男子 100m
10秒02(-0.3) =大会新記録
サニブラウン アブデルハキーム(在外・フロリダ大学)
(10秒02というタイムは)なんともいえないタイム。あと0.03(秒で9秒台)だったので、もうちょっとスタートをちゃんと出ていれば…という感じはあるが、まあ、優勝できたのでよかったかなと思う。決勝に向けたウォーミングアップでは、(アメリカよりもタイミングの早い)スタートについてコーチといろいろ話をして、スタート練習を多めにやったのだが、そのスタートが全然出られなかったので、“なんだかなあ(笑)”という感じではある。ただ、うまくいかないのはいつものこと(笑)。焦らず、しっかりちゃんと加速し続けることができたので、その部分に関してはよかったと思う。しかし、スタートからしっかりいけないようでは、世界のトップレベルでは通用しない。今回の課題をフロリダに持ち帰って練習して、修正していきたい。
アメリカで速い選手たちと走ってきて、ここ(日本)で自分の強さを見せられないようじゃ意味がないと思っていた。しっかりレースの本数を重ねていくなかで集中していくことができたので、そこはよかったと思う。どんなに周りが速くても自分のレースに集中できるようにすることを意識して、普段の練習から速い選手とともに練習している。そういう点で、練習から積み上げてきたことが生きてきたのかなと思う。
(明日・明後日で行われる)200mも、100mで優勝したからといって気を抜かず、しっかり集中していければと思う。身体と相談しながら自分のレースをしていきたい。
■第103回日本陸上競技選手権大会
開催日:2019年6月27日(木)~6月30日(日)会場:福岡市博多の森陸上競技場
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https://www.jaaf.or.jp/jch/103/