100m
林捺愛(小俣中3三重) 12秒03(-0.7)
「全中、国スポでは、それまで全国大会の経験が少なく、自分が納得いく走りができませんでした。今回は一番良い状態で臨むことができたし、優勝できてうれしいです。スタートで失敗しましたが、焦らないよう自分に言い聞かせて、それが後半につながったと思います。最後の2~3mで他の選手を追い抜いていたのはわかっていたので、フィニッシュしたん瞬間に勝ったと確信しました。部員のみんながスタンドに駆けつけてくれて力になりました」150m
バログン・ハル(市川高1千葉) 17秒99(+0.8)
予選17秒94(+1.6)=大会新「前回も同じ種目で5位に入賞できたけど、1学年下の選手にも負けていたので、今回はリベンジしたかったです。国スポからの連戦で、気持ち的にも落ち込んでいた部分もありましたが、最後まであきらめずにフィニッシュできました。全国大会での優勝は初めてなのですごくうれしいし、なにより妹のイズミと一緒に入賞できたのもよかったです。スタートは得意ではなく、後半でカバーできればと思っていたけど、その通りの走りができました」
1000m
石原万結(京山中3岡山) 2分45秒87
「大会記録を更新できなかったのは残念ですが、駅伝につながる走りをするのが一番の目標だったので、自己新で勝てたことはうれしいです。少し速いペースでしたが、いつもの練習で競り合ってみんなで高めていくということをやってきたので、今日はその成果を自信にして走れました。先週までは3000mに向けたトレーニングをやっていて、スピードに不安はありましたが、普段の積み重ねがあって勝てたと思います。全中駅伝ではみんなと一緒に優勝したいです」100mH(0.762m/8.5m)
福田花奏(神河中3兵庫) 13秒09(+1.6)=U18日本新、大会新
「夏の全中も2位で、前回大会も現地に入りながら発熱で棄権していたので、そのリベンジを果たすことができて本当にうれしいです。タイムも大会記録(13秒59)を更新できればと思っていたので、とても驚いています。いつもは周りの選手が気になったりしていましたが、今回は予選から自分のレースに集中できたことがよかったと思います。今後は持ち味のスプリントをさらに磨き、高校でも1年目からインターハイなどで活躍できるよう頑張ります」走高跳
神谷琴葉(岡村中3神奈川) 1m69
「最近は不調だったこともあり、高校生も出場している大会で、まさか自己ベストを跳んで優勝できるとは思いませんでした。1m69は高いなと感じましたが、最後の3歩でスピードに乗れて、しっかり踏み切れたことがよかったと思います。(1m69の3回目は)何も考えずに、頭を真っ白にして挑みました。1m72は成功できませんでしたが、行けそうな感覚もありました。来年はあこがれの鴨田るなさん(東海大相模高)の記録を超えられるように頑張りたいと思います」棒高跳
中村心葵(三室中3埼玉) 3m80
「前回は2位で悔しい思いをしたので、今回は勝ちたかったし、出場者のランキングも1位だったので、絶対に負けられない試合でした。優勝はうれしいけど、中学記録を更新できなかったのは心残り。3m91の試技では硬いポールを使って挑戦して、惜しい跳躍もありました。これからはそのポールを使いこなせるようにしていきたいし、それができれば記録も伸びると思います。高校ではインターハイや日本選手権で活躍できるような選手を目指したいです」走幅跳
岡林結衣(大津中3高知) 6m01(-0.3)=大会新
「6mジャンプも、走幅跳での全国優勝も初めてですし、不安のあるなかで勝てたことは本当にうれしいです。全中では助走で失敗しましたが、助走のスタート位置を計算したものをノートに書き出したり、踏み切りでの恐怖心を打ち消したりして臨みました。6mのジャンプはそこまで跳んだ感触はなかったので、記録を聞いたときはびっくりしました。高校では今まで以上強い選手と戦うことになるので、練習をしっかり積んでいきたいです」三段跳
大西海優(新居浜東中3愛媛) 12m26(+3.4)
「12mが目標だったので、とにかくうれしいです。1回目で失敗して焦ったけど、家族から『大丈夫』と声を掛けられ、落ち着いて2回目以降に臨めました。12mのジャンプはホップで身体が浮いて、ステップでも潰れず跳べてよかったです。全中までは走幅跳に専念していて、この大会に向けて三段跳の練習を頑張ってきました。最初は脚が全然合わなかったけど、だんだんと上手くいくようになりました。高校では走幅跳と三段跳で入賞できるようになりたいです」砲丸投(2.721kg)
諏訪彩乃(白鴎大足利高1栃木) 15m73=大会新
「15mを目標にしていたので、15m73も投げられると思わなかったし、優勝もできてうれしいです。雨の試合は慣れていたし、今日は身体も良く動きました。これまで突き出しの瞬間に身体が早く開いてしまうことが課題だったけど、記録を出した5投目は身体が開かず砲丸がまっすぐ飛んでくれました。中学時代から砲丸の重さが変わり、突き出せなくなってしまったので、身体を鍛えてさらに記録を伸ばして、インターハイで入賞できるように頑張ります」円盤投(1.000kg)
平井心(武蔵野東中3東京) 37m11
「移動が続いて疲れもありましたが、国スポに続いて勝ててよかったです。雨の試合が苦手で、最初のほうはサークルが濡れていたのですが、滑ることなく踏ん張ってターンができました。4投目が終わった時点で2位でプレッシャーもあったのですが、5投目でしっかりトップに立てました。高校では1年目からまず40m台を投げられるように頑張りたいです。将来的には人に感謝し、当たり前のことを当たり前にできる選手になりたいと思っています」ジャベリックスロー(300g)
向山和果(伊那東部中2長野) 49m63
「今大会では自己新と優勝の2つを目標にしてきました。記録は更新できませんでしたが、勝ててよかったです。風向きを読むのが難しかったですが、初めての全国で勝てたのはうれしい。中学記録保持者で長野出身の倉田(紗優加)さんに助走について教わったことがり、おかげで助走スピードがすごくアップしたのが優勝できた理由のひとつです。来年は砲丸投で全中入賞できれば。ジャベリックスローは倉田さんの記録(58m63)を目標に頑張ります」
文:月刊陸上競技
写真:JAAFメディアチーム
【第18回U18/第55回U16陸上競技大会】
◆期日:2024年10月18日(金)~20日(日)◆場所:三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場
◆公式サイト
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1832/
◆ライブ配信
https://www.jaaf.or.jp/news/article/21128/
◆SNS
Twitter:https://twitter.com/jaaf_official
Facebook:https://www.facebook.com/JapanAthletics
Instagram:https://www.instagram.com/jaaf_official/
大会ハッシュタグ「#U18U16陸上大会」「#この瞬間わたしが主人公だ」
◆タイムテーブル
https://www.jaaf.or.jp/files/competition/document/1832-3.pdf