【男子走幅跳】
橋岡優輝(富士通・東 京)※ダイヤモンドアスリート修了生
優勝
7m95(+2.4)=パリオリンピック代表内定
とりあえず、今回は、(パリオリンピック代表の)内定が決まったことだけが良かったことかなと思うような内容だった。
今日の試合で悪かったのは全部。全部としか言いようのない内容だった。(大会前にトレーニングをしていた)イタリアで、ケガまではいかなかったが、身体のバランスが崩れて、うまく練習が積めていなかった面はあったので、そこを引きずってしまったのが要因かなと思うが、それにしても引きずりすぎてしまったという感じである。
とにかく前半があまりに良くなさすぎた。足も遅くて、「走れていないな。ジョグしてるな」というくらいの感覚で、今の僕から考えたら別人のような跳躍になってしまった。なんとなく「やっと身体が反応してきてくれた」という状態になったのは、後半に入ってから。ただ、そのぶん走れたので、今度は助走距離が全然合わなくなってしまい、(4・5回目の試技は7m)50台、60台が続いてしまった。そのあたりの記録はあまり気にしていなくて、「とりあえず6本目に向けて良い修正ができれば」という思いで臨み、「最低限の最低限」くらいの助走がようやく6本目にできたという内容だった。
「これからの1カ月は、忙しくなるな、かなりしっかりやらないといけないな」という感じ。ここからどれだけ納得できるような練習をして、1カ月後の本戦(パリオリンピック)を迎えられるかというところが勝負だと思う。これからの1カ月は、ちょっと意識を変えて、やりきろうと思っている。
2024/6/29 JAAFメディアチーム
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#運命をかけた決戦