【オレゴン世界選手権 DAY9】激闘の10日間を振り返る！～男子マイルリレーが19年ぶり決勝進出！女子100ｍハードルは福部・青木が揃って準決勝へ！～：日本陸上競技連盟公式サイト

2022.08.19（金）大会

【オレゴン世界選手権 DAY9】激闘の10日間を振り返る！～男子マイルリレーが19年ぶり決勝進出！女子100ｍハードルは福部・青木が揃って準決勝へ！～

2022年7月15日（金）から24日（日）までの10日間、アメリカ・オレゴン州ユージーンで開催された「オレゴン2022世界選手権」。総勢68名ものエントリーがかなったチームジャパンは、陸上競技全種目が実施される世界大会としては、2019年ドーハ選手権以来、3年ぶりの渡航を伴う遠征に臨み、東京2020オリンピックでは叶わなかった有観客のスタジアムで、熱い戦いを繰り広げた。

ここでは、その激闘の10日間をプレイバックしていこう。

【DAY9】7月23日（土）

大会9日目のこの日は、午前と午後ともにヘイワードフィールドで競技が行われた。

日本勢はモーニングセッションで女子100ｍハードルと女子走幅跳の各予選に出場。女子100ｍハードルでは、予選5組に入った福部真子（日本建設工業）が世界選手権では日本女子初の12秒台となる12秒96（＋0.5）をマークして4着でフィニッシュ。また、6組目に出場した青木益未（七十七銀行）も福部に次ぎ世界選手権では歴代2番目となる13秒12（－0.4）をマークして5 着となり、ともにプラスでの準決勝進出を果たした。

女子走幅跳予選には秦澄美鈴（シバタ工業）が出場。1回目がファウルとなったことが影響して、その後、大きく記録を伸ばすことができず、2回目の6ｍ39（＋0.4）が最高記録にとどまった。

イブニングセッションでは、決勝種目に先駆けて男女4×400ｍリレー予選が行われ、日本が男子の1組目に出場。佐藤風雅（那須環境）、川端魁人（中京大クラブ）、ウォルシュジュリアン（富士通）、中島佑気ジョセフ（東洋大学）のオーダーで臨んだ日本は、激しい3着争いを制して、トップのアメリカに続いて3分01秒53で2着となり、2003年パリ大会以来となる決勝進出を確定させた。

その後、行われた6種目の決勝のうち、日本勢は女子5000ｍと男子やり投の2種目に出場。女子5000ｍでは、ここまで1500ｍ予選、同準決勝、5000ｍ予選、800ｍ予選とレースを消化してきた田中希実（豊田自動織機）が、5本目にして今大会最後となるレースに挑んだ。驚くほどスローな入りとなったなか、田中は序盤を3～4番手で、その後は入賞が狙える位置でレースを進めていったが、ペースが上がって先頭争いが絞られていくうちに次第に順位を下げ、15分19秒35・12位でのフィニッシュとなった。

男子やり投決勝に臨んだディーン元気（ミズノ）は、3 回目に80ｍ69をマークし、前半の試技を終了した時点で9位が確定。トップエイト進出は果たせなかったものの、シニアの世界大会における最高成績（2012年ロンドンオリンピック10位）を上回った。

文：児玉育美（JAAFメディアチーム）
写真提供：アフロスポーツ

DAY9 競技結果

種目	氏名　結果
女子100ｍハードル予選	福部真子（日本建設工業）　5組4着　12秒96（＋0.5）　＝準決勝進出青木益未（七十七銀行）　6組5着　13秒12（－0.4）　＝準決勝進出
女子走幅跳予選	秦　澄美鈴（シバタ工業）　B組11位　6ｍ39（＋0.4）
男子4×400ｍリレー予選	日本（佐藤風雅、川端魁人、ウォルシュジュリアン、中島佑気ジョセフ）　1組２着　3分01秒53 ＝決勝進出
女子5000ｍ決勝	田中希実（豊田自動織機）　12位　15分19秒35
男子やり投決勝	ディーン元気（ミズノ）　9位　80ｍ69

▶結果一覧はこちら

DAY9 出場選手コメント

【モーニングセッション】
▼【オレゴン世界選手権】9日目モーニングセッションコメント：女子100mハードル福部、青木が予選突破！最終日の準決勝の舞台へ！
https://www.jaaf.or.jp/wch/oregon2022/news/article/16953/

【イブニングセッション】
▼【オレゴン世界選手権】9日目イブニングセッションコメント：男子4×400mリレー・19年ぶりの決勝進出を果たす！
https://www.jaaf.or.jp/wch/oregon2022/news/article/16962/

記録と数字で楽しむ「オレゴン世界選手権」

▼女子100mハードル準決勝で日本新をマークすれば、もしかして……
▼女子走幅跳 10大会ぶり史上２人目のファイナリストへ秦が跳ぶ
▼男子４×400mリレー９大会ぶりの入賞と「２分台」がターゲット

日本陸連公式Twitterチームカメラ～選手たちの様子をお届け～

【#世界陸上】
／
DAY9✨女子走幅跳予選　
このあと4:00～
🎥ライブ配信⇒https://t.co/88PhjL7hTc
🇯🇵#秦澄美鈴（シバタ工業）
＼

笑顔でコールに向かいます👍
いってきます🙋‍♀️

応援よろしくお願いします📣🇯🇵

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— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) July 23, 2022

【#世界陸上】
／
女子100ｍハードルは、🇯🇵#福部真子選手（日本建設工業）🇯🇵#青木益未選手（七十七銀行）揃って準決勝進出です🙌🙌🙌
＼

準決勝は明日25日 9:10🎉

応援よろしくお願いします📣🇯🇵

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— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) July 23, 2022

【#世界陸上】
／
記念撮影させてもらいました📸 ✌
胸にバッジをつけた警察犬🐶🥰
＼

女子100ｍハードル準決勝は明日25日 9:10です🎉
🇯🇵#福部真子（日本建設工業）
🇯🇵#青木益未（七十七銀行）

応援よろしくお願いします📣🇯🇵

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— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) July 23, 2022

【#世界陸上】
／
DAY9✨男子4×400mリレー予選
このあと9:40〜
📺https://t.co/eRxHmxnhKp
＼

ウォーミングアップ‼️
まずは個人で体を動かします🏃
写真は👇#佐藤風雅(那須環境)#川端魁人(中京大クラブ)#ウォルシュジュリアン(富士通)#中島佑気ジョセフ(東洋大学)

応援よろしくお願いします📣 pic.twitter.com/M9cnznoW8x
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) July 23, 2022

【#世界陸上】
／
男子やり投決勝#ディーン元気選手(ミズノ)
決戦の舞台へ出発🔥
＼

チームジャパンも拍手で見送ります👏
男子やり投はこのあと10:35〜
応援よろしくお願いいたします📣#WCHOregon22 https://t.co/lxxJ7Nvj7C pic.twitter.com/Vt9ScoGFGF
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) July 24, 2022