2018.06.25(月)大会

【アジア大会】日本代表内定選手発表会見レポート&コメント



日本陸連は、6月25日午前に理事会を行い、前日まで行われた第102回日本選手権の結果を踏まえて、8月に開催されるジャカルタ・アジア競技大会日本代表選手を承認、同日午後に、山口市内のホテルで、トラック&フィールド種目の代表選手49名(男子29名、女子20名)を発表しました。

すでに発表済みのマラソン(男女各2名)、競歩(男子4名、女子1名)を含めると、陸上競技の代表選手は全部で58名となり、今後、 JOCの会議において正式に決定します。

続いた行われた会見には、7名の選手が出席し、現在の心境やアジア大会に向けての抱負を述べました。


【各選手コメント】

※発表された代表選手一覧の順に記載

■山縣亮太(セイコー)
アジア大会代表に選ばれて、身が引き締まる思いでいる。国を背負って戦うという気持ちを新たにして、全力を尽くしたい。
日本選手権のレースは、(予選、準決勝、決勝と)3本あった。決勝はすごくいいレースができたと思っているのだが、3本全体で考えると、調子に少しムラがあったなと振り返っている。いつでもいいレースができるように、しっかり自分の走りに集中していくことを考えたい。また、身体つくりであるとか、どうやって走るかという技術的なものを含めてのベースは変えずに、このまま挑戦していこうと思っている。





■ケンブリッジ飛鳥(Nike)
代表に選ばれたことをすごく嬉しく思う。アジア大会初出場だが、しっかり自分の走りをして、いい結果を残したい。
日本選手権を含めて、今シーズンは自分の得意としている後半の部分で、少し動きが硬くなってしまうことが多かった。アジア大会までのレースで、そういう課題を克服していきたい。




■飯塚翔太(ミズノ)
前回大会に引き続き、代表に選ばれて本当に嬉しく思う。アジアに日本の強さをアピールしたいという強い気持ちでいる。頑張りたい。
日本選手権の200mは、自分の力感に対して、すごくタイムが出ていた。今の走りをベースにして、あとは微調整したい。特にゼロからトップスピードの区間での細かい調整ができれば、タイムが上がってくると思う。まだまだ(出場した)試合も少ないので、そのあたりを、試合で試しながら本番に向けてやっていきたい。




■金井大旺(福井県スポーツ協会)
日本代表に選ばれて非常に嬉しく思う。僕は初出場なので、あと2カ月の間で、しっかり準備して、自分の最大限のパフォーマンスができるよう頑張りたい。
今回の日本選手権の決勝では、いいレースができたが、僕は海外の試合では、ぱっとした走りができていない。来月予定しているヨーロッパ遠征で、そこをしっかり修正できるような走りをしてきたい。



■岸本鷹幸(富士通)
私はケガからの復帰ということで、また代表になることができた。代表経験は豊富なので、年下の選手や経験の少ない選手の拠り所になれるように頑張りたい。
私個人としては、まず今シーズン前半は、49秒前半でまとめることを目標にし、なんとか達成することができた。次のステップとして、48秒台に向けたトレーニングに取り組んでいこうと思っている。
そして、400mH全体を通してとしては、ご存じの通り、為末大さんが47秒台を出してメダルを取って以来、そのあと苅部俊二さんであったりそういった方々が48秒前半で戦ってきたなか、現状は49秒前半で勝負ができてしまう状況で、それをなんとか打破しなければならないと思っている。そのタイムを上げていく先駆けが日本代表となった私や安部くん(孝駿、デサントTC)。自分たちが引っ張っていかなければならないと自負している。その責任を果たすために、まずはアジア大会で勉強してこうようと思う。



■福島千里(セイコー)
私自身、アジア大会は3回目の出場となる。出場した過去の2大会は、大きなきっかけを得た大会という思いがあるので、今回も世界につながるようにしっかり頑張っていきたい。
今季、日本選手権や前半シーズンを走ってみて、最低のレベルが下がっていると感じていて、基本的なことのベースアップが必要であると感じている。大会まで残り2カ月あるので、レースも入れつつ、技術的なことも含めて、レベルアップできるよう、しっかり練習していきたい。早いうちに分析して、すぐに練習に取り組めるようにしていきたい。




■鍋島 莉奈(JP日本郵政G)
今回、アジア大会初出場となる。日本代表チームということで、誇りを持って、しっかり自分の走りをしたいと思う。
日本選手権のレースを通して、後半に1人で押していくという力が、まだまだ不足していることを感じた。アジア大会までには、もう2戦レースを予定している。そこで課題を改善した走りができるように、そしてそのレースを経て、アジア大会でもいいイメージを持って臨めるようにしていきたい。




文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォート・キシモト

>>第18回アジア競技大会
http://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1274/

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