
- みんなでつなごうリレーフェスティバル2024(リレフェス)/第108回日本陸上競技選手権大会・リレー競技
- 飯塚翔太
- サニブラウンアブデルハキーム
- 白石黄良々
- 川端魁人
- 坂井隆一郎
- 栁田大輝
- 田中希実
- 村竹ラシッド
- 豊田兼
- 山本亜美
- 橋岡優輝
- 北口榛花
- 高橋英輝
- 鈴木雄介
- 丸尾知司
- 池田向希
- 野田明宏
- 住所大翔
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- 藤井菜々子
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- レポート
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