2023.05.18(木)選手

【セイコーGGP】“記録的視点”注目ポイント!<男子100m・400m・3000m・110mハードル・400mハードル・3000m障害物>

5月21日(日)、日産スタジアムを舞台とする「セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜」の開催がいよいよ迫ってきました。

各種目、国内から多くのトップ選手の出場が決まっていますが、今年は、海外からのトップ選手も昨年以上に多く、前大会を上回るハイレベルな争いが期待できそうです。

そんなハイレベルな争いから好記録の誕生も予想されます。
世界に挑む日本選手による“日本新記録”の誕生も大いに期待ですが、好記録はそれだけではありません。

注目選手を紹介するとともに、‟記録的視点“による注目ポイントを紹介します。
併せて、各種目、世界記録・日本記録を始め、各カテゴリーの主な記録をまとめて紹介しています。競技観戦のお供として活用してください!



男子100m

(1)世界王者フレッド・カーリー(アメリカ)、9秒台で100m今季初戦を飾るか!




(2)復調・好調の桐生祥秀(日本生命)、自身2度目の9秒台へチャレンジ!




(3)坂井隆一郎(大阪ガス)、日本人史上5人目の9秒台なるか!




(4)栁田大輝(東洋大学)・井上直紀(早稲田大学)、学生史上6人目の10秒0台突入へ!




(5)オーストラリア記録(9秒93)の更新にも期待!



■男子100m主な記録(2023年5月14日現在)

世界記録9秒58
アジア記録9秒83
日本記録9秒95
学生記録9秒98
大会記録9秒91
今季世界最高記録9秒84
今季アジア最高記録10秒03
今季日本最高記録10秒03
今季学生最高記録10秒19
国内でマークされた最高記録9秒80
5月にマークされた世界最高記録9秒72
5月にマークされた日本最高記録9秒99

日本歴代5傑

9秒95山縣亮太(2021)
9秒97サニブラウンアブデルハキーム(2019)
9秒98桐生祥秀(2017)
9秒98小池祐貴(2019)
10秒00伊東浩司(1998)

学生歴代5傑

9秒98桐生祥秀(2017)
10秒05末續慎吾(2002)
10秒07江里口匡史(2009)
10秒07山縣亮太(2012)
10秒07多田修平(2017)




男子400m

(1)ダブル佐藤(拳太郎風雅)に日本人32年ぶりの44秒台を期待!




(2)23年ぶりの学生記録(45秒03)更新へ、中島佑気ジョセフ(東洋大学)が挑む!




(3)今泉堅貴(筑波大学)、自身が今年塗り替えた記録をさらに伸ばす筑波大記録(45秒65)がターゲット!




(4)ジョアン・コエリョ(ポルトガル)はポルトガル記録(45秒14)更新に挑戦!



■男子400m主な記録(2023年5月14日現在)

世界記録43秒03
アジア記録43秒93
日本記録44秒78
学生記録45秒03
大会記録44秒02
今季世界最高記録43秒91
今季アジア最高記録45秒31
今季日本最高記録45秒31
今季学生最高記録45秒39
国内でマークされた最高記録43秒45
5月にマークされた世界最高記録43秒60
5月にマークされた日本最高記録45秒09


日本歴代5傑

44秒78高野進(1991)
45秒03山村貴彦(2000)
45秒05小坂田淳(2000)
45秒13ウォルシュジュリアン(2019)
45秒16金丸祐三(2009)


学生歴代5傑

45秒03山村貴彦(2000)
45秒16金丸祐三(2009)
45秒18山口有希(2003)
45秒35ウォルシュジュリアン(2016)
45秒39中島佑気ジョセフ(2023)



男子3000m

(1)遠藤日向(住友電工)、塩尻和也(富士通)らが日本記録(7分40秒09)に迫るか!





(2)国内でマークされた最高記録(7分46秒79)や大会記録(7分51秒99)の更新は必至!



■男子3000m主な記録(2023年5月14日現在)

世界記録7分20秒67
アジア記録7分30秒76
日本記録7分40秒09
学生記録7分46秒79
大会記録7分51秒99
今季世界最高記録7分26秒18
今季アジア最高記録7分50秒91
今季日本最高記録7分48秒56
今季学生最高記録7分55秒70
国内でマークされた最高記録7分46秒79
5月にマークされた世界最高記録7分26秒18
5月にマークされた日本最高記録7分41秒87


日本歴代5傑

7分40秒09大迫傑(2014)
7分41秒87高岡寿成(1999)
7分44秒63佐藤悠基(2010)
7分47秒98三浦龍司(2022)
7分48秒50荒井七海(2022)


学生歴代5傑

7分46秒79ジョセファト・ムチリ・ダビリ(2004)
7分47秒98三浦龍司(2022)
7分49秒76手嶋杏丞(2021)
7分53秒2竹澤健介(2007)
7分54秒0中村孝生(1979)



男子110mハードル

(1)今季アジア最高(13秒25)の泉谷駿介(住友電工)。さらなる記録の更新へ!




(2)高山峻野(ゼンリン)は自身2度目の13秒1台をマークできるか!




(3)石川周平(富士通)は自身初の13秒2台、石田トーマス東(勝浦ゴルフ倶楽部)は自身初の13秒3台へチャレンジ!




(4)陳奎儒(チャイニーズ・タイペイ)は自身の台湾記録(13秒34)の更新なるか!





■男子110mハードル主な記録(2023年5月14日現在)

世界記録12秒80
アジア記録12秒88
日本記録13秒06
学生記録13秒06
大会記録13秒06
今季世界最高記録13秒03
今季アジア最高記録13秒25
今季日本最高記録13秒25
今季学生最高記録13秒25
国内でマークされた最高記録12秒95
5月にマークされた世界最高記録12秒95
5月にマークされた日本最高記録13秒25


日本歴代5傑

13秒06泉谷駿介(2021)
13秒10高山峻野(2022)
13秒16金井大旺(2021)
13秒25村竹ラシッド(2023)
13秒37石川周平(2021)


学生歴代5傑

13秒06泉谷駿介(2021)
13秒25村竹ラシッド(2023)
13秒44豊田兼(2022)
13秒45石田トーマス東(2019)
13秒45横地大雅(2021)




男子400mハードル

(1)黒川和樹(法政大学)が今シーズンアジア初の48秒台へ!




(2)好調・児玉悠作(ノジマ)が自身初の48秒台へチャレンジ!



(3)中井脩太(大東文化大学)、豊田兼(慶応義塾大学)はそれぞれ自身の大学記録(49秒54、49秒76)更新に挑む!

 

(4)33歳・岸本鷹幸(富士通)は33歳以上日本記録(49秒89・為末大)を上回れるか!






■男子400mハードル主な記録(2023年5月14日現在)

世界記録45秒94
アジア記録46秒98
日本記録47秒89
学生記録47秒89
大会記録47秒60
今季世界最高記録47秒74
今季アジア最高記録49秒01
今季日本最高記録49秒01
今季学生最高記録49秒06
国内でマークされた最高記録45秒94
5月にマークされた世界最高記録47秒13
5月にマークされた日本最高記録47秒93


日本歴代5傑

47秒89為末大(2001)
47秒93成迫健児(2006)
48秒26山崎一彦(1999)
48秒34苅部俊二(1997)
48秒41岸本鷹幸(2012)



学生歴代5傑

47秒89為末大(2001)
47秒93成迫健児(2006)
48秒41岸本鷹幸(2012)
48秒65千葉佳裕(2001)
48秒68齋藤嘉彦(1993)



男子3000m障害物

(1)今季世界最高(8分17秒62)を上回れるか、三浦龍司(順天堂大学)!



(2)青木涼真(Honda)は日本人5人目の8分20秒切りまであと0.1秒!



(3)潰滝大記(富士通)、楠康成(阿見AC)は8分25秒の壁を越えられるか!



(4)菖蒲敦司(早稲田大学)が8分30秒を切れば、日本人学生史上7人目!



(5)黒田朝日(青山学院大学)はU20史上2人目の8分30秒切りなるか!



■男子3000m障害物主な記録(2023年5月14日現在)

世界記録7分53秒63
アジア記録7分53秒63
日本記録8分09秒92
学生記録8分09秒92
大会記録8分15秒26
今季世界最高記録8分17秒62
今季アジア最高記録8分33秒63
今季日本最高記録8分35秒60
今季学生最高記録8分36秒09
国内でマークされた最高記録8分08秒90
5月にマークされた世界最高記録7分54秒31
5月にマークされた日本最高記録8分17秒46


日本歴代5傑

8秒09秒92三浦龍司(2021)
8秒18秒93岩水嘉孝(2003)
8秒19秒52新宅雅也(1980)
8秒19秒96山口浩勢(2021)
8秒20秒09青木涼真(2022)


学生歴代5傑

8分09秒92三浦龍司(2021)
8分25秒8新宅雅也(1979)
8分26秒77岩水嘉孝(2001)
8分27秒80小原響(2021)
8分28秒67D.ジェンガ(1996)



TEXT:JAAFメディアチーム

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