この度、ジャパンマラソンシップシリーズ(以下、JMCシリーズ)シリーズⅣの概要が決定いたしましたのでお知らせいたします。
選手強化や日本のマラソン全体の活性化につなげる仕組みとして2021年に創設した、「JMCシリーズ」。直近2年間で安定して高いレベルのパフォーマンスを残した競技者が、日本選手権者や日本代表に内定する仕組みとなります。
シリーズⅠでは鈴木健吾(富士通)と一山麻緒(資生堂)が、シリーズⅡでは其田健也(JR東日本)と松田瑞生(ダイハツ)が、シリーズⅢでは小山直城(Honda)と前田穂南(天満屋)がシリーズチャンピオンとなりました。
シリーズⅣは第3期(直前期)および第4期(当該期)の2期が該当し、シリーズⅣのチャンピオン(第108回日本選手権者)は東京2025世界陸上競技選手権大会マラソン日本代表選手に内定します!
※ただし、参加資格有効期間内にワールドランキング対象競技会において参加標準記録を満たした競技者、または、基準ワールドランキングによって、資格を得た競技者。
>>シリーズⅣ 要項はこちら
>>東京2025世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考要項
【JMCシリーズ シリーズⅣ 期間・大会】
対象期間:2023年4月~2025年3月(第3期+第4期)
※第3期:2023年4月~2024年3月3日(男子)・3月10日(女子)※第4期:2024年3月31日~2025年3月
※シリーズⅣおよび第4期の最終戦は、加盟大会のうちG1大会とする。
第3期(2023‐24)加盟大会
2023年4月~2024年3月3日(男子)・3月10日(女子)グレード | 男子 | 女子 |
---|---|---|
グレードS(GS)* | 福岡国際マラソン2023 | 第43回大阪国際女子マラソン大会 |
大阪マラソン2024 | 名古屋ウィメンズマラソン2024 | |
東京マラソン2024 | ||
グレード1(G1) | 第54回防府読売マラソン大会 | 東京マラソン2024 |
第72回別府大分毎日マラソン | ||
グレード2(G2) | 大阪マラソン2024 | |
グレード3(G3) | 第25回長野マラソン | 第25回長野マラソン |
北海道マラソン2023 | 北海道マラソン2023 | |
第62回延岡西日本マラソン大会 | 第54回防府読売マラソン大会 |
第3期(2023‐24)ポイント対象大会
・海外で開催されるWAエリートラベル以上のレース・ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会
・杭州2022アジア競技大会
・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)*
*MGCは、加盟大会のレース数としてカウントする。
第4期(2024‐25)加盟大会
2024年3月31日~男女それぞれG1大会グレード | 男子 | 女子 |
---|---|---|
グレード1(G1)* | 未定 | 未定 |
グレード2(G2) | 北海道マラソン2024 | 北海道マラソン2024 |
グレード3(G3) | ふくい桜マラソン2024 | ふくい桜マラソン2024 |
第26回長野マラソン | 第26回長野マラソン |
第4期(2024‐25)ポイント対象大会
・海外で開催されるWAエリートラベル以上のレース・パリ2024オリンピック競技大会
・第19回アジアマラソン選手権(調整中)
【シリーズⅣの成績/JMCポイント*1の決め方】
2期間(第3期と第4期)に各競技者が出場したJMC加盟大会・ポイント対象大会のうち、次項の条件下でJMCポイントを算出し順位を確定する。
1)条件
① シリーズⅣ内で、JMCシリーズ加盟大会・ポイント対象大会に合わせて3大会出場し、記録を残すこと。(完走すること)② JMCポイントは、①の3大会のうちパフォーマンスポイント*2 の高い2大会の合計とする。
③ ①の3大会のうち少なくとも1大会は、第4期のJMCシリーズ加盟大会であること。
④ シリーズⅣ内で、海外のWAラベル大会(エリートラベル以上)は、パフォーマンスポイントの高い1大会のみ有効とする。
⑤ 以下の大会は、ポイント対象大会とする。
・第3期 ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会
・第3期 杭州2022アジア競技大会
・第3期 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)
・第4期 パリ2024オリンピック競技大会
・第4期 第19回アジアマラソン選手権(調整中)
⑥ 途中棄権(DNF)はカウントしない。
2)JMCシリーズ総合ポイントが同点だった場合
1~8位までは、以下の優先順位の通り順位付けを行う。① 当該競技者についてJMCポイント対象2大会のうち最も良いポイントを獲得した大会を比較し、ポイントが高い方を上位とする
② ①同点の場合、JMCポイント対象2大会の中で最も良い記録を比較する
③ ②も同記録の場合、JMCポイント対象2大会の中で2番目の記録を比較する
*1 パフォーマンスポイントが高い2大会の合計をJMCポイントと呼ぶ
*2 パフォーマンスポイント=記録ポイント(*3)+順位ポイント(*4)
*3 WAスコアリングテーブルを基に算出したポイント第2期からは2022年1月に定められたスコアリングテーブルを使用
*4 大会のグレードに応じた順位ポイント
【JMCシリーズ シリーズⅣ 表彰】
発表・表彰
JMCシリーズⅣ(第3期・第4期)のG1大会終了後、シリーズ総合成績を発表する。※表彰の実施方法については調整中
日本選手権
1位~3位には、メダルと賞状を、4位~8位には賞状を授与する。JMCシリーズⅣ賞金
総額2,500万円とし、順位別内訳は、以下の通りとする。1位 600万円
2位 300万円
3位 100万円
4位 80万円
5位 70万円
6位 50万円
7位 30万円
8位 20万円
【シリーズⅣ 順位ポイント一覧】
JMCシリーズⅣ加盟大会
JMCシリーズⅣポイント対象大会
・日本代表派遣大会のうち4大会は、記録ポイントとして基礎ポイントを付与する。
4大会:オリンピック、世界陸上、アジア大会、アジア選手権(アジアマラソン選手権)調整中
・基礎ポイントは、フィニッシュした場合のみ付与する。
・記録ポイントが基礎ポイントを超える場合は、その記録ポイントを付与する。
・各大会において、同順位だった場合、両選手に該当する順位ポイントを付与する。
*1: MGCは、加盟大会のレース数としてカウントする。
【JMCシリーズ】特設サイト
>>https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/
▼シリーズⅢポイントランキング
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/series3/ranking/
▼シリーズⅢ アワード・マラソン日本代表内定会見レポート
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/news/article/19659/
▼JMCシリーズとは:シリーズの仕組みを紹介中!
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/series3/outline/
【JMCシリーズアワード】ARCHIVE
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/outline/
▼【JMCシリーズⅢアワード】特別発表:シリーズⅢ最多出場選手や最速タイムなど全4部門を発表!
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/news/article/19655/
▼【JMCシリーズ】シリーズⅢランキング確定:三代目のチャンピオンは小山直城(Honda)前田穂南(天満屋)に決定!
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/news/article/19620/
▼【パリオリンピック】マラソン日本代表選手内定:熾烈な選考レースを勝ち抜いた6名が日本代表に内定!
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/news/article/19610/
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