2019.10.02(水)大会

【ドーハ世界選手権】Day5/結果・選手コメント



Day5:10月1日(火)

【予選・準決勝結果&コメント】


◎ウォルシュ ジュリアン(東洋大学)
男子400m 予選2組 2着 45秒14 =自己新、準決勝へ

思ったよりも気持ちよく走れた。でも、感覚的に44秒台が出たと思ったのだが、そこはまだ壁が高かった。
(予選で)流すような記録は持っていないので、全力で行った。レースは、21秒前半で入ることを目標にしていて、(実際に)何秒だったかはまだわからないが、最後のコーナー抜けでいつもより余力が残っていたので、いい感じに来ているなと思った。(中盤で内側のレーンのオーストラリアの選手が追いついてきたが)余力が残っていたので、別にあまり気にしていなかった。
(課題としていた中盤の力を使わない走りはできたか? の問いに)できた。タイムが出たのは、そこが来ているように思う。でも、もうちょっと最初でスピードに乗れれば、もっといい記録は出る。また明日、そこを変えていきたいと思う。
(着順での準決勝進出だが)ここを普通に通らないと、話にならない。そこは自信を持って行った。自己ベストではあるが、44秒台を狙っていたので、あまり嬉しくはない。44秒を狙っていたので、明日、また切り替えて準決勝で(44秒台を)出したい。明日の調子次第ではあるが、今日、刺激が入ったので、(準決勝でも)また行けると思う。







◎佐藤 凌(東日印刷)
男子走高跳 予選A組 12位 2m22

もともと大きな舞台のほうが好きなので、こういう舞台で戦えることをずっと待ち望んでいた。実際に立つことができて、雰囲気を確かめることはできたのだが、なかなか自分の思うような跳躍ができなかったので、楽しかったと思う半面、悔しさがある。
身体の調子はしっかり合わせてきていたので、身体はすごく動いたのだが、動くがゆえに前半からリズムが上がってしまい、いつものゆとりのあるような、リラックスするような動きがなかなか出せなかった。(リズムが上がりすぎないように)セーブしながら跳んでいた感じがあったので、そういうポイントをしっかり押さえることができていたら、予選を通過できるくらいの記録は跳べていたと思う。
(インビテーションで急きょ参加が決まったが)インビテーションが来てから「さあ、準備」という状態だったのではなく、もともとインビテーションが来ると思って、ここで決勝に行くことだけを考えて、そのための準備をしてきていた。それだけに、跳べなかったことが純粋に悔しい。
来年、東京(オリンピック)がある。東京でやるということは、これ以上に、いろいろな方が応援してくれるということ。それをプレッシャーと捉えずに、自分の背中をあと押ししてくれる声援だと受け止めて、今日以上に楽しい試合にできるよう、この1年しっかりと強化して、東京の舞台でいい結果を報告ができるように頑張りたい。






◎戸邉 直人(JAL)
男子走高跳 予選B組 7位 2m26

気持ちとしては、緊張したとか、プレッシャーを感じているとかいうようなこともなかったし、いい状態で臨めている感覚はあった。その点はよかったと思うのだが、最後のテクニカルな挑戦の部分がうまくいかなかったというのが率直なところである。
調子もよかったし、今日は決勝に行けると思ってずっと試合をしていた。ただ、(2m)26の高さは、1つ勝負(所)になるかなということを、試合前から予想していて、そこで3回かかってしまったので「ちょっとこれはヤバいな」と感じていた。しかし、(クリアした)3回目は自分のなかで非常にいい跳躍ができていたので、それを(2m)29でもう一度できれば、(予選通過記録の2m31は)跳ぶことができると思っていた。いつもの感じであれば、それが普通にできるのだが、今日はまた(2m)29のなかで一度跳躍が崩れてしまって、そこから立て直しきることができなかった。本当に「悔しい」のひと言という感じである。
レベルはやはり低調だったかなという印象。そのなかで、余裕を持って予選を通過しなければいけなかった。簡単に通過できるところで落としてしまったことは、本当に惜しい結果だった。
(崩れていたのは)助走から踏み切りにかけての部分。踏み切り位置が定まっていないような感じがあったので、助走の出だしを変えたり、全体のスピード感を変えたりしてみた。ただ、どこが悪いというのはなんとなくわかっていたのだが、その分析力というのがいつもよりも鈍っていたかなという感じがあった。
(分析という点では)自分は技術的な善し悪しを判断するのに、着地の仕方がその1つになっているのだが、この会場のマットが非常に硬くて、(普段と)感覚が違うために、そこが使えなかったという面があった。また、練習や試合のなかで磨くべき勘が、ちょっと薄れてしまっていたのかなというのもある。大会前のヨーロッパ遠征は、バーミンガムとチューリヒの2試合に出たのだが、バーミンガムはケガ(※かかとを痛めていた)で思うような試合ができなかったので、事実上、チューリヒくらいでしか、試合のなかでいろいろと合わせていくことができずにいた。その影響もあったように思う。
今年の屋外シーズンは、前半が記録的にも良くなくて、ただそこは、この試合(世界選手権)に向けて波をつくるという意味もあって、そういう感じでトレーニングを組んでいた。ここで上げたいというところで、最後に上げきれなかったことは悔いが残る。今はもう、悔しいし、残念としか言いようがない感じだが、ただ、もう終わってしまったし、来年はオリンピックもある。そこに向けて何ができるかということを考えるしかないのかなと思っている。
今回、「本番で自己ベスト、シーズンベストを出していけるような調整力をしっかり磨かなければならない」ということを本当に強く思った。来年のオリンピックに向けては、そこは生かしていかなければならないと思った。






◎衛藤 昂(味の素AGF)
男子走高跳 予選B組 12位 2m17

2m17はノータッチで楽々クリアできたなという印象があって、「まあ、いいかな」という感じだったが、2m22は、今シーズン中盤以降で出ていた噛み合わない部分が、ここに来ても出てしまったなという形。うまく修正しきれなかった。2m22の1本目は少し力んだので、2本目は落ち着いて、気持ちが前面にいくところを少し抑えて踏み切りに集中しようと思った。2回目は惜しかったと思うのだが、3回目はちょっと欲が出て、また前に行ってしまった。
状態としてはやはり、春に比べると、技術的にも噛み合っていないかなという面はあった。
跳躍練習は毎週やっていたが、その練習でも、週によって「これ」がハマったり、次の週ではそのやっていたことがハマらなかったりと、どれがいったい技術的なキーなのかがばらばらになりがちだった。今回も絞りきれない部分があり、そういうところが、3回あるチャンスを生かせなかった要因のように思う。
今、シーズンの後半で、体力的にも落ちてきている部分がある。今回噛み合わなかった原因としては、技術的な面だけでなくて、体力的な面もあった。まずそこを、ひと冬かけて、一から積み直してやっていきたい。




 文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォートキシモト


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