2019.10.03(木)大会

【ドーハ世界選手権】男子20km競歩事前会見コメント




大会も後半に入った10月2日、日本代表選手団は、カタール市内に設営されたアシックスハウスにおいて、レースを前々日に控えた男子20km競歩に出場する3選手の記者会見を開催しました。各選手は、準備状況や大会に向けての抱負を述べたのちに、メディアからの質問に答えました。

 

 

【選手コメント(要旨)】

<男子20km競歩>
◎髙橋 英輝(富士通)

日本選手権で(代表に)内定してから、海外のレースを多く転戦して、経験値を積み重ねることを意識して取り組んできた。暑熱対策についても例年以上に積み上げることができているかなと思う。

レース本番では、「メダル獲得」が一番の目標だが、それと「自分の力を出しきる」ということ、その2つを大事にして頑張りたい。

昨日、ポイント練習を初めてやったのだが、予想以上に暑さと湿度が気になった。また、(レースを終えた)50kmと女子20kmの選手から、いろいろな情報を得て、対策を練っているところである。やはり暑さと湿度は気になるところだが、それに対しては慣れるということと対策することの2つに尽きると思うので、いろいろな情報をもとに準備したい。

50kmで(鈴木)雄介さんが金メダルを取る姿を見て、すごく嬉しく思った。日本の競歩選手が金メダルを取ったことは、同じ競歩選手として自信にもなったし、自分も頑張らなければと思った。

今回のレースでは、暑熱対策が一番のポイントになるかもしれないが、個人的には、ペースがゆっくりになること(もポイント)かなと思っている。(スロー)ペースに対する準備…フォームであったり、歩き方の部分であったりは、自分の課題でもあるだけに、序盤から集中してやっていかなければいけないと考えている。自分の武器は、ラストスパート。このドーハで(ラストで)そのスピードを出せるレース展開ができるよう、序盤を集中して乗りきりたい。

 

 

◎山西 利和(愛知製鋼)

代表内定を得てから、ここ、世界陸上で金メダルを取ることを最大のターゲットとして、そこから練習を積み上げてきた。その(実現の)ためにやるべきことを、ひと通り挙げ、その1つずつをつぶしてきて、今、ここにいる状態である。

当日は、すべてやってきたことを出しきりたい。レースまで残り2日となったが、最後の手順を踏んでいけば、結果はついてくるのではないかと思っている。

暑さについては、6月に一度こちらに来て下見したときの状態そのままだなという感じ。なので、ここに来て特段驚いたというものではない。想定してきた通りに対策や準備ができているので、あとは当日、レースのなかでどういう動きをするのか。給水であったり、氷をとったりというところを、50kmや女子の選手から実際にやったことを聞きながら、あと2日で準備していきたい。

女子20km競歩を見ていても思ったのだが、この大会では、暑さで(順位が)落ちる選手がいる、途中棄権者が出る、ということで、入賞ラインは下がってくる。ただ、メダルライン、それも最後にメダル争いをする選手については、結局、順当な選手が残っているので、言ってしまえば入賞ラインは落ちていても、メダルラインは変わらないんだよなということをすごく感じている。そういう意味では、自分たちがやってきた準備やレース運びの部分が、このレースで出せればいいということなのだと思う。

レース自体は全体にスローで、中盤から後半にかけてペースアップしていくようなイメージがある。中盤にかけてのペースアップが、一つのポイントかなと考えている。

 

 

◎池田 向希(東洋大学)

この大会までに多くの準備をしてきた。8月の陸連合宿には、授業の関係などにより参加することができなかったが、今村さん(文男競歩担当オリンピック強化コーチ)からチームのコーチ、スタッフを通じて、合宿で共有された暑熱対策の面での情報を知らせていただき、それらをもとにした試行錯誤を行うことができた。また、涼しいところだけでなく、暑いところでも練習を重ねて、いろいろなレース状況を想定した練習ができている。目標としては、今までやってきたことを最大限に発揮すること。ベストパフォーマンスができれば、自ずとメダルや金メダルというものが見えてくると思っている。

ドーハでの暑さについては、湿度が気になった。実際に夜の7時や8時に外を歩いてみたが、後半になるにつれて、じめじめとするような感覚があった。でも、それも1日目よりも2日目のほうが慣れてきたなというのがあり、50kmの選手や女子20kmの選手に聞いても、少しずつ日を重ねるごとに慣れてくるというのを聞いたので、自分もそういう感じなのかなと思っている。

(金メダルを獲得した)男子50kmのレースは、ちょうど移動の最中で飛行機内にいた。このため結果は現地についてから知ったわけだが、やはり準備したことが結果についていくのだなと感じた。(鈴木)雄介さんがレースでどういった暑熱対策をしたかということもいろいろと聞いたが、50kmという種目特性による面もあると思うが、想像以上に暑く、特に後半はダメージがあるということだったので、いろいろ対策していかなければ…ということを、そこで改めて感じた。

こうやって男子50kmで日本人が初めての金メダルを獲得したということは、本当に尊敬できるし、素晴らしいことだと思っている。20km競歩はまだ世界陸上でメダル獲得者がいないので、初めての20kmでのメダル獲得を目指していきたい。


 文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォートキシモト


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