2023.10.11(水)大会

【MGC】パリオリンピック日本代表決定戦『マラソングランドチャンピオンシップ』はどんな大会?



MGC』――正式名称は『マラソングランドチャンピオンシップ』で、パリ2024オリンピックの日本代表選考競技会と、第107回日本陸上競技選手権大会を兼ねており、つまり、男女のマラソンの“パリオリンピック日本代表を決める日本一決定戦”である。

開催日は10月15日(日)。朝8時00分に男子がスタートし、8時10分には女子がスタートする。レースの模様は男子がTBSテレビ系列全国ネット、女子はNHK総合で生中継される。

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パリオリンピック日本代表の選考方法

まず、マラソン日本代表選手の選考方法を確認しよう。パリオリンピックの日本代表は男女各3名。以下の順で選ばれる

・1人目:『MGC』優勝者 ※1
・2人目:『MGC』2位の競技者 ※1
・3人目:『MGCファイナルチャレンジ』で設定記録を突破した最上位者。突破した選手がいない場合は『MGC』3位の競技者

※1:MGC終了時点で本大会の参加資格を満たしていない場合は、資格を満たした時点で内定となる。
>>パリ2024オリンピック競技大会
マラソン日本代表選手選考要項(2023.6.8更新)
Qualification System 参考和訳(2023.2.22)

※2:設定記録/男子:2時間05分50秒、女子:2時間21分41秒
設定記録は、2022年4月1日~2023年3月での日本人最高記録が基準。男子は今年3月、山下一貴が東京マラソンで記録した2時間05分51秒、女子は細田あいが昨年のロンドンマラソンで出した2時間21分42秒となっており、それを1秒上回るタイムが設定されている。ただし、MGCにおいて3位の選手が上記設定記録を上回った場合、その記録より1秒早い記録が新たなMGCファイナルチャレンジ設定記録となる。

『MGCファイナルチャレンジ』は12月から翌年3月にかけ、男子で3大会、女子で2大会が設定されている。

◆男子

・福岡国際マラソン2023(2023年12月3日)
・大阪マラソン2024(2024年2月25日)
・東京マラソン2024(2024年3月3日)

◆女子

・第43回大阪国際女子マラソン大会(2024年1月28日)
・名古屋ウィメンズマラソン2024(2024年3月10日)


『MGC』に出場する条件

2021年11月1日~2023年5月31日の期間で、以下の条件を満たした選手が『MGC』に出場できる。

・福岡国際マラソンや東京マラソンなどの指定された大会で条件とされる順位、タイムを満たすこと

ワイルドカードとして、以下の条件を満たす選手も出場できる。

・2022オレゴン世界選手権で8位以内
・対象の国内外の大会で記録(男子:2時間08分00秒以内/女子:2時間24分00秒以内)を1回
・対象の国内外の大会で2回平均の記録(男子:2時間10分00秒以内/2時間28分00秒以内)
・ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)ランキングの上位

これにより、男子は67名、女子は29名が出場権を獲得し、そのうち男子65名、女子27名がエントリーした。
※10月3日時点で、上記エントリーのうち男子4名、女子2名が欠場

★『MGC』参加条件はこちら
https://www.mgc42195.jp/mgc/challenge.html

★ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ(シリーズⅡ)の詳細はこちら
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/series2/outline/

★『MGC』出場選手一覧
https://www.mgc42195.jp/finalist/


『MGC』のコース



◆上野広小路~日本橋~銀座~内幸町を2往復

前回大会からリニューアルされたものの、今回のコースも幻となった東京オリンピックのコースと重なる部分は多い。

「国立競技場」をスタートし、外苑西通りを北上。靖国通りを右折し、「市ヶ谷」「飯田橋」とJR中央・総武線沿いに進む。「水道橋」から「神保町」を通り神田の「須田町」へ。ここまでが東京オリンピックのコースと同じ。

その後、浅草へは向かわず、「上野広小路」を目指して折返し。その後は一気に南下、再び「須田町」を通ると「日本橋」「銀座」。日本一地価の高い「銀座四丁目」の交差点を曲がり、「日比谷公園」を横に見ながら「内幸町」で折り返し。

今回のMGCコースの特徴は「上野広小路」と「内幸町」の間を2往復することだ。そのため、コース全体で折返しが6ヵ所もあり、レースのポイントになる可能性もある。そして、東京の中心部を2周した後、「皇居」に立ち寄り、「水道橋」から「国立競技場」へ戻る。

勝負の鍵となるのは、35kmを過ぎた水道橋から40km過ぎの富久町、四谷四丁目あたりにかけての上り。高低差はマンションの10階に相当する約30m。ここは往路では下り坂となり、オーバーペースになる選手も見受けられる。数々のドラマを生んだこの坂を制し、国立競技場でパリへの切符を受け取るのはどの選手になるだろうか。

★コースマップ
https://www.mgc42195.jp/mgc/course.html





国立競技場スタート~富久町~水道橋~神保町~須田町~上野広小路(第一折り返し)~日本橋~銀座~日比谷~内幸町(第二折り返し)~須田町~小川町(第三折り返し)~上野広小路(第四折り返し)~内幸町(第五折り返し)~須田町~神保町~大手町・内堀通り(第六折り返し)~水道橋~富久町~国立競技場フィニッシュ

文:小野寺俊明(スポーツ企画工房代表)
写真提供:フォート・キシモト


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プレミアムシート1:13,000円 ※指定席/限定グッズ・ラウンジ付き ※完売!
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カテゴリー1 一般席:大人4,000円 小中高2,400円 ※自由席
カテゴリー2 一般席:大人2,000円 小中高1,200円 ※自由席
※車いす席あり(同行者1名無料)
※当日券販売あり

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https://w.pia.jp/t/mgc-legacyhalftokyo/


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▼MGCオフィシャルプログラム詳細はこちら
https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/115786

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