女子走高跳
1m77
神田菜摘(福岡大・広島)
持ち記録(1m76)を考えても、優勝にはちょっと遠いと思っていたが、雨という悪天候のなかで、とりあえず1本1本を大切に跳ぼうという目標で臨んだ。優勝記録となった(1m)77までを、すべて1回で跳べたことが、とても嬉しい。また、福岡という地元開催でちゃんと優勝できたことも、すごく嬉しく思う。普段お世話になっている方々に、こういう形で恩返しできたのかなと思う。今日は、(1m)70まではいつも通りの感覚だったのだが、74を1本目で跳んだときに、「今日はもしかしたらいい記録が出るかもしれない」と思っていた。踏み切りの感覚、助走のリズムやスピードなども含めて調子が良かったので、「もしかしたら、77を跳べるかも」と感じていた。1m77を跳ぶと自己新記録になるので、この大会に向けては、それも1つの目標としていた。それまでの自己記録である1m76を跳んだのは大学1年(2016年)の秋。そこから1年に1回は(1m76を)跳んでいるのだが、なかなか記録を更新できずにいた。(気象条件が悪いなかでも跳ぶことができたのは)やはり地元開催だったということが大きかったのではないかと思う。
■第103回日本陸上競技選手権大会
開催日:2019年6月27日(木)~6月30日(日)会場:福岡市博多の森陸上競技場
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https://www.jaaf.or.jp/jch/103/