2024.10.25(金)大会

【第18回U18陸上大会】優勝者コメント・男子

100m



菅野翔唯(東農大二高1群馬) 10秒37(+1.6)=大会新

「国スポ(少年B100m2位)の疲れなどもあったけど、自分の走りをすれば優勝できると思っていました。決勝はスタートからうまく先行できましたが、後半追い上げられ少し硬くなってしまったのが反省点。タイムもベストタイだったので、それがなければ更新できていたと思います。夏場に坂ダッシュなどでしっかり走り込んできた成果を発揮でき、初の全国タイトルは正直うれしいです。来シーズンは課題の後半を克服し10秒19のU18記録を更新できるよう練習を積んでいきたいです」


300m



久保拓己(滝川二高2兵庫) 33秒33

「インターハイの400m、国スポの300mともに4位とあと一歩のレースが続いていたので、今回はタイムより勝つことだけを意識して臨みました。国スポからの連戦の疲労もありましたが勝ち切れて本当にうれしいですし、自信になります。課題の前半をアウトレーンの選手に引っ張ってもらえ流れに乗れたことが、得意の後半につながったと思います。来シーズンは冬季にしっかり体力とスピードを強化し、400mで安定して46秒台を出せるようにしてU20日本選手権やインターハイのタイトルを目指し頑張ります」


800m



菊池晴太(盛岡第四高2岩手) 1分51秒09

「国スポで自己ベスト(1分49秒47)をマークすることができていたので、今回はタイムより勝負という意識で臨みました。スローな展開になると予想していたので、前半は体力を温存しラスト勝負という想定通りのレースで勝ち切ることができてうれしいです。今シーズンはインターハイや国スポの決勝などレベルの高いレースを経験し成長することができ、自己ベストの更新、最後の大会でタイトルも獲得できるなどいい締めくくりができました。来シーズンは1分47秒台を目標にインターハイでも留学生などライバルと勝負できるよう練習を積んでいきたいと思っています」


3000m



川副剛煌(鳥栖工高2佐賀) 8分24秒96

「どんな展開になっても先頭集団でレースを進め、しっかり勝ち切ることを意識して臨みました。先にチームメートに仕掛けられましたが、最後まで落ち着いて対応することができました。全国優勝は初めてなのでとてもうれしいです。今回の結果を今後の駅伝シーズンに生かし、チームの目標でもある都大路で3位以内に入れるよう頑張ります。来年のトラックでは5000mで13分台を出し、インターハイで勝負できるよう練習を積んでいきます」


110mH(0.991m/9.14m)



古賀ジェレミー(東京高2東京) 13秒41(+0.5)=大会タイ

「左足を捻挫するなど不安もありましたが周囲の支えもありこの大会に向け調子を合わせることができました。優勝できたことはよかったですが、大会記録更新を狙っていたので、それが達成できず悔しいです。今シーズンはインターハイで高校記録(13秒59)を更新することができましたが、来シーズンは20年以上誰にも抜かれないようなド派手はタイムを出してインターハイ、U20日本選手権など全国で優勝できるよう、しっかり練習を積んでいきたいと思います」


300mH



齋藤悠仁(八千代高2千葉) 36秒00

「国スポ(2位・35秒54)で接戦は経験していたので、最後まで落ち着て走ることができました。疲れもありましたが、大会記録(35秒94)を更新して優勝することを目標としていたのでタイム的には満足していません。それでも、コンディションが悪い中、自分のレースをして優勝できたことは今後の自信になります。まだまだ線が細くハードルにぶつけると大きくバランスを崩してしまうので、冬季でしっかり体力をつけることはもちろん、技術面でも向上させ、来シーズンは400mハードルで50秒台を出してインターハイで優勝できるよう頑張ります」


3000mW



星合柑太(益田清風高3岐阜) 12分21秒86

「インターハイの5000m競歩では予選落ちに終わりましたが、この大会に向けしっかり練習を積んできたので、それが報われてうれしい。初めての全国優勝で高校最後の試合を締めくくることができて良かったです。今回は苦しくなった時に頭が前に出てしまう癖がでないよう心掛けて歩きました。今後は受験勉強に集中し、大学でも競歩を続けインカレなどで活躍できるよう頑張りたいです」


走高跳



畝地雄大(鹿児島南高3鹿児島) 2m10

「インターハイが9位、国スポが5位とここまで全国では満足のいく結果が残せていなかったので、今回はじめて全国タイトルを獲得することができうれしいです。2m16の大会記録の更新を狙っていたので満足はしていません。2週間前の九州大会で踏み切り脚を痛めた影響もあり序盤は助走が安定しませんでしたが、後半少しずつ持ち直すことができました。今後は早くケガを治して冬季練習に入り、助走を安定させることはもちろん、課題の踏み切りの精度を上げ、今季更新された高校記録(2m24)に少しでも近づけるよう頑張ります」


棒高跳



井上直哉(阿南光高2徳島) 5m15

「国スポに続き自己ベストで優勝できたことはよかったですが、今回は5m21を跳ぶつもりできていたので、それが達成できず悔しいです。雨などもあり予定していた硬いポール(15.7フィート・170ポンド)が5m21の際に使えなかったのが反省点。国スポ前から5m20の徳島県記録を更新するイメージはできていましたが、それが結果に結びつかず残念です。冬季にしっかり体力、スピードを強化し、さらに硬いポールを使えるようにして、県記録をどんどん更新し、来シーズンもインターハイなど全国大会で優勝できるよう頑張ります」


走幅跳



大森恵偉音(福岡一高2福岡) 7m37(±0)

「記録的には満足していませんがインターハイ4位、国スポが5位とU20日本選手権で優勝してから、なかなか結果が残せていなかったので優勝できてホッとしています。今シーズンはU20世界選手権など大舞台を経験することで課題のメンタル面が成長できた1年でした。U20、U18大会と2つタイトルを獲ることができましたが、もうひとつの目標だった県高校記録(7m64、三段跳15m65)の更新ができなかったので、冬季でしっかり体力、技術面を強化して、できるだけ早い時期に県高校記録を更新し、そこからどんどん記録を伸ばしていけるよう頑張ります」


三段跳



磯山福太郎(西宮東高2兵庫) 15m32(+0.1) 

「調子はあまりよくなく2回目まで記録を残すことができませんでしたが3回目に15m08を跳んでトップに立ったことで、トップ8に入ってからは落ち着て挑むことができました。インターハイでは9位、前回はU16で2位と大きな大会では肝心なところで結果を残せていませんでしたが、今回は6回目に自己ベストタイを跳んで優勝できて本当にうれしいです。課題のメンタル面も今回で少し克服することができたので、冬季では走力を向上させて、まずは15m44の兵庫県高校記録を更新し、インターハイで優勝できるよう頑張ります」


砲丸投(6.000kg)



早川俊輔(新庄東高1山形) 15m88

「中学からずっと日本一を目指してきて、これまでなかなか勝てずにいたので、優勝できたことはまだ信じられない気持ち。1年前から回転投法に取り組んできましが、今日は勝つためにグライド投法に戻して臨みました。国スポからすぐの大会で身体も疲れていて、最初は自信がなかったけど、やっているうちに3年生にも勝ってやろうという気持ちが出てきました。来年は同学年のライバルの大垣尊良選手に勝ちたいし、記録も県高校記録を塗り替える17m31を投げたいです」


円盤投(1.750kg)



福宮佳潤(東京高1東京) 48m52

「雨は苦手でしたが2投目に48m台を投げることができ最後まで落ち着いて臨むことができました。これまでメンタル面が課題でしたが、それを克服して優勝できたことは今後の自信になります。インターハイには進めませんでしたが、サポート役として現地に行かせていただき、アップから全国の強い選手の投げを見ることでいろいろ勉強になり、それまで41m台だったベストが48m97(高1歴代4位)まで伸ばすことができました。冬季に課題の技術面をさらに鍛え来シーズンは確実にインターハイに駒を進め55m以上を投げて優勝することを目標に頑張ります」


ハンマー投(6.000kg)



アツオビン・アンドリュウ(花園高3京都) 68m14=大会新

「国スポからの連戦の疲れなどもありましたが、いつでも72~3mを投げるだけのコンディションだったので自己ベスト(69m59)も更新できず悔しいです。2、3投目に力みが出て左に抜ける感じになってしまったのが反省点。メンタル面も含めまだまだだと感じました。それでも今年はU20日本選手権からインターハイ、国スポ、そしてU18大会と4つの全国大会をすべて制することができたことは良かったです。記録会などまだ記録を更新していく機会はあるので、卒業までにさらに記録を更新していけるよう頑張ります」


やり投



前山奏(海南高3和歌山) 67m83

「国スポでは2位に敗れていたので、今回自己ベストを更新して優勝することできホッとしています。高校リスト1位で大学に進みたかったので、今回の記録でそれが達成できそうで記録面でも満足しています。国スポからの連戦で、疲労から腰の痛みなどもあったので今回は投てき数を絞って臨みました。昨年までのベストが57m台で今季10m以上自己記録を更新でき、インターハイを含め2つの全国タイトルを獲得できるなど、自分でも信じられないような1年でした。大学でもしっかり練習を積みインカレなどで活躍できるよう頑張りたいです」


文:月刊陸上競技
写真:JAAFメディアチーム


【第18回U18/第55回U16陸上競技大会】

◆期日:2024年10月18日(金)~20日(日)

◆場所:三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場

◆公式サイト
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1832/

◆ライブ配信
https://www.jaaf.or.jp/news/article/21128/

◆SNS
Twitter:https://twitter.com/jaaf_official
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大会ハッシュタグ「#U18U16陸上大会」「#この瞬間わたしが主人公だ」

◆タイムテーブル
https://www.jaaf.or.jp/files/competition/document/1832-3.pdf

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