2023.10.02(月)選手

【杭州2022アジア大会】DAY3ハイライト:青木・砂田が男子3000m障害物で銀・銅のWメダル!女子100mハードル・田中は銅メダルを獲得!男子200mの上山・宇野は、ともに決勝へ



中国・杭州オリンピック・スポーツセンター競技場で開催中の第19回アジア競技大会。3日目となる10月1日も、前日同様に現地時間の9時から行われるモーニングセッションと、19時から行われるイブニングセッションの2部構成で競技が行われました。この日は、女子七種競技の後半3種目をはじめとする全8種目の決勝が行われるタイムテーブル。チームジャパンは、男子走幅跳、男子3000m障害物、男女1500m、女子七種競技、女子100mハードルの6種目に挑み、銀メダル1、銅メダル2を獲得しました。

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【イブニングセッション】

■男子3000m障害物 決勝



大会3日目のイブニングセッションで最初に勝負が決したのは男子3000m障害物。日本からは、青木涼真選手(Honda)と砂田晟弥選手(プレス工業)が出場して、2・3位でフィニッシュ。銀メダルと銅のメダルを獲得し、アジア選手権でのワンツー・フィニッシュに続いて、今大会最初のW(ダブル)メダルを日本にもたらしました。
13名で行われた決勝は、8分11秒20(2022年)の自己記録を持ち、今季アジアリストでも三浦龍司選手(順天堂大学、8分09秒91=日本記録)に次ぐ8分11秒63(同リスト2位)につけているAvinash Mukund SABLE選手(インド)がスタートしてすぐに前に出てレースを引っ張っていったため、1000mを過ぎるころには、各選手が縦に長く連なる、勝負を競うこうした大会では珍しい展開となりました。1000mを2分40秒97というハイペースで入ったSABLE選手は、その後の各1000mは2分46秒51、2分52秒02と徐々にペースを落としたもののフロントランを貫き、8分19秒50の大会新記録で優勝しました。
日本勢は、序盤は青木選手が2番手、砂田選手は6番手あたりに位置していましたが、1000mを過ぎてからは、青木選手は4位、砂田選手は7~8位で前を追っていきます。青木選手は順位を3位に上げて残り1周を迎えると、バックストレートで2位に浮上、SABLE選手を追い上げて8分23秒75でフィニッシュ。一方の砂田選手も、5位でラスト1周の鐘を聞いた直後に前の選手をかわすと、猛烈な勢いで大きく離れていた青木選手の背中を追い、最後の水濠を越えたところで3位に落ちていたMusaab ALI選手(カタール)を抜き去り、8分26秒47で青木選手に続きました。この種目での日本勢によるWメダルは1986年ソウル大会(1・3位)以来。実に37年ぶりとなる好成績です。


■女子100mハードル 決勝



大会3日目の最終種目として行われた女子100mハードルは、大混乱の末に勝負が決まりました。決勝は、8月のワールドユニバーシティーゲームズで今季アジアリスト1・2位となる12秒76と12秒78を出して2・3位の成績を上げていたWU Yanni選手(中国)とJyothi YARRAJI選手(インド、アジア選手権優勝)に、予選で12秒79の自己新記録をマークして上り調子を印象づけたLIN Yuwei選手(中国)の“12秒7台トリオ”が4~6レーンを占め、青木益未選手(七十七銀行)が3レーン、田中佑美選手(富士通)が8レーン入る番組編成。しかし、最初のスタートで、WU選手とYARRAJI選手の2人が不正スタート(フライング)をとられ、いったん失格の判定が出ていたものの、抗議によりレースが長く中断する事態に見舞われてしまいます。
その段階での協議では8選手全員でレースを行うこととなり、仕切り直してスタート。12秒74(±0)と自己記録をさらに塗り替えたLIN選手が先着して、WU選手、YARRAJI選手が続き、田中選手は4番目、青木選手が6番目でフィニッシュしました。いったんは速報としてこの結果が出ていましたが、その後、WU選手に改めて失格の判定が下り、2位以下の順位が繰り上がることに。これにより、日本勢の成績も、13秒04をマークしていた田中選手が銅メダル、青木選手は5位(13秒34)となりました。


■女子1500m・男子1500m 決勝



トラックでは、男女1500mの決勝も行われました。予選を行わず一発決勝で実施された女子は17名が出場。3000m障害物のアジア記録(8分50秒66)保持者で、ブダペスト世界選手権も制しているWinfred Mutile YAVI選手(バーレーン)が4分11秒65で優勝し、翌日の夜に控える3000m障害物との2冠に王手をかけました。日本からは、後藤夢選手(ユニクロ)が、銀メダルを獲得したアジア選手権、ブダペスト世界選手権に続きエントリー。4分19秒45で5位に食い込みました。
前日の予選を経て行われた男子1500m決勝は、カタールとインドが上位を占めるレースとなりました。優勝したのはベテランのMohamad ALGARNI選手(カタール)。3分38秒36のシーズンベストでバンコクアジア選手権優勝のAjay Kumar SAROJ選手(インド)に競り勝ち、1500mと5000mの2冠を制した2014年仁川大会以来の金メダルを獲得しました。日本の河村一輝選手(トーエネック)は、3分44秒71でフィニッシュ。9位で競技を終えています。


■女子七種競技・男子走幅跳 決勝



2日間にわたって行われた女子七種競技は、アジア歴代2・3位の自己記録を持つZHENG Ninali選手(中国)とEkaterina VORONINA選手(ウズベキスタン)の戦いとなりました。ZHENG選手が6149点の今季アジア最高をマークし、6056 点を記録したアジア選手権覇者のVORONINA選手を抑えて優勝。走高跳が記録なしとなったことで3種目を終えたところで途中棄権したアジア選手権の雪辱を果たしました。日本の2選手は、ともに後半でもう一つ得点を上積みすることができず、苦しい戦いとなりました。2日目を得意する山﨑有紀選手(スズキ)は順位を上げたものの5616点で5位、大玉華鈴選手(日体大SMG)は5605点を獲得して6位で競技を終了しました。



また、男子走幅跳決勝に進出した山川夏輝選手(Team SSP)は、1・2回目の試技がファウルと、こちらも苦しい滑りだしに。3回目は有効試技となったものの7m61(-0.3)にとどまり、トップエイト進出ならず10位という結果でした。この種目を制したのは、昨年のオレゴン世界選手権チャンピオンのWANG Jianan選手(中国)。1回目に8m22(-0.6)を跳んで、ジャカルタ大会に続く連覇を達成しました。


■男子200m 予選/準決勝



男子200mは、モーニングセッション最後のトラック種目として予選が行われ、イブニングセッションで準決勝が行われるタイムテーブルで実施され
ました。日本からは、アジア選手権(銅メダル)、ブダペスト世界選手権代表の上山紘輝選手(住友電工)に加えて、当初4×100mリレーのメンバーとして代表に選出されていた宇野勝翔選手(順天堂大学)が出場しました。宇野選手は、200m代表の鵜澤飛羽選手(筑波大学)が故障により出場を辞退したことで、直前になってリレーだけでなく個人種目でのエントリーが認められた格好です。
4組3着+4の進出条件で行われた予選は、2組に入った上山選手が20秒82(-0.7)で1着、最終4組目でのレースとなった宇野選手も20秒87(-0.1)をマークして、バンコクアジア選手権銀メダリストのAbdullah Abkar MOHAMMED選手(サウジアラビア)に次ぎ2着でフィニッシュ。全体では上山選手が2番目、宇野選手が4番目のタイムで準決勝に駒を進めました。
迎えた準決勝は2組で行われ、各組3着と4着以下の上位記録者2名が決勝に進む条件でのレース。1組を走った宇野選手は、タイムを20秒77(+0.8)に上げたものの4着での入線で、2組の結果を待つ形となりました。その2組目は、風が向かい風(0.9m)に変わったなか行われましたが、上山選手は20秒77をマークして、アジア大会では100m・200m(2014年仁川大会)、200m・400m(2010年広州大会)で2冠を達成した実績を持つFemi OGUNODE選手(カタール)に続いて2着でフィニッシュし、着順で決勝進出を確定。この組の4着が21秒04だったため、ここで宇野選手の決勝進出も決まりました。宇野選手と上山選手は、偶然にも1000分の1秒までぴったり同じ20秒764というタイムで、これは全体では5位で並ぶもの。翌日は、モーニングセッションで行われる4×100mリレーの予選を走ったのちに、イブニングセッションでの決勝に挑みます。


【モーニングセッション】

モーニングセッションでは、当初、予選が組まれていた女子走幅跳がなくなって、翌10月2日のイブニングセッションでの一発決勝に変更されました。すでにご報告した女子七種競技と男子200m予選のほかでは、男子110mハードルの予選が行われています。

■男子110mハードル 予選



9時10分からのスタートとなった男子110mハードル予選は、2組で実施されました。決勝の進出条件は、各組3着および4着以下の上位記録者2名というものです。1.2mという強い向かい風のなかでのレースとなった第1組に出場した高山峻野選手(ゼンリン)は13秒80で3着、2組目に出場した石川周平選手(富士通)は1着と0.01秒差の2着(13秒71、-0.6)でフィニッシュ。ともに着順で予選を突破し、翌日の夜に行われる決勝に駒を進めました。

大会中日となる4日目の10月2日は、決勝種目が目白押し。日本チームは、1日目がスタートする男子十種競技のほか、予選がなくなり一発決勝となった女子走幅跳、女子棒高跳、男子200m、男子110mハードルの5種目でメダル獲得に挑みます。大会に関する情報は、陸上日本代表オフィシャルサイト( https://www.jaaf.or.jp/teamjapan/ )および日本陸連公式SNSをご参照ください。



文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォート・キシモト


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