女子1500m 1位 4分17秒43
髙松智美ムセンビ選手(名城大・大阪)
予選のときは緊張して、うまく走れていなかったので、優勝できて嬉しい。決勝は、前に行かずに後ろからレースの様子を見守って、もし余裕があったらスパートをかけようと思っていた。混戦で「“出遅れた”と思ったらダメだ」と思ったので、後ろについても不安だと思わないようにして、しっかり冷静に走った。ラスト1周でも気持ちに余裕があったので、同級生の有菜さん(和田有菜、名城大)が前に行ったときに、置いて行かれないよう自分もしっかりついていった。
(いつもだと)ラストはストライドが大きくなってしまうのだが、我慢すれば絶対に前に追いつけると思って、自分を信じて走った。優勝できるとは考えていなかったが、でも、自分にもチャンスはあると思っていた。最後まであきらめないでよかった。
次のレースは7月のU-20世界選手権。出場種目は5000mと、長い距離になるのだが、そこでもラストスパートでキレのある走りができるようにしていきたい。トラックで大きな世界大会に出るのは初めて。クロスカントリー(※2017年世界クロスカントリー選手権に出場)とはまた違った雰囲気があると思う。今日のように動じないで落ち着いて走れるようにしたい。
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■第102回日本陸上競技選手権大会
開催日:2018年6月22日(金)~24日(日)
会場:山口・維新百年記念公園陸上競技場
第102回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
http://www.jaaf.or.jp/jch/102/