2019.09.26(木)大会

【いよいよ明日開幕!】ドーハ世界選手権事前会見コメント



ドーハ世界選手権の開幕を2日前に控えた9月25日。日本代表選手団は、カタール市内のホテルで記者会見を開きました。会見には、初日に決勝が実施される女子マラソンのほか、予選が行われる男子走幅跳と男子100mに出場する各3選手全9名が登壇。それぞれにここまでの準備状況や、大会に向けての抱負を述べたほか、メディアからの質問に応えました。

 

【選手コメント(要旨)】





<女子マラソン>

◎谷本 観月(天満屋)

この大会に向けては、アルバカーキで、MGC組(前田穂南選手、小原怜選手)の2人と一緒に練習をしてきた。(2人と)一緒に練習の全てを消化することはできなかったが、レース同様に粘って走れるようにと、諦めずに取り組んできた。目標としては、8位入賞を目指して頑張りたい。
(暑さ対策のために)練習では給水をよく冷やして採るようにしていた。レースでは、冷却タオルで汗を拭きながら走りたいと思っている。
今季は、自己ベストを更新したが、その前の2回のマラソンはうまく練習ができなかったり、ぎりぎりで脚が痛くなってしまったりと、これでいいのかなという練習をしてしまっていた。自己ベストが出た時の合宿は、とにかく我慢して走ることを身体に覚えさせてレースに臨めていたことで、きついところでも我慢できたのかなと思う。日本代表になったといっても、チーム内には強い選手がいるので、そこにしっかり頑張ってついていって、粘って走れたらどうにかなるかなという考えで、あまり(日本代表であるということを)意識せずに練習していた。
深夜のレースは初めてのことなので、時差調整とかもそんなに大きくせずに、昼寝をしたりして挑みたいと思っている。周回コースということで、応援してくれる家族や監督が何回も見ることができるので頑張れると思う。


 


◎池満 綾乃(鹿児島銀行)

今大会に向けての準備状況は、暑さに対する準備を日頃の練習から意識して取り組んできた。8位入賞を1つの目標として、スタートラインにつきたい。
(暑さ対策としては)練習で、いかに暑さから身体を冷やすかということをテーマにいろいろ試してきた。レースでは谷本さんと同じように冷却タオルを使って、汗を拭きながら身体を氷や水で冷やして走るということと、首に冷たいタオルなどを巻いてレースを走ろうかなと思っている。
今年の名古屋ウイメンズで、自己ベストを大幅に更新したが、その1カ月弱前くらいから全日本実業団連合の高地合宿に行かせていただいた。その時点では、マラソンを始めてやっと1年というところだったが、その合宿へ行き、練習の内容や生活リズムなど、いろいろ学ばせてもらったことが自己ベストを更新したきっかけになったと思っている。日本代表になってからは、自分の走りに責任感が求められるんだなという覚悟をしたうえで、でも、あまり意識すると自分を見失いそうになるので、自分でできることを精一杯していこうという気持ちで練習してきた。
みんなもそうだと思うが、夜のマラソンは初めて。みんな同じ条件なので、自分もそこにうまく対応していきたい。コースに関しては、周回コースということを考えすぎると、気を遣って疲れてしまうと思うので、そこはちょっと気をつけたいと思っている。ただ、コース自体は平坦で、特に上り下りがあるわけではないので、そういった点ではいいのかなと思う。


 


◎中野 円花(ノーリツ)

今までに取り組んできたことのないメニューをこなしたり、暑さ対策として日頃から脱水にならないよう考えたりして練習してきた。日本代表に選ばれてからは、普段の練習できついなというときでも、世界で戦うにはこういうところで離れちゃいけないということを思うようにしながら取り組んでこられたと思う。入賞を目標として頑張りたいのと、この暑さと湿度なので、まずはしっかりゴールすることを目指したい。
(暑さ対策としては)レースのときに手を冷やすことを考えていて、普段の練習でも距離走のときに加味するなどして、そうした練習をやってきた。
今年は、大阪国際女子マラソンで自己ベストを4分くらい更新したときも、正直あまり自信がない状態で臨んでいた。しかし、(マラソンを含めて豊富な世界大会代表経験を持つ)小﨑まり先輩から「吹っ切れ」と言われていたことで、それでいい意味で吹っ切れて、自己ベストにつながったと思う。なので、今回のレースも吹っ切っていこうと思っている。
夜のレースがなかなかないので、ちょっと新鮮という気持ちもある。コースも周回コースということで、今まで経験したことのないレースになると思う。周回コースになると、そのぶんカーブが多くなるので、そこで脚を痛めないようにすることを考えながら走りたい。


 

 

<男子走幅跳>

◎橋岡 優輝(日本大学)

練習の状況は順調に来ている。今大会の目標は、入賞を目指している。まずは予選をしっかり通過するということが、最初の難所になってくると思うので、そういうところから1つずつ目標を達成していけたらいいなと思っている。
今季、自己記録を更新してきているが、昨シーズンから課題としていた助走のスピードが徐々に出てきて、安定感も増すことができている。そこが今の一番の強みかなと思っている。
(世界のトップ選手と戦うことに対して)僕は、「やっと戦えるんだな」という気持ちがすごく大きい。これまでずっと「ああいう選手と戦いたい」と思っていたその思いが、(世界選手権初出場によって)やっと叶うというのがある。しかし、戦うとなれば、(競争)相手なので、いい勝負ができるように挑みたい。
この会場は、外の気温に比べると冷房が効いている。(4月の)アジア選手権のときは、快適に競技ができるかなという状態ではあったのだが、今回の世界選手権に向けて運営側がどういうふうにコントロールしているかわからないので、肌寒く感じたときにも対応できるような防寒対策は必要なのかなと思っている。


 


◎城山 正太郎(ゼンリン)

これまで順調に来ることができているので、世界陸上では入賞を目指して頑張りたい。
今シーズンは、助走が安定したことと踏み切り動作のところがよくなっている。この大会で世界のトップ選手と戦うことに対しては、純粋に、強い選手と戦うときに自分の力がどれくらい通用するのかということが本当に楽しみでいる。早く試合に臨みたい。
理想とする跳躍は、流れとしては、前半しっかり(脚を)運んで、中盤でその走りを維持して、その流れのなかで踏み切るようなイメージ。それができれば一番いいと思う。
前回の(アジア選手権の)ときは、ピットではすごく競技がしやすい環境だったのだが、スタンドで応援しているときは寒かった。今回、どういう形になるかわからないが、防寒対策はしっかりして臨みたい。



 

◎津波 響樹(東洋大学)

今年は、8m23を跳んで、初めてシニアとしての日本代表に入ったので、経験したことがない点がいっぱいあるが、今できる最大のパフォーマンスをして、入賞またはメダル獲得を目指して頑張っていきたい。
今季は、自分の武器としているスピードを、去年よりもうまく跳躍につなげることができるようになっている。そのことによって記録が安定してきたのかなと思う。
自分は代表経験があまりないので、(世界のトップ選手と戦うというよりも)逆に、雰囲気に味わいに行くという感じ。いわば、チャレンジャーとしての気持ちを持って、周りのプレッシャーに負けることなく、自分の今できることをやっていきたい。



 



 


<男子100m>

◎サニブラウン アブデルハキーム(フロリダ大学)

準備状況に関しては、ぼちぼちといったところ。あとはやるだけかなという感じ。優勝する勢いでやっていければなと思っている。ベストタイムでいうと2~3人が抜けている状態であるが、正直なところ、決勝ラインに立ってしまえば何が起こるかわからないし、誰が勝ってもおかしくない。そこで、しっかり自分の走りをして、死力を尽くすことができれば、誰だって優勝は見えてくる。その場面で、自分の走りができれば…と思う。
この大会に向けては、日本選手権が終わったあと、自分が練習でやっていることをしっかり試合で出せるよう、精度を上げるように毎回練習で同じようなことができるような形で積み上げてきた。モチベーションも、身体のほうもしっかりと調子を合わせてこられている。準備段階としては、いい仕上がりなのかなと思っている。今回は、前大会と比べてレベルがまた上がってきている。そこでしっかりと自分の走りができるかどうかが勝負の鍵になる。世界陸上だからと気負わず、いつも通り自分の走りができればなと思う。
また、4継(4×100mR)のほうも、今年はさらにメンバーのレベルが上がっている。自分としても本当に楽しみ。100mもリレーもしっかり気合いを入れて臨みたい。


 


◎桐生 祥秀(日本生命)

8月の遠征で、レベルの高いレースで自分のやりたいことができるかということを試してきたなかで、そこで学んだことや足りない部分に気づいたので、日本に持ち帰ってしっかり練習して今回を迎えた。
昨日(の練習で)身体が動いていて、いい感じで(調子は)上がってきている。本番までにしっかりとこの動きをしたいし、決勝進出を目指して頑張りたい。レースでは、準決勝で10秒00(をマークすること)が決勝進出ライン。そこで自分の力を発揮できるようにしたい。
今年は、1本1本のレースに緊張するようになった。そこが一番、試合に臨む際に、(ロンドン世界選手権が行われた)2017年のときと今年の違いかなと思う。


 


◎小池 祐貴(住友電工)

今回、100mと200mに出場する。この大会に向けては、けっこうしっかりトレーニングを積めて、身体もいい状態で来ている。しっかり実力を発揮できるんじゃないかと思う。目標としては決勝進出を狙っている。
世界選手権は、単純にレベルが非常に高い試合。世界に通用するか楽しみだなという思いがある。(強い選手もたくさんいるが)結局、やることは、自分のベストをしっかり尽くすこと。そこをしっかり準決勝でできれば、決勝もいい流れでいけると思う。(レースでは)自分の走りに集中できればいいなと思う。
前回(4月のアジア選手権に)来たときは、非常に風が強かったり、曇りも多かったりしたのだが、今回、ずっと晴天という予報なので、単純に日差しで疲労が出ないようにとか、サブトラックでアップしているときと中に入ったときとの気温差なども大きいので、着る物の準備は、ある程度していきたい。



 

文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォート・キシモト

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