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2026.09.26(土)選手

【愛知・名古屋2026アジア競技大会】選手コメント/DAY3(9/25)イブニングセッション/諸田実咲が女子棒高跳で金メダル!日本新!ほか




男子10000m・決勝



吉居大和(トヨタ自動車)

5位 29分06秒64

こういう舞台で走らせていただいたことはすごく光栄だし、たくさんの方の応援があって、すごく嬉しい気持ちで走ることができた。ただ、結果としては、満足のいくものではなく、皆さんの前でいい走りをすることができず、今は非常に残念というか、申し訳ない気持ちがある。
(序盤から先頭に立つ展開となったが)ペースが1000m3分以上かかるペースになってしまい、さすがにその遅いペースで走るのが嫌だったので、ある程度のペースで行こうと思って前に出た。しかし、ちょっと中途半端なレースになってしまったなと思う。
残り4周のところで先頭から離される形となったが、実は、その前の段階で一気に(ペースが)上がるなど、けっこうな上げ下げがあった。序盤で前に出てレースをしたことが響いたのか、そうした上げ下げで削られて、ラスト4周のペースアップには全く対応できなかった。最近はタイムが出ていても、なかなか勝負の舞台で勝てていないところが、自分の今の課題であっただけに、今回のような着順を取る必要のあるレースのなかで、そこにレベルの差を感じた。もっとやらないといけないことや狙ったところをしっかり練習していかないと、国内でもそうだが、タイムより順位を求めるこの大会のようなレースでは勝負できないし、代表になったところで戦えないなと感じている。
今はレースが終わったばかりで、「なんでこんなに走れないんだろう」という目線でしか、自分を見ることができていないので、このままでは、もう一度こういう代表に選んでもらえるような結果は残していけないなと感じている。今回のレースは、時間をかけて細かく準備してきた。これからそこを一つ一つしっかり見直して、何が足りなかったのかを考えていきたい。


男子ハンマー投・決勝



福田翔大(住友電工)

2位 71m78

メダルを取れたことはすごく嬉しくて、でも、記録の面でなかなか…71mというのは自分のなかではずごい不完全燃焼の練習で投げるような記録だったので、そのことに対してちょっと落ち込んでいた。しかし、終わってから、カメラマンの方とか、観客の方とかが「おめでとう」と言ってくれて、そのおかげで、銀メダルを取ったことに自信を持つことができ、今はポジティブな気持ちでここにいることができている。
今年はずっと感覚が悪い状態が続いていて、アジア大会までの練習でも70mを越えることができないことが続き、少し不安な思いも持って臨んでいた。そんななかで入りの1回目が69m09。自分のなかでは「練習に比べたらいいか」という気持ちだった。
あとは、ターンでいつの間にかスピード感を落としてしまう傾向があったので、後半の3投は切り替えて、考えることを減らして、思いきりスピードを上げていこうという気持ちで臨んだ。感覚の悪さというのは、スピードに乗っていかないような感じ。おそらくフォームを気にしすぎて、練習のなかでスピードを上げて神経系を起こしていくような練習が全然できていなかったことも要因になっているかもしれない。いくらフォームをきれいにしても、地面から伝わる力とか速くないと意味がない。そういうスピード感とか、あとは欲が出て(ハンマーを)振りすぎる部分があったので、そうした部分を後半は切り替えるようにしたのだが、まだ課題が残っている。海外へ行ったときに、ずっと速いスピード感の練習をしていて、去年、出したベスト記録のときも速いターンができていた。今後はそれを取り戻していきたいなと思っている。




中川達斗(山陽特殊製鋼)

4位 71m48

悔しい、もうそれだけである。
動きも悪かったが、途中で脚がつったりもして、そうしたコンディションの調整が全然うまくいかなかった。脚がつってしまったのは後半の5・6投目。4投目に71m78が出て、そこからさらに前半の修正をかけていこうというときにつってしまい、後半は思うように動くことができなかった。
この数年で、ある程度、一定の記録水準は高くなってきているのだが、やはりこういう大会で72~73mを安定して投げるような選手にならないと、という思いがある。来シーズンにはアジア選手権が開催される。そこでしっかり投げてアジアで優勝できるような実力をつけるために、今年の冬期練習をまた頑張っていきたい。
日本で開催されたことに加えて、ここまでアジアの大会を何度か経験してきたことで(出場メンバーが)いつもの顔ぶれとなり、試合の雰囲気もなかなか良かった。アジアの選手も勝負強いので、そのなかで自分が向かっていければよかったのだが、これからそういう経験をもっとしていって、勝っていけるような選手になりたい。


女子100m・決勝



御家瀬緑(住友電工)

4位 11秒43(-0.4)

メダル獲得を目指していたので、すごく悔しい結果。(11秒43で着順通過した)準決勝では力みがあったので、決勝はそのあたりをしっかりリラックスして臨みたいなと思っていた。しかし、結果的にタイムは変わらなかったので、今は「もう少しできることがあったな」と思っている。
レース中は、前に3人か4人いるような感覚はしていたので、4位だということはゴールした瞬間にはわかっていた。決勝は、前半を楽にいくことに集中したのだが、そこからトップスピードへの切り替えのところで、その“楽さ”を残したままトップスピードに入ってしまったので、そこで逆に力みが若干足りなくなってしまったのかなと思う。
今回は、11秒4台で4位という、「まあ、まあ」みたいな結果だったが、本当にこれを機に女子短距離界を盛り上げていけるよう、これからもしっかり上げていきたいし、この悔しさをバネに、来年からも頑張っていきたいと思った。
この大会では11秒2台を出さないと、メダルは届かないと思っていたのだが、決勝は、その意識がちょっと…、もっと“がむしゃら感”が必要で、少しリラックスしすぎてしまったのかなとも思うが、でも、今できるベストは尽くせたと思う。このあとには、4×100mリレーもある。4×100mリレーでは優勝を目指して、しっかり準備していきたい。


女子棒高跳・決勝



諸田実咲(アットホーム)

1位 4m55 =日本新記録

今シーズンの1番の目標にしていたアジア大会での優勝を達成できて、嬉しい気持ちでいっぱい。
今日は、4m00から(試技を)スタートしたのだが、最初はあまり動きが良くなかった。だんだん修正していくなかで、どんどん良くなっていって、それがちゃんと記録につながっていったことが良かったなと思う。
修正したのは助走の部分。最後の踏み切りで、どうしても後傾してしまい、うまくポールに力を加えられないことが続いてしまっていた。助走で足をしっかり身体の真下に降ろすことを意識し始めたら、だんだん踏み切りの姿勢も良くなってきて、バーを上げていくことができた。
(4m)25までは柔らかめのポールで跳んでいたために空中で上体が変な動きになってしまっていたが、ポールを硬くした(4m)35あたりから助走も良くなってきて、しっかり反発を得られるような跳躍につながっていったと思う。(中国の牛春格選手との一騎打ちになってからはパスをし合いながらの戦いとなり)「跳んで、跳ばれて…」みたいな状態を繰り返すことになった。しかし、自分自身は、とにかく自分の跳躍に集中しようという思いだけで試合をしていた。
日本新の跳躍(4m55)は、とにかく最後の入り…踏み切りのところを意識した。入った瞬間に、「あ、これは行けるかも」と思った。ポールの曲がった感触とかで、「あ、これは、ちゃんと上に(身体が)跳ね上がるな」という感覚があったので、踏み切った瞬間になんとなく(クリアできることが)わかった。このときに使ったポールは、全日本実業団と木南記念で日本記録を跳んだときと同じポール。「使えるようになれば…」と話していたマックスポールで出番はならなかったが、今季、昨シーズンよりも一つ上のポールを複数の試合で使えていることが、今年の記録の向上につながっているなと思う。
4m61は、優勝が決まってからバーを上げた。私はこれまで優勝が決まったあとには、跳躍にならない試合がけっこう多かったのだが、今日は、本当に最後まで気持ちを切らさずに、試技に臨むことができていた。この点は、今後につながる良かった点だと思う。自分が4m55を跳んだあとに、牛選手は4m60に挑戦したが、その段階では「牛選手は跳んでくる」と思っていたので、私は(次の高さとなる)4m65に挑戦するつもりで準備していた。最終的に牛選手がクリアできずに優勝が決まったので、先日の全日本実業団でクリアすることができなかった4m61にバーを上げる形となった。「ハマればクリアできるかな」と思っていたが、そこまでにけっこう本数を重ねていたので脚に来ていて、助走の最後では脚が回らない感覚が出てきてしまった。しかし、そんななかでも、最後まで「絶対に跳ぶぞ!」という気持ちで挑めたことは良かったと思う。
今日は(4m)55を跳べたけれど、これをコンスタントに跳べるようになり、自己ベストも4m60オーバーとか、(4m)70台に乗せていかないと、世界では戦えないと思っている。来年の一番大きな大会は北京世界陸上となるので、まずはそこに出場することが目標となる。(昨年の)東京世界陸上は、本当に出ただけで終わってしまったので、次に出るときは「しっかり勝負しに行く」という気持ちで臨めるようにしたい。自己記録もアベレージも、もっともっと上げていかないと全然勝負にはならない。ここで満足することなく、もっとベースの部分から底上げさせて、力をつけていけるようにしたい。




大坂谷明里(愛媛競技力本部)

5位 4m00

本当に「悔しい」のただひと言。いつも通りに跳躍ができていたら、表彰台が狙えていた。その表彰台を逃してしまったことがとても悔しい。身体は動けていたのだが、いつも使っているポールから硬くなったときに、うまい具合のアップライトとか、そうした細かい調整ができなくて、跳ぶことができなかったのが今回の結果。メンタル面も含めて、まだまだ成長が必要だなと思った。
ポールを変えたのは4m15の試技から。4m00のときと同じような跳躍ができていたら、必ずバーは越えられていたのだが、気合が入ってしまったのか「これを跳べば…」という思いが強すぎて調整することができなかった。
今回、自国開催ということで、観客の皆さんがとても温かい声援を送ってくださって、本当に楽しかったし、競技面では悔しさもあったけれど、この経験が絶対に生きてくる時があると思っている。今の気持ちを忘れないように、これからも頑張っていきたいなと思う。


女子七種競技・決勝



田中友梨(スズキ)

1位 5920点

この大会は、私の出身地での開催というところで、自分にとっては、「単にアジア大会というだけではなくて、すごく思いの強い試合」であった。それだけに、一番目標にしていた金メダルを取ることができて、本当に嬉しい。
1日目では、うまく記録につなげられず、取りこぼしてしまった部分があったので、得意としている2日目、特にやり投でしっかりと記録を残そうと考えた。また、ラストの800mも自分が強みとしている種目。そこでしっかり走りきって逆転優勝することを思い描いていた。それを達成することができて本当によかった。
2日目は、最初の走幅跳で「動きがいいな」と思ったので、あまり気負わず、細かい部分を意識せずに、この流れのまま行ってしまえば、やり投もうまくハマるのではないかと思った。実際にやり投でも、練習のときにいい感触があったので、「この勢いに乗せていこう」と考えた。観客席からの大声援があったことで、それも力になって、うまく流れに乗れたことがよかったと思う。
今回は、「金メダルを取りたい」という気持ちがあったことで最初のうちは順位を気にしていた部分もあったが、私は基本は、試合のときは自分に集中することを考えている。ライバル(初日首位だったイランのモヒティザデ選手)がああいう形(規定外シューズ使用による失格)でいなくなりはしたけれど、2日目はずっと自分に集中し、自分の強みが後半の2種目に残っているので、そこでしっかり(力を)出すことだけを意識した。そうやって周りに気をとられることなく集中できたことが、大きかったのではないかと思う。
今日は800mが始まる前に(コーチである)中村明彦さんから、「優勝が決まって走るんじゃなくて、もう次のチャレンジが始まっているんだよ」と言われていた。2分10秒を切ったら6000点台に乗るというところで、この前(日本選手権混成で)出した6050点の日本新記録がまぐれではなかったことを示したいと思ってスタートしたのだが、ちょっとけっこうきつくて…(笑)。その目標に届かなかったことは悔しかったけれど、フィニッシュした瞬間は、まずは「金メダル取れた!」と思って、すごく気持ちよかった。
実は、日本選手権のあとケガをして、アジア大会に向けて自分が描いていた通りのボリュームや練習内容ができない時期があった。そのため、この大会で「どのくらい(記録が)出るかな」という点は未知の部分もあったのだが、そうした時期があったことで、普段の練習では目を向けることができていない部分…、自分の本当に根本の基本的な部分、例えば、体幹を意識したり、身体の芯から動かしたりすることに、じっくり取り組むことができた。技術練習は8月の後半からやっとできるようになった状態だったが、「身体の使い方」というところに、いつも以上に目を向けることができたので、今回はわりと「フィジカル勝負」で行ったという部分がある。それだけに、「これくらい(の練習)で、ここまで行けた」ということは、すごく自信になった。
ただ、今は日本国内で勝てても、目標としているオリンピックには、まだまだ記録を上げていく必要がある。残されている時間は限られているので、まずはフィジカルの部分を上げることをベースにし、いつも教えてくださっている中村さんと新井(涼平)さんと一緒にコミュニケーションを取りながら最短距離で積み重ねていきたいと思う。




梶木菜々香(ノジマT&FC)

2位 5673点

率直に「ワン・ツー」が取れて、すごく嬉しい。2日目は、走幅跳がファウルとなった1本目(の感触)が良かっただけに、あんな記録(5m48)で終わってしまったのが、本当に残念。もうちょっとチャレンジできたのかなと思う。しかし、そのあと切り替えて、やり投で最低限の記録がとれて、800mもなんとかベストで走れた。そうやって(失敗を)引きずらずに競技ができたことは、去年やその前の年の自分に比べると、変わったところなのかなと思う。
銀メダルを取れたことは、すごく嬉しいけれど、その半面、記録の伴わない銀メダルだったのかなとも自分では感じていて、「結局、良かったのは、ハードル(初日で種目別日本最高の13秒17をマーク)だけじゃん」という気持ちがある。銀メダルを取るのなら、それこそ自己ベストは最低限欲しいかったし、5700、5800と、もっと6000点に近づけるような記録で銀メダルを取りたかったというのはある。
ただ、アジア大会で2番というのは、1年前とか、2年前とかの自分からは考えられないような結果。そこは自信にしていいと思うし、ハードルですごくいい記録が出たほか、200mや走幅跳とかでも結果はそこまで良くなかったけど、いいところやいい兆しが見えた。それを冬期練習でもっと突き詰めてやっていくことができれば、来年以降、もっといい記録出せるんじゃないか、6000点に近づけるんじゃないかと思っている。そこは、これから中村(哲郎)監督と話をしながら、しっかり練習していきたい。


男子100m・準決勝



多田修平(住友電工)

2組6着 10秒37(-0.3)

正直言うと、なかなか調子が上がりきらないなか、万全な状態で挑めなかったのだが、こうやって自国開催で、たくさんの方が応援してくださって、すごくテンションが上がって、モチベーションも上がった。(代表として出場した東京オリンピックが無観客開催で)自分にとって有観客での自国開催(の国際大会)というのは今回が初めてだったので、とてもいい思い出にはなった。
ただ、体調としては、身体がずっと重い感じがあったし、10秒3かかっていることを考えると、やっぱりいい状態とは言うことはできない。このあとに行われる4×100mリレーには、(メンバーに)選ばれるかどうかはわからないが、選ばれたら全力で走るし、もし選ばれなかった場合でも全力でサポートして頑張りたいと思っている。
走り自体は、ウォーミングアップの段階では「いいかな」と思っていた。昨日の予選では、前半は(前に)出ることができたものの、後半で抜かれてしまったので、今日はそこを改善しようとして、力を少し抑えながらスタートを出たのだが、そのスタートがはまらなくて、さらに後半も減速してしまう形となった。調子を上げられなかったこともそうだし、準備を完全にできなかったことが反省点である。
この大会で、アジアとの差というのがすごく開いていることがわかったし、個人としてはこれが(今季)最後のレースなので、冬期練習を頑張るきっかけになった。「まだまだ自分は弱いな」ということを改めて実感させられた。来年には北京世界陸上がある。この冬は、何倍以上も練習して、世界陸上でしっかりリベンジできるように、よりいっそう頑張りたい。




小池祐貴(住友電工)

3組3着 10秒31(+0.4)

(ウォーミング)アップの段階では、結構修正できているかなと思ったのだが、(実際にレースを)走ってみると、「うわあ、やっぱりトップスピードを出せていないな」と思いながらのフィニッシュとなった。(自分の)引き出しの中にある修正能力を持ってきたはずなのだが、それを本番で出せないというのは、ちょっといかがなものかなという心境である。
今年は、シーズンを通して一貫性を持ってやっているというよりは、ずっと身体の状態に合わせて試行錯誤して、ダメだったら(元に)戻すというようなやり方で取り組んできていた。今回はぎりぎりまで粘ってみたので、その(元に戻すという)判断が遅かったのかもしれない。できると思っていたが、1日では無理だったかというような感想である。まだ映像をちゃんと見ることができていないので、実際にどこが悪かったのはわからないのだが、感触としては、(スタートして加速していったあと)顔を上げるところで、「あれ、スピードが乗ってこないな」という感じが強かった。
リレーは、スタンディングからのスタートになるので、走りは全然変わるのだが、とにかく顔を上げて以降のところで、ぐっと伸びていないので、そこのところを修正しなければいけないなと思っている。


女子100m・準決勝



井戸アビゲイル風果(東邦銀行)

1組5着 11秒64(±0)

悔しい結果だった。(力を)出しきれなかったというか、準決勝に向けて、(動きを)切り替えられなかったところが課題というか…。自分のレースを行う予定だったが、それが一段階上がらなかった。動きとかの細かいところをしっかり振り返っていきたい。
出せなかったのは、昨日の予選で課題にしていた後半でグッと伸びるところ。伸びなかった原因を、しっかり見ていかなければと思っている。ウォームアップの段階では納得のいく感じで試合に臨むことができていたし、緊張もそんなにしてなくて、いつも通り自分らしくはいられたのだが、試合では力を出しきれなかったという感じ。普段だと、スタートしたあと、中盤の50m付近から、ぐっと来るイメージを持っているのだが、その「ここから」というところがあまり来なかったように思う。まだ、このあと200mがある。しっかり気持ちを切り替えて、100mで力を出せなかったぶん、しっかりやっていきたい。


御家瀬緑(住友電工)

2組3着 11秒43(-0.3) =決勝進出

※同日決勝につき取材対応なし


男子400m・予選



林申雅(筑波大学)

3組2着 45秒57 =決勝進出

今回も予選からタイムを狙っていくつもりでいたが、あまりタイムが出なかった。バック(ストレートの風)が若干向かっていたのかなと思う。走りの感触はあまり覚えていないのだが、とにかく自国開催ならではの雰囲気で、とても楽しかったというのが正直なところである。日本代表として個人種目を走ってみての感想は、とにかく「楽しい」ということ。プレッシャーとか、そういうものではなく、シンプルにこの舞台で走れているのが幸せというか、ありがたい気持ちでいる。

予選・準決勝・決勝のラウンドが予選・決勝に変更されたことは、予選と決勝の間隔が長くなって楽になったので、どちらかというと嬉しかったなとポジティブに受け止めた。

レース展開としては、前半から自分のスピードを生かして逃げきる形を想定していたのだが、8レーンということもあり思うようにできなかった。予選はたぶん行けていなかったと思う。決勝では、もっと前半から行って、逃げきるレースをしたい。


女子400m・予選



松本奈菜子(東邦銀行)

1組2着 53秒48 =決勝進出

タイムは、すごく不服に思っているが、とても緊張していたので、1本走ったことによって、現状であったり、今の自分の調子を確認したりすることができた気がしている。この予選によって、ちゃんと明日に向かうことができそうで、それが非常に良かったと思う。
緊張の要因は、「ここで結果を残したい」という気持ちからだと思うのだが、そうした自分の現実と理想や目標とがうまく噛み合わない時期があり、それがどう(レースで)出るのだろうと考えると、すごくドキドキしていたというところがあった。
タイムはずごく悔しいが、明日に向かって見えた部分がはっきりあったので、そこを(吉田真希子)監督と一緒にすり合わせて、明日に備えたい。
展開としては、最近、レースで後半が少し失速する傾向があったので、後半、きちんと上がって帰ってくるところを目標にしていた。自分のなかでは、前半をけっこう楽に行ったつもりだったのだが、後半でちょっときつくなってしまったところがあったので、自分の感覚とタイムが合ってないのかなと感じている。あと1日で、何かがすごくできるようになることはないと思う。現状をきちんと受け入れて、明日何をすべきかを最小限にまとめたうえで、レースに臨めるようにしたい。


文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:©AINAGOC、アフロスポーツ、フォート・キシモト


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愛知・名古屋2026アジア競技大会(第20回アジア競技大会)

開催日:2026年9月23日(水)~29日(火)
会場:愛知・名古屋市瑞穂公園陸上競技場
特設サイト:https://www.jaaf.or.jp/asian-games/2026/


「第111回日本選手権」スーパー先行チケット発売中!



「第111回日本陸上競技選手権大会
兼 北京2027世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考競技会」
開催日:2027年6月11日(金)~6月13日(日)
会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
特設サイト:https://www.jaaf.or.jp/jch/111/

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