女子 100m 優勝 11秒62(-1.9)
兒玉芽生(福岡大・大分)
まずは2連覇できたことにはホッとしているが、タイムを見たときに全然世界では戦えない11秒6というタイムになってしまったので、悔しさのほうを大きく感じている。(準決勝後、課題に挙げていた)スタートの部分については改善できたのだが、そこ以降で周りと競ったときに力んでしまった。準決勝同様、加速の部分が満足のいく形ではなかったように思う。
接戦のなかで勝ちきれたことは、少しは今後に繋がったかなと思うのだが、内容としてはすごく力んだレースになってしまったので、ちょっと悔いが残る。
(世界リレーで女子4×100mRの五輪出場権を獲得したわけだが)女子のリレーは、プロジェクトを立ち上げて、ずっと(強化を)やってきて勝ち取った出場権でもある。それを無駄にすることのないよう、しっかりと集中して、自分のやれることを最大限発揮できるような準備をしていきたい。まずは、日本記録を、100m・200m(11秒21・22秒88)ともに更新できるようにしたいなと思っている。
明日は200mに出場する。去年は悔しいレースになってしまった(2位)ので、前半からしっかりと加速して、優勝できるよう頑張りたい。
2021/6/25 JAAFメディアチーム
■第105回日本陸上競技選手権大会
開催日:2021年6月24日(木)~6月27日(日)会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
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