2025.06.29(日)選手

【記録と数字で楽しむ第109回日本選手権】男子110mハードル:参加標準13秒27を突破済みの泉谷・野本・阿部を中心に残り2枚の代表切符争い



9月13日~21日に開催される世界選手権の代表選手選考会を兼ねて行われる「第109回日本選手権」。その舞台は、同じ国立競技場だ。日本選手権が国立競技場で行われるのは、2005年の第89回大会以来20年ぶり。新しい国立競技場ではもちろん初めての開催だ。

国立競技場のスタンドでの現地観戦、あるいはテレビやライブ配信での観戦のお供に、「記録と数字で楽しむ第109回日本選手権」をお届けしよう。
・記録やデータは、エントリー締め切り時の6月12日判明分
・現役選手の敬称は略

テレビの中継予定は以下のとおり(ライブ配信の予定は、後日発表)
【NHK BS・総合】
・第1日:7月4日(金)
BS 18:30~19:30/総合 19:30~20:42
・第2日:7月5日(土)
総合 16:30~18:43 ※17:59~18:05はサブチャンネル
・第3日:7月6日(日)
総合 16:30~18:43 ※17:59~18:05はサブチャンネル


参加標準13秒27を突破済みの泉谷・野本・阿部を中心に残り2枚の代表切符争い

・予 選/7月4日 15:05 4組3着+4
・準決勝/7月4日 19:35 2組3着+2
・決 勝/7月5日 18:05


トラック個人種目で「世界のメダル」に最も近い種目

2021年東京五輪以降がそうであるように、トラック個人種目で「世界のメダル」に最も近い種目である。
24年パリ五輪5位入賞の村竹ラシッド(JAL)が世界選手権参加標準記録(13秒27)を上回る13秒14(+0.3)を25年4月26日にマークし、日本陸連が定めた世界選手権代表選考基準によって代表に内定。9月の「メダル獲得」に向けて日本選手権には出場しない道を選択した。5~6月に海外を転戦し13秒08にまでシーズンベストを伸ばし、絶対王者のグラント・ホロウェイ(アメリカ)にも先着したレースも。村竹には「メダル」の期待がかかるが、日本選手権では残り2枚の代表切符を手に入れるための争いが熾烈を極めることになる。

世界選手権参加標準記録は「13秒27」。21年東京五輪と22年オレゴン世界選手権は「13秒32」。23年ブダペスト世界選手権で「13秒28」に引き上げられ、24年パリ五輪から「13秒27」となってそれが今回も維持された。有効期間は24年8月1日から25年8月24日。「ターゲットナンバー(出場枠)」は「40名」。6月17日現在、1国3名以内でカウントしてこれをクリアしているのは、世界で21名だ。

6月17日現在の「WAランキング(Road to Tokyo)」は下記の通り。
・「*位相当」は、各国3名以内でカウントした時の日本の4位以下の選手の相当順位。「実際*位」は、各国4番目以下もカウントした順位。
・5レース平均ポイントの後のカッコ内は、各選手の1番目と5番目のポイントの範囲。
・所属の後の記録は、世界選手権参加標準記録有効期間内の公認最高。一番右は日本選手権の参加資格記録。
8位(13.08で標準突破済)村竹ラシッド(JAL)13.08(+1.4)2025.06.20=世界選手権代表内定済
18位(13.25で標準突破済)野本周成(愛媛競技力本部)13.25(+0.1)2025.05.1113.25
19位(13.25で標準突破済)阿部竜希(順大/4年)13.25(+0.8)2025.06.0713.25
21位相当(13.27で標準突破済)泉谷駿介(住友電工)13.27(+0.3)2024.08.0413.10
50位相当(実際76位)1184pt横地大雅(Digverse)13.38(+0.1)2025.05.1113.33
52位相当(実際80位)1177pt高山峻野(ゼンリン)13.45(-1.1)2024.08.0613.31
54位相当(実際82位)1174pt樋口隼人(筑波大/4年)13.42(+1.3)2025.04.2613.42
60位相当(実際94位)1169pt西徹朗(早大/4年)13.53(+0.8)2025.04.2513.53
64位相当(実際104位)1160pt徳岡凌(KAGOTANI)13.63(+0.8)2024.09.2313.54
70位相当(実際113位)1152pt石川周平(富士通)13.68(+-0)2025.06.0813.47
71位相当(実際114位)1151pt似内陸斗(盛岡市陸協/4年)13.53(-2.1)2024.09.2113.53
81位相当(実際146位)1130pt町亮太(サトウ食品新潟アルビレックスRC)13.61(+1.1)2024.08.2413.40
82位相当(実際147位)1129pt可児将大(東京海上日動)13.66(-0.1)2024.09.2013.66
86位相当(実際155位)1128pt藤井亮汰(鳥取スポ協)13.63(+0.1)2024.10.1513.39


標準突破済みの3人が日本選手権で「2位以内」ならば「代表内定」となる。つまり3人のうちの誰かに先着して「2位以内」で標準未突破の誰にも負けてはならないのだ。
標準未突破の横地以下の選手が切符を手に入れるためにも、「2位以内」が絶対に必要だ。そして、日本選手権もしくは8月24日までに参加標準記録13秒27をクリアするか「Road to Tokyoで40位以内」が条件となる。現段階の「Road to Tokyo」の順位では、横地、高山らは50位以下なので、日本選手権で13秒27をクリアできずに2位以内の場合、8月24日までに標準を突破するか「Road to Tokyo」で40位以内に入っていなければならない。そのためには現段階のポイントをかなり上乗せする必要がある。6月17日現在の「40位」のポイントは、5レース平均で「1197pt」。現段階での横地のそれは「1184pt」だからその差「13pt」。5レースの平均ポイントだから、トータルでは65ポイントくらいの差がある計算だ。13秒台前半での記録ポイントは、0秒10で19ポイント差。5レース平均で上乗せするのは非常に大変だ。
ポイントの上乗せ以前に、標準突破済の野本・阿部・泉谷の3人のうち最低でも2人に先着して「日本選手権2位以内」になる必要があるのだ 。
日本陸連の代表選考基準では、標準突破の有無に関わらず、「Road to Tokyo」で40位以内であれば、日本選手権での順位を優先しての代表選手選考となる。よって、日本選手権で「2位以内に入ること」が必須条件となる。
逆にいうならば、日本選手権3位以下の選手は、極端な話ではあるが8月24日までに12秒80の世界記録を破ったとしても、日本選手権の上位2人を逆転する可能性は極めて低い。唯一、逆転できるのは日本選手権の上位2人の両方あるいは一方が、8月24日時点で参加標準記録をクリアしていなくて、かつ「Road to Tokyo」でターゲットナンバーの40名以内に入っていなかった場合のみである。現在の日本の状況からすると、その可能性は「ゼロに近い」といえそうだ。このあたり、「上位3名が代表」という一発勝負の全米選手権と似たような選考方法である。

▼東京世界選手権 代表選手選考の要項について
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202412/10_171138.pdf

エントリー記録13秒50以内と22・23・24年ファイナリストの日本選手権での歴代成績

有力選手のこれまでの日本選手権での成績を調べた。

<エントリー記録13秒50以内と22・23・24年ファイナリストの日本選手権での成績>
・掲載順は、エントリー記録の順。
「途」は決勝で途中棄権
「失」は決勝で失格
「準」は準決勝落選
「予」は予選落選
「-」は不出場
 資格記録131415161718192021222324
村竹ラシッド/代表内定(25年は不出場)21
              
泉谷駿介13.1023111
野本周成13.25445
阿部竜希13.254
高山峻野13.31112123522
横地大雅13.3385833
藤井亮汰13.3966657
町亮汰13.408
樋口隼人13.42
石川周平13.477637346
以下、22年以降のファイナリスト             
徳岡凌13.54
宮﨑匠13.706
高橋佑輔13.754

代表内定の村竹は、9月のメダル獲得をターゲットに日本選手権出場を回避。これまでの日本選手権は、21年の決勝が不正スタートで失格。22年は2位になってオレゴン世界選手権に出場したものの予選でハードルを引っかけて無念の落選。23年の日本選手権は故障で出場できず。その後、参加標準記録をクリアしたが日本選手権に不出場のため選考対象にもならなかった。その口惜しさを胸に24年の日本選手権で初優勝し、パリ五輪での5位入賞につなげた。今回の地元世界選手権での目標は「メダル獲得」である。

村竹とともに13秒04の日本記録を持つ泉谷が今回の優勝候補筆頭。19年から23年の5年間で優勝3回、2位1回、3位1回。世界大会は19・21・22・23・24と5大会連続の代表。23年ブダペスト世界選手権は5位入賞を果たした。19年は現地に行ったものの脚の状態が良くなく無念の欠場。21・22・24年はあと一歩というところでファイナルを逃した。今回の日本選手権では、大会初日と2日目の110mHで勢いをつけ、最終日の走幅跳でも代表切符を目指している。この2種目で代表となれば、日本陸上史上初の快挙となる。

世界選手権参加標準記録をクリアしている野本と阿部は29歳と21歳。野本はこのところファイナルの常連だが、「表彰台」はまだない。「今回こそ」の思いが強いはず。過去最高順位が4位の両者にとって、「3位の表彰台」ではなく「2位以内での代表切符獲得」が最大の目標であろう。

94年9月3日生まれで30歳の高山は今回出場者の最年長。15年からの10年間で優勝3回、2位4回、3位1回、5位1回と高いレベルでの安定ぶりが目立つ。世界大会の代表も、17・19・21・23・24と5大会。が、今回の世界選手権に向けては「Road to Tokyo」で52位相当と苦戦。日本選手権で大逆転なるか? である。

横地は、5年連続入賞を継続中。23年ブダペスト世界選手権に出場し準決勝の舞台を経験した。
石川は、21年の決勝での不正スタート失格を含め17年から8年連続決勝進出。22年オレゴン世界選手権では準決勝に進んだ。

野本も村竹と似たような経験をしている。23年の日本選手権決勝でハードルを引っかけて途中棄権。村竹と同じ7月29日の福井でのレースでブダペストの標準突破の13秒20をマークしたが、日本選手権での成績によって世界選手権行きの切符を手にすることはできなかった。

いずれにしても、9月の国立競技場のスタートラインに立つためには今回の日本選手権での順位が優先されるので、「2位以内」に入ることがどの選手にとっても絶対条件になる。


個人別10傑平均記録の日本歴代リスト

個人別10傑平均記録の日本歴代10傑をまとめた。

<個人別10傑平均記録の日本歴代10傑(2025年6月22日現在)>
・氏名の前の「▲」は、非現役。
順)平均記録氏名1位~10位13秒29以内
1)13.108泉谷駿介13.04~13.1720回
2)13.110村竹ラシッド13.04~13.1624回
3)13.268高山峻野13.10~13.316回
4)13.316▲金井大旺13.16~13.383回
5)13.320阿部竜希13.25~13.404回
6)13.362野本周成13.20~13.453回
7)13.417石川周平13.36~13.47 
8)13.421横地大雅13.33~13.47 
9)13.482藤井亮汰13.39~13.54 
10)13.496町亮汰13.40~13.55 
次)13.497▲内藤真人13.43~13.54 

泉谷と村竹が群を抜いてハイレベルなタイムをコンスタントにマークしている。
5位に進出してきた阿部は、自身トップ3の13秒25、26、27がすべてが25年の記録で勢いがある。


至近5世界大会代表の泉谷・高山・村竹・石川・横地の決勝での直接対決の対戦成績

19年ドーハ世界選手権と21年東京五輪の代表は、高山・泉谷と21年末に引退した金井さん。
22年オレゴン世界選手権は、泉谷・石川・村竹。
23年ブダペスト世界選手権は、泉谷・高山・横地。
24年パリ五輪は、泉谷・村竹・高山。
9月の東京世界選手権の代表に内定している村竹、今回の日本選手権に出場する泉谷・高山・石川・横地の19年以降の世界大会代表の決勝レースで直接対決した対戦成績をまとめた。もしも調査漏れや誤りなどお気づきの点は、陸連事務局までご連絡くださいませ。


<泉谷駿介と高山峻野の決勝での対戦成績>
年月日競技会名泉谷駿介vs高山峻野差/勝者
2019.05.19GGP大阪1)13.26○●4)13.510.25/泉谷
2019.06.30日本選手権2)13.36●○1)13.360.00/高山
2019.07.27実学対抗3)13.60●○1)13.300.30/高山
2019.08.19ナイトG福井3)13.53●○1)13.250.28/高山
2020.10.03日本選手権3)13.48●○2)13.470.01/高山
2020.10.18田島記念3)13.80●○1)13.440.36/高山
2021.05.09GGP東京2)13.43○●3)13.450.02/泉谷
2021.06.27日本選手権1)13.06○●3)13.370.31/泉谷
2022.06.12日本選手権1)13.21○●5)13.600.39/泉谷
2023.05.21GGP横浜1)13.07○●2)13.250.18/泉谷
2023.06.04日本選手権1)13.04○●2)13.300.26/泉谷
   6-5  

20年までは、高山が圧倒していたが、21年以降は立場が逆転した。


<泉谷駿介と村竹ラシッドの決勝での対戦成績>
年月日競技会名泉谷駿介vs村竹ラシッド差/勝者
2020.07.25東京選手権3)13.80○●4)13.870.02/泉谷
2021.04.29織田記念2)13.33○●4)13.530.20/泉谷
2021.05.09GGP東京2)13.43○●4)13.510.08/泉谷
2021.05.21関東学生1)13.05w○●2)13.20w0.15/泉谷
2021.06.27日本選手権1)13.06○●失格--/泉谷
2021.09.19日本学生1)13.29○●3)13.480.19/泉谷
2022.06.12日本選手権1)13.21○●2)13.310.10/泉谷
2025.04.26廈門DL8)13.39●○2)13.140.25/村竹
   7-1  

泉谷が大学の先輩の貫禄で、負け知らずだったが25年4月に村竹が初勝利。


<泉谷駿介と石川周平の決勝での対戦成績>
年月日競技会名泉谷駿介vs石川周平差/勝者
2018.06.15日本学生個人4)13.99●○3)13.910.08/石川
2018.09.09日本学生1)13.75○●4)13.940.19/泉谷
2019.04.29織田記念2)13.56●○1)13.540.02/石川
2019.05.06木南記念3)13.58●○2)13.500.08/石川
2019.05.19GGP大阪1)13.26○●5)13.630.37/泉谷
2019.06.30日本選手権2)13.36○●3)13.670.31/泉谷
2019.07.27実学対抗3)13.60○●4)13.640.34/泉谷
2019.08.19ナイトG福井3)13.53○●6)13.650.40/泉谷
2020.07.25東京選手権3)13.80●○2)13.610.19/石川
2020.10.03日本選手権3)13.48○●7)13.710.23/泉谷
2021.04.29織田記念2)13.33○●3)13.440.11/泉谷
2021.05.09GGP東京2)13.43○●7)13.670.24/泉谷
2021.06.27日本選手権1)13.06○●失格--/泉谷
2022.06.12日本選手権1)13.21○●3)13.480.27/泉谷
2023.05.07木南記念1)13.25○●2)13.440.19/泉谷
2023.05.21GGP横浜1)13.07○●3)13.360.29/泉谷
2023.06.04日本選手権1)13.04○●4)13.600.56/泉谷
   13-4  

19年までは泉谷の5勝3敗だったが、20年の秋以降は泉谷が負け知らず。


<泉谷駿介と横地大雅の決勝での対戦成績>
年月日競技会名泉谷駿介vs横地大雅差/勝者
2019.05.24関東学生1)13.41○●6)13.890.48/泉谷
2020.07.25東京選手権3)13.80○●5)14.000.20/泉谷
2020.10.03日本選手権3)13.48○●8)13.720.24/泉谷
2021.04.29織田記念2)13.33○●6)13.680.35/泉谷
2021.05.09GGP東京2)13.43○●6)13.670.24/泉谷
2021.05.21関東学生1)13.05○●3)13.430.38/泉谷
2021.06.27日本選手権1)13.06○●5)13.470.41/泉谷
2021.09.19日本学生1)13.29○●2)13.470.18/泉谷
2022.06.12日本選手権1)13.21○●8)13.720.51/泉谷
2023.05.07木南記念1)13.25○●4)13.600.35/泉谷
2023.05.21GGP横浜1)13.07○●6)13.460.39/泉谷
2023.06.04日本選手権1)13.04○●3)13.510.47/泉谷
   12-0  

泉谷が負け知らず。最小でも0秒18差がついている。


<高山峻野と石川周平の決勝での対戦成績>
年月日競技会名高山峻野vs石川周平差/勝者
2017.06.25日本選手権1)13.45○●7)13.800.35/高山
2018.04.29織田記念5)13.76○●7)13.850.09/高山
2018.06.25日本選手権2)13.45○●6)13.810.36/高山
2019.05.19GGP大阪4)13.51○●5)13.630.12/高山
2019.06.02布勢スプリント1)13.36○●2)13.490.13/高山
2019.06.30日本選手権1)13.36○●3)13.670.31/高山
2019.07.27実学対抗1)13.30○●4)13.640.34/高山
2019.08.19ナイトG福井1)13.25○●6)13.650.40/高山
2020.08.29ナイトG福井2)13.34○●3)13.390.05/高山
2020.09.20全日本実業団1)13.51○●2)13.690.18/高山
2020.10.03日本選手権2)13.47○●7)13.710.24/高山
2020.10.18田島記念1)13.44○●2)13.610.17/高山
2020.10.24木南記念1)13.49○●4)13.690.20/高山
2021.05.09GGP東京3)13.45○●7)13.670.22/高山
2021.06.27日本選手権3)13.37○●失格--/高山
2021.08.28ナイトG福井1)13.57○●3)13.600.03/高山
2021.09.26全日本実業団5)13.75●○2)13.500.25/石川
2022.04.29織田記念4)13.92○●5)13.940.02/高山
2022.05.08GGP東京7)13.75○●8)13.850.10/高山
2022.06.12日本選手権5)13.60●○3)13.480.12/石川
2022.06.26布勢スプリント1)13.32○●4)13.740.32/高山
2022.08.06実学対抗1)13.10○●5)13.620.52/高山
2022.08.20ナイトG福井1)13.36○●3)13.520.16/高山
2022.09.25全日本実業団1)13.39○●6)13.850.46/高山
2022.10.09国体1)13.45○●2)13.660.21/高山
2023.04.29織田記念2)13.47●○1)13.430.04/石川
2023.05.21GGP横浜2)13.25○●3)13.360.11/高山
2023.06.04日本選手権2)13.30○●4)13.600.30/高山
2023.10.02アジア競技大会1)13.41○●5)13.630.22/高山
2024.04.29織田記念6)13.64●○4)13.620.02/石川
2024.05.19GGP東京4)13.56○●8)13.710.15/高山
2024.06.30日本選手権2)13.31○●6)13.470.16/高山
2025.06.01布勢スプリント3)13.56○●6)13.720.16/高山
   29-4  

高山が圧倒してきている。


<高山峻野と村竹ラシッドの決勝での対戦成績>
年月日競技会名高山峻野vs村竹ラシッド差/勝者
2020.08.23GGP東京3)13.74●○2)13.650.09/村竹
2021.05.09GGP東京3)13.45○●4)13.510.06/高山
2021.06.27日本選手権3)13.37○●失格--/高山
2021.08.28ナイトG福井1)13.57○●5)13.700.13/高山
2022.04.29織田記念4)13.92●○1)13.550.37/村竹
2022.05.08GGP東京7)13.75●○1)13.340.41/村竹
2022.06.12日本選手権5)13.60●○2)13.310.29/村竹
2022.06.26布勢スプリント1)13.32○●2)13.470.15/高山
2022.08.20ナイトG福井1)13.36○●2)13.520.16/高山
2024.04.29織田記念6)13.64●○1)13.290.35/村竹
2024.05.19GGP東京4)13.56●○1)13.220.34/村竹
2024.06.30日本選手権2)13.31●○1)13.070.24/村竹
2025.05.18GGP東京6)13.68●○1)13.160.52/村竹
   5-8  

24年以降は村竹が4連勝中。


<高山峻野と横地大雅の決勝での対戦成績>
年月日競技会名高山峻野vs横地大雅差/勝者
2020.07.25東京選手権1)13.54○●5)14.000.46/高山
2020.10.03日本選手権2)13.47○●8)13.720.25/高山
2020.10.24木南記念1)13.49○●3)13.670.18/高山
2021.05.09GGP東京3)13.45○●6)13.670.22/高山
2021.06.27日本選手権3)13.37○●5)13.470.10/高山
2022.04.29織田記念4)13.92○●7)13.980.06/高山
2022.05.08GGP東京7)13.75●○6)13.730.02/横地
2022.06.12日本選手権5)13.60○●8)13.720.12/高山
2022.08.06実学対抗1)13.10○●3)13.560.46/高山
2022.08.20ナイトG福井1)13.36○●6)13.670.31/高山
2022.10.09国体1)13.45○●6)13.850.40/高山
2023.04.29織田記念2)13.47○●4)13.600.13/高山
2023.05.21GGP横浜2)13.25○●6)13.460.21/高山
2023.06.04日本選手権2)13.30○●3)13.510.21/高山
2023.07.14アジア選手権1)13.29○●5)13.590.30/高山
2024.04.29織田記念6)13.64●○5)13.630.01/横地
2024.05.19GGP東京4)13.56○●7)13.650.09/高山
2024.06.30日本選手権2)13.31○●3)13.390.08/高山
2025.06.01布勢スプリント3)13.56●○2)13.490.07/横地
   16-3  

高山が圧倒してきていたが、24年以降は2勝2敗。


<石川周平と村竹ラシッドの決勝での対戦成績>
年月日競技会名石川周平vs村竹ラシッド差/勝者
2020.07.25東京選手権2)13.61○●4)13.870.26/石川
2021.04.29織田記念3)13.44○●4)13.530.09/石川
2021.05.09GGP東京7)13.67●○4)13.510.16/村竹
2021.06.01木南記念2)13.42●○1)13.350.07/村竹
2021.06.27日本選手権失格失格--
2021.08.28ナイトG福井3)13.60○●5)13.700.10/石川
2022.04.29織田記念5)13.94●○1)13.550.39/村竹
2022.05.08GGP東京8)13.85●○1)13.340.51/村竹
2022.06.12日本選手権3)13.48●○2)13.310.17/村竹
2022.06.26布勢スプリント4)13.74●○2)13.470.27/村竹
2022.08.20ナイトG福井3)13.52●○2)13.520.00/村竹
2024.04.29織田記念4)13.62●○1)13.290.33/村竹
2024.05.19GGP東京8)13.71●○1)13.220.49/村竹
2024.06.30日本選手権6)13.47●○1)13.070.40/村竹
   3-10  

21年まではほぼ互角だったが、22年以降は村竹が8連勝中。


<石川周平と横地大雅の決勝での対戦成績>
年月日競技会名石川周平vs横地大雅差/勝者
2020.07.25東京選手権2)13.61○●5)14.000.39/石川
2020.10.03日本選手権7)13.71○●8)13.720.01/石川
2020.10.24木南記念4)13.69●○3)13.630.02/横地
2021.04.29織田記念3)13.44○●6)13.680.24/石川
2021.05.09GGP東京7)13.67●○6)13.670.00/横地
2021.06.27日本選手権失格●○5)13.47--/横地
2021.07.17実学対抗3)13.52●○2)13.450.07/横地
2022.04.29織田記念5)13.94○●7)13.980.04/石川
2022.05.08GGP東京8)13.85●○6)13.730.12/横地
2022.06.12日本選手権3)13.48○●8)13.720.24/石川
2022.08.06実学対抗5)13.62●○3)13.560.06/横地
2022.08.20ナイトG福井3)13.52○●6)13.670.15/石川
2022.10.09国体2)13.66○●6)13.850.19/石川
2023.04.29織田記念1)13.43○●4)13.600.17/石川
2023.05.07木南記念2)13.44○●4)13.600.16/石川
2023.05.21GGP横浜3)13.36○●6)13.460.10/石川
2023.06.04日本選手権4)13.60●○3)13.510.09/横地
2024.04.29織田記念4)13.62○●5)13.630.01/石川
2024.05.12木南記念6)13.69●○2)13.470.22/横地
2024.05.19GGP東京8)13.71●○7)13.650.06/横地
2024.06.02布勢スプリント4)13.48○●8)13.830.35/石川
   12-9  

24年以降は2勝2敗の五分。


<村竹ラシッドと横地大雅の決勝での対戦成績>
年月日競技会名村竹ラシッドvs横地大雅差/勝者
2020.07.25東京選手権4)13.87○●5)14.000.13/村竹
2020.09.13日本学生1)13.69○●2)13.860.17/村竹
2021.04.29織田記念4)13.53○●6)13.680.15/村竹
2021.05.09GGP東京4)13.51○●6)13.670.16/村竹
2021.05.21関東学生2)13.20○●3)13.430.23/村竹
2021.06.27日本選手権失格●○5)13.47--/横地
2021.09.19日本学生3)13.48●○2)13.470.01/横地
2022.04.15日本学生個人1)13.43○●2)13.620.19/村竹
2022.04.29織田記念1)13.55○●7)13.980.43/村竹
2022.05.08GGP東京1)13.34○●6)13.730.39/村竹
2022.06.12日本選手権2)13.31○●8)13.720.41/村竹
2022.08.20ナイトG福井2)13.52○●6)13.670.15/村竹
2022.09.10日本学生1)13.36○●3)13.570.21/村竹
2023.07.29ナイトG福井1)13.18○●3)13.330.15/村竹
2024.04.29織田記念1)13.29○●5)13.630.34/村竹
2024.05.19GGP東京1)13.22○●7)13.650.43/村竹
2024.06.30日本選手権1)13.07○●3)13.390.32/村竹
   15-2  

村竹の不正スタートでの失格を除くと横地が勝ったのは1回のみ。

以上をまとめると、

泉谷は、
vs高山とは、6勝5敗
vs石川とは、13勝4敗
vs村竹とは、7勝1敗
vs横地とは、12勝0敗

高山は、
vs泉谷とは、5勝6敗
vs石川とは、29勝4敗
vs村竹とは、5勝8敗
vs横地とは、16勝3敗

石川は、
vs泉谷とは、4勝13敗
vs高山とは、4勝29敗
vs村竹とは、3勝10敗
vs横地とは、12勝9敗

村竹は、
vs泉谷とは、1勝7敗
vs高山とは、8勝5敗
vs石川とは、10勝3敗
vs横地とは、15勝2敗

横地は、
vs泉谷とは、0勝12敗
vs高山とは、3勝16敗
vs石川とは、9勝12敗
vs村竹とは、2勝15敗

トータルの対戦成績から序列をつけると、
1)泉谷全員に勝ち越し
2)村竹高山・石川・横地に勝ち越し
3)高山石川・横地に勝ち越し
4)石川横地に勝ち越し
5)横地全員に負け越し

の順になりそうだ。

なお、東京世界選手権参加標準記録突破済みの野本周成と阿部竜希と世界大会代表経験者5人との対戦成績は以下の通り。

野本は、
vs泉谷とは、1勝3敗
vs高山とは、7勝14敗
vs石川とは、10勝10敗
vs村竹とは、1勝8敗
vs横地とは、8勝4敗
vs阿部とは、3勝3敗

阿部は、
vs泉谷とは、対戦なし
vs高山とは、3勝4敗
vs石川とは、4勝0敗
vs村竹とは、0勝6敗
vs横地とは、5勝1敗
vs野本とは、3勝3敗

さて、19年以降の4回の世界大会代表で今回出場する4人に野本・阿部がどんな勝負を挑むか??


世界記録と日本記録の差

23・24年のこのコーナーでも紹介したが、61年前の東京五輪が行われた1964年当時、この種目の世界記録は13秒2(手動計時)、日本記録は14秒2(手動計時)で、その差は1秒0だった。「電動計時」の世界記録と日本記録が公認されるようになった時の初代世界記録は13秒24、初代日本記録は14秒43でその差は1秒19。ただし、その時点での「実質的な電動計時日本記録」は、64年東京五輪の準決勝2組で7着だった安田寛一さん(八幡製鉄)がマークした14秒30だった。こちらのタイムで計算すると初代世界記録との差は1秒06だった。しかし、日本陸連は過去に遡って電動計時での記録を公認しなかった。そんなことで、安田さんの記録よりも遅い14秒43が初代の日本記録となったのだった。

<110mHの世界記録と日本記録の差>
電動計時の記録のみが世界記録や日本記録として公認されるようになってからの差は以下の通り。
「○」は、その差がその時点で歴代最小値になったことを示す。

「世界記録と日本記録の差の変遷」
年月日世界記録日本記録 
1972.09.0713.2414.301.06 
1977.08.2113.211.09 
1977.10.1614.251.04
1978.05.1414.060.85
1979.04.1413.160.90 
1979.05.1613.001.06 
1981.08.1912.931.13 
1989.05.0713.951.02 
1989.08.1612.921.03 
1990.09.1513.820.90 
1991.06.1613.800.88 
1991.08.2713.580.66
1993.02.2012.910.67 
2001.10.1713.500.59
2003.07.2013.470.56
2004.08.2413.390.48
2006.07.1112.880.51 
2008.06.1212.870.52 
2012.09.0712.800.59 
2018.06.2413.360.56 
2019.07.2713.300.50 
2019.08.1713.250.45
2021.04.2913.160.36
2021.06.2713.060.26
2023.06.0413.040.24

64年の東京五輪の年に生まれた人が「還暦」を迎えるほどの長い年月を経て、当初は1秒以上あった世界との差が、現在は「世界記録12秒80」に対し「日本記録13秒04」で、その差は「0秒24」にまで縮まった。何かと注目されることが多い男子の100mは「世界記録9秒58」に対し「日本記録9秒95」で、その差「0秒37」。110mHの方が差は小さい。
この数字からもわかるように、注目度の高い男子100mよりも世界記録に対する日本記録のレベルが高いのがこの110mHなのだ。といっても、世界記録と日本記録で比較すると100mはボルトのように突出した選手との比較になってしまうので、不利になるかもしれない。

そんなことで、それを和らげるために「世界歴代10位」と「日本記録」を比較した。
2025年6月22日現在の100mの世界歴代10位は、9秒77で日本記録(9秒95)との差は「0秒18」。
110mHの同歴代10位は、12秒91で日本記録(13秒04)との差は「0秒13」。
やはり110mHの方がその差は小さい。

話を110mHの日本記録に戻す。
2018年6月24日、山口での日本選手権で金井大旺さん(福井県スポーツ協会)が、13秒36で走って14年ぶりに日本記録を0秒03更新した。それが起爆剤となって、19年には次々と日本タイ記録や日本新記録がマークされた。20年はコロナ禍に見舞われ更新されることはなかったが、21年と23年には上述の通り、世界で戦えるレベルの13秒16→13秒06→13秒04にまでタイムが引き上げられた。

<2000年以降の日本記録の変遷>
2001.10.17国体13.50.1内藤真人(法大)
2003.07.20愛知県選手権13.471.0内藤真人(ミズノ)
2004.08.24アテネ五輪13.391.5谷川聡(ミズノ)
2018.06.24日本選手権13.360.7金井大旺(福井県スポーツ協会)
2019.06.02布勢スプリント13.361.9高山峻野(ゼンリン)=タイ
2019.06.30日本選手権13.36-0.6高山峻野(ゼンリン)=タイ
2019.06.30日本選手権13.36-0.6泉谷駿介(順大)=タイ
2019.07.27実学対抗13.31.9高山峻野(ゼンリン)
2019.08.17ナイトGin福井13.251.1高山峻野(ゼンリン)
2021.04.29織田記念13.161.7金井大旺(ミズノ)
2021.06.27日本選手権13.061.2泉谷駿介(順大)
2023.06.04日本選手権13.04-0.9泉谷駿介(住友電工)
2023.09.16日本学生13.04-0.9村竹ラシッド(順大)

まずは、2018年6月24日から19年6月30日の1年と6日間というか、19年7月27日までの1年1カ月と3日間に注目していただきたい。
「100分の1秒」まで計時されているのに、19年7月27日に高山が13秒30をマークするまでの19年6月30日から7月27日の1カ月あまりの期間は、3人が「13秒36」の「日本記録保持者」として並んでいた(しかも計4回)。電動計時での記録に限ると、「3人が日本記録を保持」というのは、他に例がない日本陸上競技史上初で唯一の珍しい出来事だった。

あるいは、「日本選手権の優勝記録(大会記録)」ということでみると、18年が13秒36。19年も13秒36。20年も13秒36。何と3年連続の「13秒36」だった。しかも19年は2着も13秒36の同タイム。そんなことで、21年の日本選手権のプログラムには「大会記録」として、金井大旺(福井県スポーツ協会)=18年&20年、高山峻野(ゼンリン)=19年、泉谷駿介(順大)=19年2位、の3人の名前が記載されることになった。これまた100分の1秒単位で計時がなされるようになってからは、男女全種目を含めて史上初の珍事で、現在まで「唯一」の出来事だ。


110mHと100mの年別世界100傑入傑人数と国別順位

17年以降至近9年間の世界100位以内の日本人の入傑者数を100mと比較した。

<110mHと100mの年別世界100傑入傑日本人の人数と国別順位>
110mH世界100傑内100m世界100傑内
2017年13.65/9人(2位)10.17/7人(4位)
2018年13.70/8人(3位)10.15/4人(6位)
2019年13.66/9人(3位)10.17/6人(4位)
2020年13.93/21人(1位)10.29/12人(2位)
2021年13.59/6人(3位)10.16/4人(3位)
2022年13.56/12人(2位)10.12/5人(5位)
2023年13.54/12人(2位)10.10/7人(3位)
2024年13.49/9人(3位)10.09/3人(5位)
2025年13.52/6人(3位)10.12/4人(6位)

・2025年は、6月22日判明分。

いずれの年も100mの人数と国別順位を110mHが上回っている(21年のみ順位はともに3位)。20年はコロナ蔓延の影響でアメリカなど世界的に競技会が中止となってあまり行われなかった。そんな事情もあって日本の人数が大幅に増え「世界1位」となった。通常はアメリカがトップで、110mHでの入傑数は年によって多少の変動があるが25~35人あたりだ。


日本選手権・決勝での「着順別最高記録」

1)13.042023年
2)13.222021年
3)13.372021年
4)13.382021年
5)13.432024年
6)13.472024年
7)13.482024年
8)13.552024年

上位は追風1.2mに恵まれた21年の記録が多くを占める。5着以下は、追風0.2mの24年が並ぶ。上位と下位の力が拮抗していることを示すものであろう。

2枚の世界選手権切符を争う中で「いい追風」に恵まれれば、「日本新」のみならず、たくさんの「着順別新記録」が生まれそうだ。
1台のちょっとしたミスで大きく順位が変動する種目だけに、1台毎の展開に一瞬も目が離せない13秒間になる。



野口純正(国際陸上競技統計者協会[ATFS]会員)
写真提供:フォート・キシモト、アフロスポーツ


【チケット販売中】第109回日本選手権

日程:7月4日(金)~6日(日)
会場:国立競技場(東京)
種目:男子17種目、女子17種目
時間:https://www.jaaf.or.jp/jch/109/timetable/
・1日目(7月4日):競技開始 14時頃/競技終了21時頃
・2日目(7月5日):競技開始 11時30分頃/競技終了19時頃
・3日目(7月6日):競技開始 14時頃/競技終了19時頃

▼チケット詳細はこちら
 https://www.jaaf.or.jp/jch/109/ticket/
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