
日本陸連強化委員会は4月3日、東京都内で、メディアに向けて2026年度の強化方針を発表する会見を行いました。会見には、山崎一彦強化委員長のほか、土江寛裕、田内健二、高岡寿成、杉井將彦の4シニアディレクターおよび、各ブロックのディレクター4名が出席。最初に、山崎委員長が、強化委員会全体としての方向性を提示したうえで、担当各氏が詳細を説明しました。
以下、概要をご報告します。
【2026年度の強化方針について】
山崎一彦(強化委員長)

◎2026年主要競技大会に向かって
いよいよトラック&シーズンが始まる。今年度の最重要競技会は、アジア競技大会(以下、アジア大会)。私たち強化委員会では、本当に高い目標となるのだが、この大会で、アジアナンバーワンを目指していきたいと考えている。アジア大会においては、中東諸国が加わってからはまだ一番になることができていない。実現に向けて、大きな障壁が数多くある状況だが、そこを目指していくということに挑んでいきたいと思っている。現時点では、アジア大会の派遣について詳細の提示をできる状況にはない。しかし、(自国開催という観点からも)おそらく過去最大の選手団を構成できるとみている。その派遣人数(の達成)と、メダルを目指しての質の両方を高めていきたい。
また、世界では、今年初めて世界アルティメットチャンピオンシップス(以下、アルティメット選手権)が開催される。この大会に参加できる選手はかなり限られてしまうが、少しでも多くの選手を送りだせるように積極的に促していくことを目標に掲げている。
2028年ロサンゼルスオリンピックに向けては、これまでも何度も言っているように、世界のトップエイトを目指すことを掲げている。そのためには、プレイシングテーブルの具体的なポイントとしては60点から50点あたりを獲得する必要があり、達成するためにはメダル、または入賞数を、現状の1.5倍くらいに増やさなければならないため、そこを目指した取り組みを進めていく。
◎強化の核となる方針は、今年も継続
強化の核となる方針は、ロサンゼルスオリンピックまでは継続することを毎年話しているが、今年も「複数年にわたり世界で活躍できる確固たる実力をつける」というところに変わりはない。今年はアジア大会も行われるが、並行して、選手たちが、アルティメット選手権に出たり、ダイヤモンドリーグの転戦あるいはファイナル進出を狙ったりするなかで実力をつけていくことを期待している。そうしたハイレベルの環境に身を置くなかで、複数年にわたって世界で活躍できる、名前を残していけるようになることを目指してほしい。
これを少しでも後押しすべく、予算についても傾斜配分を行い、プラチナアスリートから、ゴールド、シルバー、ブロンズと、強化指定に応じた個々人へのサポートをしていきたいと考えている。
◎世界トップ基準への視座向上とU23への強化戦略
「複数年にわたり世界で活躍する」ためにも、女子やり投・北口榛花選手(JAL、ダイヤモンドアスリート修了生)のように、“世界一”を基準とすることを、全種目の共通認識とするところへ持っていきたい。また、それを実現するために、世界のトップチームや優秀なコーチとのコンサルテーションや海外におけるトレーニング拠点の確保に、重点的に取り組んでいこうとしている。この件については、のちほどアンダー23(U23)対策プロジェクトとして、担当の土江シニアディレクターから詳細を説明させていただくが、ロサンゼルスオリンピックまでの大きなプランと位置づけ、予算配分を含めてかなり潤沢に進めていける状況を用意できている。JSC(日本スポーツ振興センター)のアスリート育成パスウェイの構築支援事業、安藤スポーツ・食文化振興財団の安藤財団グローバルチャレンジプロジェクト、そして日本陸連の強化という三段構えでバックアップを図り、推進していく。
◎指導者の質的向上
こうした強化については、今までは、選手を対象とした海外研鑽が主であった。しかし、その手法では、該当する選手にとってだけの研鑽あるいは競技強化となり、結果的に一時的なものになってしまう点が課題だった。そこを継続的なものにするためにはどうすればよいのかと考え、私たち日本のコーチのレベルを上げることが必要という話になった。
選手の研鑽は可能になってきたが、なかなかコーチがいろいろなところで研鑽できるようなサポートはできていないことが実情である。そこで、U23対策プロジェクトにおいては、指導者も一緒になって勉強してくる形をとろうとしている。
この取り組みは、ゆくゆくは現状のアンチテーゼになっていくはずである。これまでは日本の選手が「海外の優秀なコーチにみてもらうために日本を出る」という構造であったが、日本に世界的な優秀なコーチが数多く存在するようになることで、海外の選手が「指導を仰ぐために日本へ行きたい」と希望したり、日本の選手たちが「世界的な指導能力を持つ日本人コーチのもとに集まること」を選択したりするような状況を目指している。実現に至るまでには、まだまだ時間はかかると思うが、今あることに対してのアンチテーゼを、ある意味、戦略的にやっていきたいと考えている。
◎育成段階の質的成長を考える
ここからは、厳密に分けると「強化戦略」というところではないのだが、シニアのトップ強化にも直結する重大な観点として、今、日本陸連として、また日本陸上界として、私たちが掲げている考え方について説明しておきたい。
育成年代の暑熱対策に関する問題は、すでに広く周知されている通りである。しかし、暑熱対策の根底にあるのは選手の育成や安全そのものを守ること。つまり、暑熱対策だけで終わりというものではなく、考え方を次の段階に進めていく必要があり、そこを突き詰めていくと、育成期において一番問題となっている「やりすぎ」の状態を、根本的に見直していくところに行き着くと考えている。
育成年代のやりすぎ…具体的には競技会過多、練習の過多など…の弊害は、近年では海外でも同じような状況が生じていて、さまざまな場面で対策を講じようとしている。また、学術的にも、最近、ドイツで発表された論文では、「他のスポーツの練習量が多かった選手は伸びしろが大きい」「専門種目に取り組む時間が多くても、他競技の経験に乏しいと伸びしろは少ない」「累積4000~5000時間を専門練習時間に取ってしまうと伸びしろが少ない」といった事柄が指摘されている。
アーティストや芸術家、スポーツ選手などで成功する人たちが、その能力を身につけるまでに10年以上、1万時間以上の時間がかかっているというエビデンスをもとに、「10年1万時間の法則」と呼ばれていることを知る人も多いと思う。そして「そのくらい時間をかけなければ強くならないのだから、頑張りなさい」と言われてきた。しかし、仮に10年・1万時間で成功するとなったときに、その時間がリミットになると考えると、育成年代に費やす時間が多ければ多いほど、その後の伸びしろはなくなってしまうことは容易に想像できよう。そういう意味でも、「時間をかける」「トレーニング量を増やす」ことを良いとした従来の時間の費やし方に対する考え方を根本的に見直し、最適化することが必要になってくる。
例えば、8月までインターハイがある現状の構造は、「自分の行きたい大学を一般受験で目指す」というアスリートの選択の幅を狭めるのではないかという視点を持ち、まずは高校時代の選択肢を広げていけるような構造にしていけないか考えるということ。これは陸上だけでなく社会全体の問題かもしれないが、我々は、まずは陸上として、そうした構造を問題視して、改善していければと話している。
また、今年は、U20世界選手権が開催されるが、日程がインターハイと重なっており、「どちらに出るか」という選択に迫られる選手が出てくる。日本陸連としては、U20世界選手権に出場することや、そこでメダルを獲得した選手が、その後、シニアになっても活躍しているという事実も踏まえて、育成年代の競技者に、どう選択の幅を持たせるとよいかに対する問題意識を強く持っている。
そうしたさまざまな選択肢を、どう増やしていくかを一つ一つ考えていくと、その一つは暑熱の問題にもつながってくる。つまりは、暑熱対策の一環として、育成年代での練習の影響力をもう少し簡略化したり、良い時間帯に実施したり、または、競技会を暑くない時期に開催したりということは、単に暑熱対策という問題を超えて、育成年代におけるさまざまな課題解決に結びついていることを、共通認識として全員で持っておきたい。
◎無限ではない練習時間とハイパフォーマンス期間をどう使うか
私たち強化委員会のなかでは、前提として、ハイパフォーマンスが可能な期間と練習時間は有限であると捉えていて、前述したような10年や1万時間をどうやって使うかが、陸上競技においては重要になってくると考えている。
そのなかで、中学・高校年代の陸上を何のためにやっているかを考えるとき、1つは国際競技力の向上という観点で、その延長線上にオリンピックや世界選手権を目指すところがある。しかし、実現できるのは、もう、0.00何パーセントという本当に限られた人たち。それを目指して若いころから生活のすべてを犠牲にしたとしても行けるものではなく、むしろ時間を過剰に費やすと伸びしろが小さくなってしまうことを認識しておくべきである。
また、陸上競技の経験が育成年代だけの取り組みであったとしても、その年代で燃え尽きるほど頑張ることが本当に良いことなのかをきちんと考えたい。高校で陸上にピリオドを打つからといって、やりすぎで無理をしたりケガをしたりしてもよいということは決してなく、すべての人たちが健康な状態で陸上に取り組み、楽しむなかでピリオドを打つことを目指すべきである。ウェルビーイングの観点からも、より重要性が高まっているこの考え方については、今後、エビデンス、実体験ともに増やしていくことを目指し、継続して推し進めていきたい。
◎「日本人に合ったトレーニングや技術」は、世界に通用することが大前提
以前は、「日本人に合ったトレーニングや技術」という言葉を耳にすることが多かった。しかし、ここには大きな誤解があることを認識しなければならない。なぜなら、そうしたトレーニングや技術が世界では通用しないことを、私自身も含めて、これまで世界に挑戦した多くの日本選手が実感しているからである。
その背景には、高校や大学期における負けられない戦いがあり、そこで勝つために獲得した短期的技術や体力を、もしかしたら「日本人に合った技術やトレーニング」と勘違いしているのではないか。そうやって育ってきた選手たちは、海外あるいは世界大会に出てみて初めて、「日本人に合う」と自信を持っていたその技術やトレーニングが、世界で通用するものではないことに気づく。そして、そこから方針や取り組みを変えても、大半は「時すでに遅し」の状態に陥ってしまう。
このあと詳しく説明してもらうU23対策プロジェクトは、そうした側面も含めたのもので、選手はもとより、コーチもきちんと勉強していくことに取り組んでもらおうとしている。ここで述べた事柄は、すべて将来的な強化戦略につながるものという認識で、育成年代も含めて重要視して取り組んでいく必要がある。長期的なスタンス…ロサンゼルスオリンピックより先までかかるものとして取り組んでいく事柄になると思うが、解決するまでやらなければいけないこと。この問題がある限りは、解決に向けて取り組んでいくことを進めていきたい。
【U23対策プロジェクトについて】
土江寛裕シニアディレクター

U23対策プロジェクトの担当者として、私からはU23年代の強化について話をさせていただく。山崎委員長から話があった通り、強化委員会では、ロサンゼルスオリンピックまでを区切りとして、U23世代の強化戦略を非常に重要視して進めていこうとしている。これは、北口選手やサニブラウンアブデルハキーム選手(東レ、ダイヤモンドアスリート修了生)のケース、さらには男子4×400mリレーナショナルチームの成功事例が示す通り、海外環境での実戦的なトレーニングは、国際競争力に不可欠の要素であると考えて構築された。プロジェクトは、2025年の下半期から、JSCの課題解決型アスリート育成パスウェイ構築支援プログラムに採択された。我々は、その事業を活用して、海外での経験を積ませることの成功要因を体系化し、再現性の高い国際強化モデルとして確立することを目指している。
U23年代は、競技力が飛躍的に向上する黄金期であり、シニア代表として国際舞台に踏み出す重要な転換点でもある。しかし、現状では、大学に在籍する学生であることから、国内での指導や環境はある程度整っているものの、世界のトップレベルを日常的に体感できる国際的な実践基盤が不足している点が課題となっていた。国内環境に依存した育成では、国際競技力の伸張を頭打ちするリスクもはらんでいると考えている。
そこで、従来の構造的な課題を打破し、選手および指導者が、ともに世界基準の視座を体得することで、この年代のアスリートが継続的に活躍できる体制の構築を目指していく。
①半拠点化と海外遠征:一過性の海外遠征や合宿ではなく、海外における半拠点をつくっていくことを本格的に推進する。北米やヨーロッパなどの世界のトップ選手や指導者が集う環境に、選手と指導者を派遣し、「基準値の書き換え」「多角的な能力の習得」「実戦経験の最大化」の3つを重点的に強化する。
②指導者の同時育成:特に若い年代の指導者を選手に帯同させ、派遣先の先進的な指導メソッドや科学的サポート体制を現地で学ばせる。これによって選手だけでなく指導者の視座を高め、それを持ち帰った指導者が、それぞれの現場で学んだメソッドを活用していくことで、持続可能な強化のネットワークを構築させたい。
2025年度は、短距離種目で男子2名、女子1名をアメリカのテキサステック(9秒台の選手を数多く輩出している大学)へ行き、1カ月の合宿を行うと同時に、指導者も帯同し、現地の強化体制を学んで帰ってきた。また、やり投の男子選手がハンガリーへ行き、同じレベルを目指す選手たちと一緒にトレーニングするとともに、若い指導者がそこでの指導を学んで帰ってきている。
今年は、さらに拠点を増やしていくことを計画中。また、シーズン中に、この半拠点化とリンクさせながら選手・指導者を派遣することで、海外での実戦経験を積んでいくことも並行して推し進めていくことを目指している。
【WAワールドランキングを活用した強化戦略】
田内健二シニアディレクター

私からは、ロサンゼルスオリンピックに向けた強化戦略の1つとして、WAワールドランキングを活用した強化戦略について説明する。WAワールドランキングは、記録によるリザルトスコアと、大会のグレードおよび順位を元にしたプレイシングポイントの合計でポイントが決まり、そのポイントの上位5試合分(※種目によって異なる)を平均したポイントによって順位づけがなされている。強化委員会では、至近3年の世界大会となる2023年ブダペスト世界選手権、2024年パリオリンピック、2025東京世界選手権の入賞者のワールドランキングをすべて集計し、そこから見える強化戦略を考えていく取り組みを行った。これらの世界大会については、当然、メダル獲得や入賞が最終的な目標となるが、最初の入り口となるのは日本選手が数多くエントリーすることとなる。このため、「まずはエントリーさせるための戦略」「エントリーできたときにどう入賞やメダルに近づけていくかの戦略」の2段階で分析した。
①世界大会にエントリーするための戦略
基本的にはリザルトスコアが高ければ、プレイシングスコアも高いという分析結果から、まず、世界を目指すために最低限必要なリザルトスコアを算出した。具体的に挙げると、男子では1050~1150点、女子では1040~1140点が、世界の入り口の基準になるポイントとなる。ちなみに、そのスコアとなる記録を100mで例示すると、男子は10秒12、女子は11秒28となる。同様に、全種目について分析し、必要な記録を割り出した(詳細は、2月に発行した競技者育成プログラム https://www.jaaf.or.jp/development/program/ に掲載している)。
これらの記録を国内で出せるようになったときに、次に考える必要があるのは、ワールドランキングに大きく影響するプレイシングスコアで、不利にならないようにすること。男子の場合は、リザルトスコアで1050~1150点が取れるようになったら、5試合の平均でだいたい60ポイントのプレイシングスコアが必要になる。プレイシングポイントの仕様が2026年度から少し変わるため、2025年度までの仕様で考えた場合という前提になるが、これはCカテゴリ(※WAコンチネンタルツアーブロンズの競技会。2026年度国内大会では、織田記念、静岡国際、木南記念、MDCGP、布勢スプリントが該当)の競技会における優勝記録に付加されるポイントに相当する。Cカテゴリで5試合優勝するようなレベルを確保しながら記録を出すことは国内大会だけでは難しく、つまり、このリザルトスコアが取れる水準の選手は、積極的に海外のCカテゴリ以上の大会に出て、60ポイントのプレイシングスコアを獲得することが必要となる。このように、エントリーに最低限必要なリザルトスコアがどのくらいになるかを各種目で把握し、そこに近づいた選手は積極的にプレイシングスコアを取りに行く戦略が必要になってくることがわかった。
②世界大会で、どう入賞やメダルに近づくかの戦略
続いて、世界大会で入賞やメダルを獲得するために必要な水準を分析すると、リザルトスコアは男女ともにおよそ1200ポイントが一つの基準で、入賞やメダルを取った選手たちは、そのうえで120~130点のプレイシングスコアを取っていた。これはAカテゴリ(※WAコンチネンタルツアーゴールドの競技会。国内のトラック&フィールドの競技会ではセイコーゴールデングランプリのみが該当)の試合で2位以上に付加されるポイントに相当する。このため、まずAカテゴリの大会にエントリーできる競技レベルを有し、さらにそこで上位に入る実力がないと、本番では入賞やメダルには届かないということになる。
この傾向にはトラック種目とフィールド種目で少し特徴に違いがあった。トラック種目では参加標準記録突破者以外でのエントリー、つまりワールドランキングで出場した選手の入賞率は3%前後であるが、フィールド種目ではワールドランキングでエントリーした選手の入賞率は、男女ともに約20%となっていた。これはフィールド種目がトラック種目よりターゲットナンバーが少なく、参加標準記録も高い水準で設定されているため、実力が拮抗していることも影響していると思われるが、「入賞できる確率」ということでは、ワールドランキングでエントリーできれば、そのまま入賞する可能性が高いことを意味する。つまりフィールド種目では、まずはエントリーが大事になってくるし、トラック種目に関しては、参加標準記録の突破が最低限必要ということである。
さらに、特徴的なのは、試合当日の決勝の記録の達成度である。選手のシーズンベストと決勝当日の記録をみると、入賞以上の結果を残した選手は99%以上、その多くは100%以上の達成率…つまりほとんどがその試合でシーズンベストを更新していた。つまり、世界大会で入賞・メダルを達成するためには、リザルトスコアで1200ポイントを取って、Aカテゴリで上位に入る実力を有したうえで、当日にほぼ100%に近い発揮率でシーズンベストを出す必要があることが数値から見えてきた。
今後、日本の選手たちが実現できるようにするためには、我々がどういうサポートを行ってチームつくりをしていくかが大事になってくる。また、客観的な指標となるため、今後は選手やコーチに具体的に発信し、目指す水準を正確に把握できるよう意識づけを行っていくことも重要と考えている。
【強化育成部の取り組みについて】
杉井將彦シニアディレクター

私からは、強化育成部の強化方針に説明させていただく。育成部における今年の最重要競技会は、8月に開催されるU20世界選手権(オレゴン州・アメリカ)となる。山崎委員長も述べたように、現在、U20世界選手権と世界選手権との間には、はっきりとつながりがみてとれる状況にある。具体的には、近年のU20世界選手権でのメダル獲得者、特に金メダリストの多くは、シニアカテゴリにおいて、そのまま通用するレベルに達する傾向にある。したがって強化育成部の目標としては、この育成カテゴリの段階からシニア日本代表を目指すように取り組んでいきたいと考えている。
以上のことから、2025年東京世界選手権と2027年北京世界選手権の間にある本年のオレゴンU20世界選手権の目標には「複数の金メダル獲得」を掲げ、その編成方針も「入賞よりもメダルにこだわり、複数の金メダル獲得を目指す選手団の派遣」とした。また、この目標の達成を期して、昨年度より海外競技会に積極的に参加して、そこから得られる経験値を高めていく努力をしてきた。2026年上半期も5月に香港でU20アジア選手権(5月28~31日)が予定されており、この大会もオレゴンU20世界選手権の成功を念頭に置いて、選手団を編成する予定である。
しかし、残念ながら高校生競技者については、インターハイ(路線)の勝ち上がりの縛りのなかで大会出場に制限がかかり、日程調整が難しい現実がある。U20世界選手権と全国高校総体(インターハイ)の日程も、ほぼ同一時期となっており、これが高校生競技者の参加には大きな壁となっている。ただし、私たちとしては、U20世界選手権の派遣が成功することで、それが2027年北京世界選手権、さらには2028年ロサンゼルスオリンピックにつながる強化の一環になると考えていることから、前述した方針で派遣を進めていく。
このほか、育成年代では、現在、中体連・高体連に加盟する選手が競技人口を支えているが、実施される競技会ルールは国内仕様になっており、国際大会の仕様と大きく異なっている現状がある。今後、国際競技会での成功につながるような国内競技会の開催スケジュールや競技会ルールを設定できるよう改革を進めていきたいと考えている。
【短距離について】
前村公彦ディレクター

2026年度は、世界選手権、オリンピックといった世界大会がない1年となる。このため、各選手には、この1年を、まずは個人の競技力向上に重点を置いたチャレンジングな年にしてほしいと考えている。地に足をしっかりつけて、自身のパフォーマンスを最大化するための強化に、それぞれで取り組んでもらいたいと思っている。
リレー種目については、5月2~3日にボツワナで世界リレーが開催される。日本チームの派遣は、男子4×100mリレー、男子4×400mリレー、男女混合4×400mリレーの3種目で予定しており、これらの種目については、この大会で確実に2027年北京世界選手権の出場権を獲得することを目指している。
男子4×100mリレーは、昨年の東京世界選手権で6位入賞を果たしたものの、目標に掲げていたメダルには届かなかった。ロサンゼルスオリンピックでメダルを取るためには、さらにバトンパスの精度を改めて見直すとともに、実戦の場を使いながらリレーの経験値を高めていくことが重要と考えている。今年は、U23アジア選手権(7月9~12日、中国・オルドス)も開催される。個人種目との兼ね合いでリレーが編成できるかどうかという面もあるが、若手の選手を積極的に登用するなどして、将来を見据えたリレーの強化に取り組んでいきたい。
また、2028年ロサンゼルスオリンピックの正式種目となった男女混合4×100mリレーの強化も、今年は積極的に取り組んでいく。東京世界選手権では男女混合4×400mリレーが8位入賞を果たし、女子選手も世界と戦える力を持っていることを示せたのではないかと考えている。男女混合4×100mリレーについては未知の部分が非常に多いものの、日本の緻密なバトンパス技術に加えて、現在、男子の層が10秒0~1台でかなり厚くなってきている点から、十分に世界と戦える可能性を持った種目と捉えている。男女それぞれのスピードを最大限に生かしながら、実戦を通じたバトンパスワークの最適化を図っていく方針で、可能であればアジア大会に出場し、メダル獲得と日本チームとしてのタイムをしっかり出したい。北京世界選手権に向けては、タイムによる出場権獲得を目指すことを計画している。
男子4×400mリレーは、東京世界選手権はバトンのミスなどもあって、決勝進出は惜しくも逃してしまった。世界の舞台で戦うためには、まずは個々の400mの競技力向上が不可欠で、メンバー4人が44秒台に入っていくことが求められる。一方で、この種目においては、リレーとしての経験値や戦術的な判断力も大きく影響してくる。男子4×100mリレーと同様に、世界リレー、アジア大会、U23アジア選手権などで積極的にリレーを編成し、実戦の機会を増やしていくことで、選手たちのリレーに対する理解と対応力を求めていきたい。
2026年度は、大きな国際大会がないからこそ、しっかりと個人の競技力を底上げするとともに、リレー種目においても中長期的な視点を持って、強化を進めることができると考えている。選手一人一人が新たな挑戦に踏み出し、かつチームジャパンとしての可能性も広げながら、来年の世界選手権、2028年のオリンピックに結びつけていくようにしたい。
【中長距離、マラソンについて】
高岡寿成シニアディレクター(中長距離/マラソンディレクター兼務)

マラソンについては、昨年、ロサンゼルスオリンピック代表選考レースとして2027年10月に予定されているMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)に向けたMGCシリーズの1年目を終えた。具体的な選手強化は各所属チームに委ねているが、私たちはこの仕組みによって、ロサンゼルスオリンピックで入賞さらにはメダル獲得を目指している。そうしたなか、現時点で男子26名、女子16名が、この1年でMGC出場権を獲得した。私たちが想定している最終的なMGC出場者数の50%を上回る数となっていることを嬉しく思っている。
また、ロサンゼルスオリンピックに向けて新たに導入したMGCファストパスでは、非常に高いタイム(男子:2時間03分59秒以内、女子:2時間16分59秒以内)を設定している。当然、簡単に達成できるタイムではなく、2025年度では到達する選手は出てこなかった。2026年度においては、すでにMGC出場権を獲得している選手に、国内・国外を問わず、ぜひチャレンジしてほしいと考えている。選手の口からも、それを意識するコメントも聞くことができているので、そのあたりに期待したい。
こうしたなか、今年は9月に名古屋でアジア大会が開催される。マラソンについては、すでに男女ともに代表内定選手2名と補欠選手1名が発表されている。選ばれたメンバーの強化は各チームに委ね、我々としては科学委員会と連携をとり、引き続き暑熱対策を進めていく。代表に内定した4選手は、すでに日本代表経験を持ち、暑熱対策の知識と経験を少なからず有している面々。今回は、過去の経験を生かし、その精度を上げて、本番にピークを合わせていけるようにしていきたい。そのために今回も各チームとミーティングを重ねて、チームが求めるものの確認や選手の状態の把握などを丁寧に進め、アジア大会に合わせていきたい。
中長距離種目に関しては、アジア大会に派遣することを目的として、派遣設定記録を目指していく。長距離に関しては、気温が高くなるにつれて条件は厳しくなるが、各大会において可能な限りペースメーカーを準備して目標記録をクリアできるタイム設定を行い、挑戦していくことを計画している。10000mについては、すでに公表されている通り、5月10日に行われる木南記念で選考レースを行う。また、ほかの種目については、日本選手権が選考レースとなる。
女子長距離に関しては、コロナ禍以降では初めてとなる海外合宿を企画し、現在、アルバカーキ(アメリカ)でトレーニングを実施している。具体的には、毎年3月に実施している日本実業団連合との合同合宿と現在実施中のアルバカーキ合宿の2つの合宿を組んだ。その成果が春のレースで現れてくれることを期待している。
どの種目においても、秋のアジア大会から来年の北京世界選手権を経て、ロサンゼルスオリンピックにうまくつながるような強化を目指していきたい。
【ハードルについて】
大橋祐二ディレクター

2026年度のハードルブロックの強化方針は、「最重要競技会であるアジア大会において、金メダルを含む複数のメダルを獲得すること」「2027年北京世界選手権に向けて、参加標準記録およびワールドランキングを意識した海外遠征を主とする競技会への参加を促し、サポートすること」の2つを掲げている。
現状のハードルブロックの戦力とアジアのレベルを分析すると、男子110mハードルでは、2025年東京世界選手権において、村竹ラシッド選手(JAL)の5位入賞を筆頭に、野本周成選手(愛媛競技力本部)と泉谷駿介選手(住友電工)が準決勝に進出。野本選手は、3月の世界室内男子60mハードルにおいて6位入賞を果たし、加えて、世界選手権には出場していない阿部竜希選手(順天堂大→エターナルホスピタリティG)が13秒12という高いレベルの記録をマークしている。伝統的に110mハードルに強い中国勢も13秒1台の記録を持つ選手が複数擁しているため簡単ではないが、アジア大会では、日本代表2名によるワン・ツーフィニッシュを目指したい。
男子400mハードルは、東京世界選手権に3名が出場したが、いずれも予選敗退に終わった。3名とも若い選手であることから、レースペースの速い展開のなかで自分のリズムを見失ったことが、その一因と考えられる。今後は、積極的に海外レースへ参加し、どのようなレース展開においても自分のレースを遂行できる力を養う必要があると考える。現状ではカタール勢が強いが、アジア大会では良い色のメダルを狙いたい。
女子100mハードルは世界選手権に3名が出場し、そのうち中島ひとみ選手(長谷川体育施設)と福部真子選手(日本建設工業)の2名が準決勝に進出した。世界大会における決勝進出の壁は依然として高いものの、その後も、それぞれが課題克服のために、室内競技会に積極的に参加している。また、若手選手も育ってきていることから、アジア大会では、どの選手が出場しても、ワン・ツーフィニッシュを狙える可能性があると考えている。
女子400mハードルは、世界選手権には1名も派遣することができなかった。この冬からは、国立スポーツ科学センター(JISS)とも連携し、男子400mハードルも含めて、MART(Maximal Anaerobic Running Test)による乳酸値測定などの科学的アプローチを再開させた。今後は、年間を通じてこれらの科学的サポートを継続し、まずは日本記録に迫る記録の実現を目指していく。それとともにアジア大会では、メダル獲得を目標としたい。
【跳躍について】
山崎一彦強化委員長
(※欠席の森長正樹ディレクターに代わって説明)森長ディレクターが業務の都合で参加できないため、代読させていただく。
日本の跳躍選手は、世界で戦えるレベルに達している種目もあるものの、国際大会で安定したパフォーマンスを発揮する点に課題が見られている。そのため、データ活用によるパフォーマンスの安定化と、競技会での戦術強化を柱として強化を進め、将来的には2027年北京世界選手権および2028年ロサンゼルスオリンピックのメダル獲得を目指す。
アジア圏の跳躍のレベルは非常に高く、特に男子走高跳、男子走幅跳、女子走幅跳などは、中国の選手を筆頭に、世界でも入賞する選手が多く存在する。この3種目については、日本勢も世界に通用する実力を備える選手がいるものの、主要大会において安定して高いパフォーマンスを発揮することが重要となってくるため、戦略的に強化を行う必要があると考えている。
具体的な方法としては、科学委員会と連携して、データの活用と戦術を掛け合わせる。これによって選手の競技力の最大化を図り、主要国際大会におけるメダル獲得につなげたい。今年の目標としてはアジア大会で複数のメダル獲得を狙い、2027年世界選手権の成果につなげることで、最終的に2028年ロサンゼルスオリンピックでのメダル獲得や複数入賞の実現を目指す。
パフォーマンスの安定化については、関係各所と協力しながら、「トレーニングや試合でのデータ収集」「試合での即時フィードバック体制の構築」「主観と客観のずれの修正に取り組むこと」によって改善していくことを計画しており、科学委員会との連携を進めていくとともに、これらの対応が可能なように強化費の配分を行っている。また、戦術強化としては、跳躍種目は戦術の影響が大きい種目であることから、「風速や風向きなどの予測を活用すること」「第1試技の戦略設計」「データに基づく競技の進行をしていくこと」でサポートできると考えている。
このほか、すでに一部実施している諸外国との連携として、アジア圏の選手との強化練習会や意見交換会を開いていく。これによって個々の選手たちの能力を高める機会をつくるだけでなく、アジア圏の振興やコーチングのヒントが得られる機会と捉え、今年も実施していくことを計画している。
【投てきについて】
田内健司シニアディレクター
(※欠席の疋田晃久ディレクターに代わって説明)疋田ディレクターが業務の都合により参加できないため、代読させていただく。
2026年度は、アジア大会での活躍はもちろんながら、2027年北京世界選手権を見据えた強化の基盤を構築することが重要と考えている。そのために、次の3つの柱を掲げて取り組んでいく。
第一は、世界選手権参加標準記録の突破を最優先課題とすること。投てき種目における北京世界選手権の参加標準記録は、日本記録と比較しても非常に高い数字に設定されることが想定される。それを突破できる力を養うことを目指す。
第二は、WAワールドランキングでターゲットナンバーとなる36位以内を目指した戦略的な試合の出場である。参加標準記録の突破が容易でない現状を踏まえると、ランキングによる出場権獲得も現実的なルートとなる。そのために今後、WAサイトにて公表される「Road to Beijing」におけるランキングポイントを意識しながら、特に8月以降の大会において計画的な試合の出場を促し、着実にポイント獲得を目指していきたい。
第三は、前述の項目にもかかわるが、海外の大会への積極的な調整を促したい。強化指定選手の海外遠征を充実させるために、強化費を、そこに重点的に投資していくことを計画している。
また、継続的な投てき界の競技力向上のためには、次世代の選手育成が不可欠となる。U20およびU23の世代の選手たちに、育成年代の段階から国際大会を数多く経験させて、世界基準の競技環境に触れることを促すとともに、ジュニアからシニアへの競技以降を円滑にする強化体制を構築することを目指す。特に投てきの選手の場合は、25歳以降にピークパフォーマンスが出る選手が多いが、日本においては、そこまで競技を継続できる環境を得られる選手は非常に限られている。そうした環境整備についても、長期的な視野に立ち、総合的に進めていくようにしたい。
【混成競技について】
志賀 充ディレクター

混成ブロックにおいては、2026年度は9月のアジア大会を最大の目標として掲げている。十種競技においては、2025年日本リスト1位の丸山優真選手(住友電工)、アジア選手権銅メダリストの奥田啓祐選手(ウィザス)など上位選手を中心とした強化を進め、アジア大会には、この2名の選手をとにかくエントリーさせること、そしてうち1名を優勝させることを目標としている。
実現に向けて、丸山・奥田両選手は4月の段階でマウントサックリレー(アメリカ)に出場を予定している。この大会で2名ともに派遣設定記録(7918点)をクリアし、シーズン序盤の弾みをつけたい。現在、どちらもナショナルトレーニングセンターでトレーニングを実施しているが、順調な推移を見せている状況。マウントサックに出場したあとは、6月の日本選手権を目指すことになり、その後、アジア大会に向けては、8月に長期的な合宿を経て挑むことを計画している。
女子七種競技においては、アジア大会の派遣設定記録である6019点を目標にして強化を進めている。日本記録(5975点:山﨑有紀、2021年)を上回るこの記録の更新に向けて、昨年末に測定合宿を行い、データ収集を行った。また、その際には、走幅跳の技術的な共通理解を目指した練習会も実施している。昨年の日本選手権覇者で、日本リスト1位(5782点)を占めた田中友梨選手(スズキ)は、2月に行われたアジア室内(天津・中国)で五種競技を経験(3833点、6位)し、その段階での課題を把握し、屋外シーズンで早い段階での派遣設定記録突破を目指している。順調にトレーニングが進んでいることから、まずはアジア大会出場に向けて、記録のクリアを期待したい。
このほか七種競技では、2025年日本リスト4位の本多七選手(園田学園高→東京女子体育大)、同9位の江口美玲選手(東海大相模高)など、勢いのある若手選手が台頭してきており、今年もさらなる記録の更新を期待できる状況にある。今後、シニアと若手の合同合宿や練習会などを実施して、中長期的な視点における七種競技の強化を進めていきたい。
【競歩について】
谷井孝行ディレクター

競歩として2026年度の目標としているのは、アジア大会のメダル獲得。こちらに関しては、男子のハーフマラソン競歩およびマラソン競歩では、ともに金メダルの獲得を目指す。女子競歩の2種目においても、メダル獲得が十分に期待できる水準にある。中国が強敵となってくるが、しっかり目標を定めて、このメダル獲得を視野に入れて臨みたい。
競歩は、現時点でアジア大会の選考競技会をすべて終了しており、各種目の日本選手権を制した山西利和選手(愛知製鋼、ハーフマラソン競歩)、諏方元郁選手(愛知製鋼、マラソン競歩)、梅野倖子選手(LOCOK、ハーフマラソン競歩およびマラソン競歩)が内定を得ている。この3選手については、いずれもレース展開、記録ともにメダルが大いに期待できる内容であったと評価している。
また、2028年ロサンゼルスオリンピックに向けた強化として、4月の世界チーム競歩選手権(4月12日、ブラジリア)をはじめWA競歩ツアーのラコルーニャ大会(スペイン)などを活用し、幅広い選手に国際大会の経験を積んでもらうことを計画している。この1年で全体的な層を大きく底上げし、来年度以降にターゲットを選定して、強化していくことを考えている。
競歩では、2026年から種目の距離変更が行われた。従来の20km競歩からハーフマラソン(21.0975km)競歩に、35km競歩からマラソン(42.195km)競歩に変更され、競技会が実施されている。日本においては、昨年10月末の全日本競歩高畠大会において、いち早く両種目を導入し、マラソン競歩においては勝木隼人選手(自衛隊体育学校)が2時間55分28秒で優勝した。会期がWAの設けた世界記録基準の指定期間外(2026年1月1日より該当)であった世界記録としては認定されないが、世界記録基準(2時間56分30秒)を大きく上回っており、現時点で、これを上回るタイムも出ていない。また、ハーフマラソン競歩においても、2月に行われた日本選手権で、1時間20分34秒で優勝した山西選手を筆頭に、4名が世界記録基準(1時間21分30秒)を上回った。このように、両種目ともに世界でメダル獲得を目指すうえでの指標となる記録を出せている状況で、距離に対する対応は順調に進んでいるといえる。
女子競歩については、長くトップで活躍してきた岡田久美子選手が第一線を退いたが、これによって女子のレベル低下が生じないように若手の梅野選手、柳井綾音選手(立命館大→富士通)が奮起している状況である。東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子選手(エディオン、ダイヤモンドアスリート修了生)については、今季は強化の年と位置づけて、海外の合宿に行く計画もあると聞いている。
このほかでは、男子競歩の歩型対策、女子競歩の強化体制の拡充、U23年代の底上げの3つを、2026年度の強化の軸として重視し、関係各所との連携をとりながら進めていくことで、秋のアジア大会、来年度から続いていく世界選手権、オリンピックでのメダル獲得を目指したい。
取材・構成、写真:児玉育美(JAAFメディアチーム)
※本稿は、4月3日に、メディアに向けて実施した2026年度強化方針発表の内容をまとめたものです。明瞭化を目的として、説明を補足する、構成を変えるなどの編集を行いました。また、競技者の所属については可能な限り2026年度時点の情報を盛り込むようにしたが、登録名の表記が発表されていないケースにおいて、今後公表される登録名と異なる可能性があることをご承知おきください。
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