【日本選手権 男子走幅跳】
橋岡優輝（日大）優勝
8m19 ＝室内日本新記録、大会新記録
（今の心境は）なんとも形容しがたいというか…（苦笑）。やはり6本の試技で5本ファウル、特に前半3本をファウルしてしまっているので…。（出場者が9名以上の）普通の試合だったら、トップエイトに進めないわけで、そういったところで反省点も多く出た試合だった。まずは室内日本新を出せたことはよかったし、嬉しさもあるのだが、そういう意味で、なんともいえない，中途半端な気持ちがある。
今日は、日本大学の所属で出場する最後の大会。自分の技術…助走や跳躍の部分の確認のほか、「室内日本新を必ず出す」ということを目標にしていた。室内大会は初めてで、床がすごく跳ねるので、いつもとは距離感覚が少しずれてきて、ストライド等も変わっていて、その影響が出てしまった。
そのなかでも8m19の室内日本新を出せたという意味では、まずまずまとめられたと言っていいかもしれない。
8m19という記録だけで評価するなら、もうちょっと行けたのかなという気持ちはあるのだが、（専任コーチの）森長（正樹）先生の室内日本記録（8m07）を更新するという目標は果たすことができた。（これを弾みに）いい形で屋外シーズンに臨んでいけるのではないかと思う。
この冬は、例年と違って、コロナ対策を万全にしたうえで、沖縄での合宿を組み、質の高い走り込みを行うことができた。その結果、出力の高いままの状態で、冬期練習を積むことができている。昨年よりもかなりいい状態で仕上がってきていると思う。屋外では、まずは、屋外の日本新記録を跳ぶことをシーズン前半の目標として、戦っていきたい。
2021/03/18 JAAFメディアチーム
■第104回日本陸上競技選手権大会・室内競技
開催日：2021年3月17日（水）～18日（木）会場：大阪・大阪城ホール
▼第104回日本陸上競技選手権大会・室内競技／2021日本室内陸上競技大阪大会 大会ページはこちら
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