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2026.09.23(水)選手

【愛知・名古屋2026アジア競技大会】選手コメント/DAY1(9/23)モーニングセッション/山西利和が男子ハーフマラソン競歩で銀!日本勢メダル第1号




男子ハーフマラソン競歩・決勝



山西利和(愛知製鋼)

2位 1時間28分01秒

今日は、そんなに悪くないのかなと思っていたので、(3枚のレッドカードが出てのペナルティゾーン入りは)ちょっと難しいなあという感じ。たぶん、中国の選手と比較したときに、(自分の歩型のほうが)悪く見えたのだろうなと考えている。
(歩型は)大会を迎えるまでのトレーニング段階でも、去年に比べるとはるかに安定していたので、そういう意味でも本当に難しかったという気持ち。練習の状態もすごく良かったし、競り合っているときもまだ余裕があったので、それだけに、本当に技術のところだけがネックになってしまった。
あとから(映像等)を見てみたら、「あ、ダメだったな」ということがあるのかもしれないが、現段階で、自分のフィーリングだけで言うと、「そんなに悪いのかな」というのが正直な感想である。審判と自分の認識とにズレがあったのかもしれない。そのへんは、これから整理してみる必要がある。
<中国の選手が前に出たときの心境は? の問いに>
まだ若い選手で、どういうレースをするのかがわからなかったこともあり、冷静に対処することを考え、時間を置きながら慌てずに反応し、追いつくことを心がけていた。レッドカード(ロス・オブ・コンタクト)が増えていったが、明らかにここが悪いという感覚が自分になかったし、谷井孝行コーチとコミュニケーションをとるなかでも出てこなかった。それもあって終盤は(ペースを)上げたくても上げられない状態。赤(レッドカード)だけでなく、イエロー(カードも)も出ていたので、「とにかく2番をキープするしかない。4枚目(失格)が怖い」という気持ちだった。
ペナルティゾーンに入ったあとは、世界選手権と違って、それでもまだ2番手にいたので、とにかくそこをキープするしかない。そこが私たちの使命だし、結果が個人として納得がいくかどうかは置いておいて、そこ(メダル)は死守しなければいけないと考えていた。
現役の間に、オリンピック、世界選手権、アジア大会と、自国開催での国際競技会を経験させていただいたことは、アスリートとしてはとても珍しいこと。その点については、本当に巡り合わせというか、恵まれているなと思う。ただ、どれも勝ちきれていないところが、悔しい部分である。
<今後の目標を、の問いに>
世界選手権、オリンピックの一番高いところ…、頂点への思いが譲れないというが、(そこに至っていないことに対して)、まだ未練がある。そこをまだもう少し見たいと思っている。




吉川絢斗(富士通)

4位 1時間29分28秒

「悔しい」のひと言。序盤で(レッド)カードが2枚ついて、さらに3枚目もついてしまったことで、余裕はあったのに勝負ができなかったというのが一番悔しいところ。多くの方が応援に駆けつけてくださっていたので、なんとかゴールしようという気持ちで歩いた。
(歩型については)調整の段階ではけっこううまく行っていたと思っていた。しかし、今まであまりレースでとられることのなかったベントニー(膝曲がり)のほうで序盤に2枚ついてしまったことが想定外だった。カードが出てからは、どうやって改善するかを考えながら歩いたが、うまく対応しきれなかったというのが正直なところである。
(ペナルティゾーンに入ったあとは)メダルのラインがすぐ前にあったので、そこを目指して歩きたいという思いと、一方で、自分の歩きを信じつつも、「これでいいのかな」という不安と戦いながらのレースとなった。歩型が大丈夫ならスピードを上げたかったというのが本音だが、とにかく(失格することなく)最後までしっかり歩ききろうという思いでフィニッシュを目指した。
(来年以降も世界大会が続くが)今回の結果をしっかりと受け止めて、必ず歩型を改善して、国際舞台で活躍する姿を皆さんにお見せできるよう頑張りたい。


女子ハーフマラソン競歩・決勝



柳井綾音(富士通)

4位 1時間39分24秒

メダルを目標に頑張ってきていたので、獲得することができなったことは悔しい。しかし、来月の高畠競歩でマラソン競歩に出場するために、ロング(長い距離の練習)をけっこう頑張ってきたぶん、(今までは、大きくペースダウンしていた)後半でペースが落ちなかったところが、これまでとは違うところ。少しは力がついたのかなと感じたので、その点についてはよかったと思う。
(メダル獲得を目指すなかで)9月に入ってからは、なかなかスピードが出ないというところで苦戦していたのと、中国の2選手が強いことがわかっていたので、3番に入ることを狙う内容に練習をシフトしていた。中国勢がハイペースで行っても、自分は自分の行けるペースでレースを進め、後半で上げていくという展開を想定してレースに臨んでいた。実際に、レースはその通りとなったわけだが、前を歩く選手がペナルティゾーンに入ったりしていたので、「チャンスは全然まだある!」と思いながら、最後まであきらめずに歩いた。
(大学を卒業して社会人となったことで)環境が変わってまだ半年だが、これからは自分のペースをつくってしっかりやっていきたいと考えている。マラソン競歩に出場する高畠競歩は、北京世界選手権の参加標準記録を目標に、優勝を目指して頑張りたい。高畠後は、元旦競歩、日本選手権競歩へと続いていく。そうした点と点がつながっていけるように取り組んでいければと思っている。




杉林歩(NTTドコモ)

7位 1時間46分13秒

中盤から(ペースが)落ちてしまい、見ごたえのない、不甲斐ないレースになってしまったが、ひとまず歩ききれてよかった。想定していたレースは、中盤までは自分のペースで行って、残り5kmはどうなるかわからないというところだったので、そこは自分の予想通りだったのかなと思う。
4月から社会人となって、現在はフルタイムで働いている。入社直後は研修があったり、大阪から東京へ引っ越して一人暮らしを始めたりと、けっこう変化の大きな半年だった。それもあって、ここまでは、まずは生活を立て直すことを優先しながら練習を続けてきた。
自国開催のアジア大会で、日本代表をして歩いてみて感じたのは、「こんなに人が来てくれるんだ」ということ。全然知らない方でも私の名前を呼んで応援してくださっていて、それが本当に力になった。こんなことはなかなかないので、すごく恵まれたいい機会だったと思っている。
次の大会は、高畠競歩。マラソン競歩に出場するので、まずは、いったん身体をつくり直して、また頑張っていきたい。


文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:©AINAGOC、アフロスポーツ


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愛知・名古屋2026アジア競技大会(第20回アジア競技大会)

開催日:2026年9月23日(水)~29日(火)
会場:愛知・名古屋市瑞穂公園陸上競技場
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