2018.09.02(日)大会

【アジア大会】Day5:8月29日(水):コメント

【決勝結果&コメント】

◎山西利和(愛知製鋼・愛知)
男子20kmW決勝 2位 1時間22分10秒


不甲斐ないなという感じ。勝つために来たので、負けてしまったのはとても悔しい。(中国のWANG選手との2人での競り合いとなってからのレース終盤は)最後の仕掛けどころと自分のフォームを常に修正することを意識していたが、最後のスピード勝負になったときに対応できなかった。WANG選手にスパートされたのは、ラスト500mくらいの辺り。自分もそのへんで行こうと思っていたが、仕掛けられたとき、切り替えが思っていた以上にできなかった。彼もたぶんペースをコントロールして、力をためていたのだと思う。
結局、そのラスト5kmをコーディネートする力が今の自分にはなかったということ。あのペースならなんとかついていけるけれど、ペースを上げたときに切り替わらない。そこが今の一番の課題だと思う。暑いなかでこれだけのタイムで後半行けたことは収穫かなとは思う一方で、でも、これではまだまだ戦えないなというのが正直なところである。
これで来年のドーハ世界陸上の選考を懸けて、もう一回戦わなければならないので、そこに向けてまた一からチャレンジしていきたい。

◎高橋英輝(富士通・岩手)
男子20kmW決勝 5位 1時間27分31秒


2月からケガをして、そこから全然思ったように練習できずに、今日もその練習通りの歩きになってしまった。なかなか思ったようなスピード練習やロングの(長く歩く)練習ができずにここまで来ていた。本番だけうまく合わせられるかなと思ったのだが、やはりうまくいかなかった。最初から動きをつくれず(上位集団から)離れかけていたなか、8km地点で警告が2枚ついていたため、それまでのスピードで歩けなくなってしまった。
ケガは、2月から痛みが引いたり出たりを繰り返していて、早く治して万全の状態でトレーニングできればよかったのだが、痛みがあるなかでずっとやってしまい、歩きが崩れたままになってしまった。それが本番までにフォームが崩れたままの理由の1つかなと思う。
こういった夏の国際大会のたびに何もできていないので、不甲斐ないというか、「何をやっているんだろう」と思ってしまう。でも、これが自分の現状。そこをしっかり受け入れなければいけないし、自分があきらめてしまってはいけないと思うので、しっかり受け止めて、これからも頑張っていきたい。

◎岡田久美子(ビッグカメラ・東京)
女子20kmW決勝 3位 1時間34分02秒


暑さの厳しい条件だったが、自分のペースを守って、最後まで粘り強く歩けてよかったと思う。銅メダルは目指していたものだったので、しっかり取ることができてホッとしている。
今回は、銅メダル獲得を1番の目標に掲げていた。中国の2選手はメダリスト。今の自分が追いつける状況ではなかったので、2人が先に行ってしまっても自分のペースで淡々と歩いて、あとは暑さ対策をしっかりやりながらゴールを目指したいと思っていた。頭を常に冷やし続けることが大事だとわかっていたので、水を何回もかぶったり、水分をしっかり摂ったりなどの対策をしてきた。これで(1時間)32分くらいでゴールできたら満点だったのだが、なかなか思うようなタイムを出せなかった。ただ、まずはメダル(獲得)が一番大事だと思っていたので、最後でふらふらになってゴールできないよりはいいのかなと思う。
事前合宿の北海道では、かなりいい状況で練習はできていたのだが、暑さの質が全然違うので、北海道でやっていた練習通りに100%できたとはいえないのだが、銅メダルを取れたということを1つ自信にしたい。一方で、世界で戦うには、まだまだ力をつけていかなくてはいけないと思っている。
2020年に自分の競技人生一番のピークを持っていきたいと思っている。東京もこれよりもっと暑いと思うので、暑さに強い身体づくりをしっかりして、入賞またはメダルに届くような力をつけて臨んでいきたいと思う。

◎小池祐貴(ANA・東京)
男子200m決勝 1位 20秒23(+0.7)


フィニッシュ直前は全く状況がわからなくて、とりあえず先に肩を出したら勝ちだと思い、(フィニッシュラインの)1歩手前に足が着ついてしまったので倒れ込んでいった。腕を突き上げたのは、観客が名前を呼んでくれたのと、周りの選手がそういう感じだったので、「あ、俺(が勝ったの)か」と思ったから。実際には、腕を上げてから(結果が)確定するまで時間がかかったわけだが、飯塚(翔太)さんに「小池、勝ったよ」と言われ、素直にすっと信じた。
発表されるまでは、あまりドキドキすることもなく、単純に「勝ったのかな、負けたのかな」と思いながら、ぼーっとモニターを見ていた。
(ウォーミング)アップのときは、自分のイメージしていた走りを再現しようと思っていたのだが、(会場に入って)1本流したとき、「ああ、もうわからないから、自分の好きな走りをしよう」と思った。自分の感覚に素直に走っていって、150mあたりで「ああ、これ、脚がもたない。ヤバい」と思い、そこからは、もうとにかく「腕振って気合いだ」みたいな感じで走った。
“自分の感覚に素直に”というのは、会場に入って1本走ったときに、サブトラックで動いていたときと全然感覚が違ったから。サブトラックでは昨日の修正点とかをいろいろと考えていたのだが、そのブロックを合わせて走ったときに、「なんかわからないけれど、このほうがいい」と思った。昔の失敗として、頭で思い描いた通りに動こうとして硬くなったりしていたので、今回は逆に、自分がこれまで積み重ねてきた感覚を信じた。うまく言葉で説明できないけれど、「たぶん、今できる“最高”は、自分の感覚を信じることだな」となんとなく思ったので、その感覚に従った。
“自己新記録で優勝”というのは、口に出していた目標ではあったが、本当に実現すると、「ああ、本当にやった(達成した)んだ」と、軽く唖然としているような心持ち。若干「現実なのかな」という感じもしていて、まだ実感が湧かない。
スタート前に「このプレッシャーのこの期待のなかで勝ったら、最高に楽しいな」と思って、緊張というよりは、「これ、やってやったら面白いぞ」という前向きな気持ちで臨むことができた。日本選手権の100mの前には、プレッシャーが悪いほうに働いてしまったが、その失敗を日本選手権の200mに生かして、さらにそこからヨーロッパの1戦1戦で、どこでスイッチを入れるかとか、いろいろ変えてきた。そして今回は、しっかりトラックに入ったときから集中するというスタイルで行くことができた。こうして、ちゃんと“心の体力”ができたのは、ここ1~2カ月の1戦1戦で成長できたからかなと思う。
「感覚を大事に」というのは、コーチの臼井淳一さんから言われてきたこと。「ある程度のキャリアを積んできた選手には、理論とは別に自分のなかのいい感覚というのがある。それは言葉とか形とかにはできないけれど、その言語化できないものを信じて、その方向を伸ばしてみよう」という考え方は、臼井さんといろいろ話してきたなかで、さまざまな場面で感じてきたこと。自分がここまで伸びてきた要因は、自分の頭だけじゃなくて、そうやって人から言われること、言われたことを素直に受け止めてきたから。臼井さんの言葉も、自分の感覚も、しっかり信じられたことが、ものすごく大きいかなと思う。
レースを終えて思ったのは、やっぱり山縣さん(亮太、セイコー)はすごいなということ。欲をいえば、自分ももっとかっこよく最後まで走りきりたかった。僕は、最後まで自分のレースの形を守って走りきることができなかった。ああやって(動きが)崩れて、むりやり押し込んだ(倒れ込んだ)のは自分のまだまだ未熟なところ。今度は、(山縣さんのように)本番に一発で(力を)出すあの精神力を、大きな試合を積み重ねて培っていきたい。

◎飯塚翔太(ミズノ・静岡)
男子200m決勝 6位 20秒68(+0.7)


悔しい。やることはやったのだが、「うーん」という感じ。序盤で思いきりスピードに乗っていこうと考えていたが、思ったより前に行っていなくて、コーナーをかなり前のほう(の順位で)抜ける予定だったのだが、実際には、あまりいい位置ではなかった。自分では思いきり行ったつもりだったが、どこか噛み合っていなかったのかもしれない。
ホームストレートに抜けたときに(自分が)前にいなかったので、思ったことと違うなというのはあった。そこからはゴールだけを見て、フォームを崩さずに行ったが、(差は)なかなか縮まらなかった。でも、最初から思いきり行って、ゴールまで行けたので、そこに関しては悔いはない。
ウォーミングアップのときは準備もできていたし、気持ちもかなり入っていて、「思いきり行く」というレース展開にも迷いはなかった。大会に向けても、身体の状態は今シーズンで一番いい感じになっていた。やることはやってきたので、優勝して、自己ベストくらい行くという気持ちで臨めていたし、今日の力は出せたと思うのだが…。なかなか難しい。
自分が絶対に勝つという気持ちでやっていたので悔しいが、小池くんが優勝してくれて、けっこう刺激をもらえた。彼は今シーズン、一気に伸びてきた選手。勢いと実力がともにあって、自分も刺激をもらっている。次はこっちがチャレンジャーになるので、挑戦者のつもりで次は負けないようにしたい。

◎山下航平(ANA・東京)
男子三段跳決勝 4位 16m46(-0.2)


本当に「悔しい」のひと言に尽きる。心の中では、17mを跳んでメダルを取るという気持ちで臨んでいて、今日の6本の試技のなかで、後半行けるんじゃないかという思いもあったのだが、結局ファウルという形で逃してしまった。
今、振り返ると、前半からの流れがよくなかったかもしれない。1本目、2本目で少し踏み切り…ホップの抜けが悪くて、助走の勢いを生かしきれていなかったところが立ち上がりの悪さとなった。3本目でようやくいい跳躍が出てきたが、そのために後半で自分を追い込むような形になってしまった。感覚のよかった3本目の跳躍が1本目から出せていれば、もっといろいろと修正もできたはず。本当にもったいないことをしたなと思う。

◎山﨑有紀(スズキ浜松AC・静岡)
女子七種競技決勝 3位 5873点


最後の800mは自己ベストを出せば自然と銅メダルもついてくるのかなと思って、ただひたすら走った。結果的に1秒くらい及ばなかったが、今出せる精一杯の自分の力は出せたと思う。
合計得点は自己ベスト。ベストが出たことは嬉しいのだが、「まあ、こんなものか」という感じ。1種目1種目でみるとベストが1つも出ていない。まだまだ伸びしろは感じている。
日本選手権のときは跳躍面がよくなかったので、この大会に向けては、そこは重点的に取り組んできた。あと、この競技場は、2月にアジア大会プレで出場したことのある場所。1回だけではあるが馴染みがあり、現地の方も(自分のことを)覚えてくださっていたので、すごく競技がしやすかった。走高跳とかは、応援も自分の味方にしようかなと思って臨んでいた。
(5900点台も狙える状況ではあったが)今回は、得点の計算はせずにきた。800mもタイムばかり意識しても出ないなと思ったので。コンディションとか、日本での大会の時間配分とかも違うので、この時間、この場所で、いいプレーをした人の勝ちかなと思って臨んだ。
今回、アジア大会に臨むにあたって、初出場だったので各選手がどのくらいのレベルかというのも正直わからなかったが、今回、優勝が6000点台だったので、アジアで1番を取るためには6000点が必要で、6000点を越えることで、世界の扉もまた開いてくるのだなと思った。男子十種競技で優勝した右代さん(啓祐、国士舘クラブ)、銅メダルの中村さん(明彦、スズキ浜松AC)に刺激されたことも、今回頑張れた1つの要因といえる。

◎ヘンプヒル恵(中央大学・京都)
女子七種競技決勝 6位 5654点


(点数をつけると)30点。本当に苦しい2日間だった。思うように力が出せなくて、それが一番苦しいというか、競技者として一番苦しいのを2日間で味わった。
2日目は、気持ちを奮い立たせて、1種目めからベストを目指して取り組んだのだが、やっぱりあと1歩というところがうまく詰められなくて、最後はもうわからなくなって、800mは(ぎりぎりまで追い込めず)気持ちよく走ってしまった。「ダメだなあ」と思った。
(手術をして復帰したものの痛みが出ている左膝は)ゴールして右足しか着くことができない状態。左脚が本当に使えていなくて、痛みを抑えるためとうまく使えるようにとテーピングして臨んだが、思うように気持ちと身体がリンクしていない。
走幅跳も今回は(元来の踏切脚とは)逆脚で跳んだ。もうちょっと…最低でも6(m)は跳ばないと思っていたので、昨日の砲丸投といい「97」に呪われているのかな、と思った。

◎湯上剛輝(トヨタ自動車・愛知)
男子円盤投決勝 6位 57m62


ひと言でいうと、すごく悔しい。自己ベストとメダル獲得を目標にしていたので、それを2つともできなかったのはとても悔しい。自分では緊張しているつもりはなかったのだが、いつもよりも投げが小さくなっていた。無意識で緊張していたのかもしれない。
今回、ダメだったのは、パワーポジションの腕が縮んでしまって、回転半径がすごく小さくなってしまったのが失敗の原因。それをもう少し大きく、ゆったり投げられるようにしたい。修正は、少しはできたけれど、自分が想像していたよりも記録はかなり下で、どうしたんだろうと思った。
今年の目標が「日本選手権優勝」や「日本記録」だったので、(その両方を達成した)日本選手権が終わってから、モチベーションが下がってしまって、それを上げきれなかった点に難しさがあった。練習はもちろんできていたが、気持ちが入っていなかったようにも思う。
次の試合は全日本実業団。今回の反省をしっかり生かして、63m50という記録を投げて、日本最強であるをしたい。

◎山本聖途(トヨタ自動車・愛知)
男子棒高跳決勝 1位 5m70 =大会新記録


もう最高。(金メダルは)今年ずっと欲しかったものなので、取れて本当にホッとしている。(今回は普段よりも低い5m30から跳躍を始めたが)前回の仁川大会で記録なしに終わっているので、確実に跳べる高さからまずは形をつくろうということで(5m)30から始めたのだが、その30がけっこうぎりぎり(のクリア)で、「うわ、よかった」と思って。作戦成功といったところ(笑)。個人的な試合だったら(記録なしも)いいだが、JOCの試合なので、結果は絶対に残さなければいけないと思っていた。
1本跳ぶと緊張がほぐれて、自分らしさが出てくるので、1本目は見逃してもらっていいという感じ(笑)。5m50の1回目の失敗は、ポールが立ちきらなかった。風も、吹き流しはほとんど動いていなかったが、若干向かっていたので、そのわずかな風に、5m50の1本目は負けてしまった。
その後は、試合のなかで修正がしっかりできたので、そこは今年、跳躍練習のなかでも、1本1本修正をしっかりするということを課題でやってきている部分でもあるので、それが今回試合に出てよかったなと思う。
優勝が決まったときは、最高の気分だった。でも、小林(史明)コーチと試合前に、アジア記録(5m92)までは今日狙うぞという話をしていたので、結果は(5m)70で終わってしまったが、(5m65で)優勝を決めたあと、(5m)70を一発で越えられたので、少しは成長しているのかな、と思う。
練習では、ちょうど1週間前に、試合形式でバーを上げていって、戸邉はしなかったももの、最終的に6m00まではバーを上げていけたので、調子はすごく上がっていた。
(日本新記録への挑戦となった)5m84は、高さを意識しすぎてしまった。(5m)70以上になると、急に自分の動きができなくなることが多いのだが、その感じになってしまった。また、2回目は、それを修正しきれず、ポールが立たずに終わってしまった。3回目は、両ふくらはぎが痙攣して、踏み切るだけになってしまった。
(去年と今年の違いは)小林コーチといろいろ試しながら技術を変えてきたことが、しっかりと安定してきたのが今年の結果につながっていると思う。今日は、(5m)60、70はそれがしっかり出せたと思う。
具体的には、助走のリズムや、特にやってきたのは空中動作。ポールの曲げ込み方とか、とにかく踏みきってからの技術練習をやってきた。
このアジア大会に出る前も、「東京オリンピックで活躍するんだったら、このアジア大会で絶対に優勝しておかなければいけないな」と思っていたので、その第一歩が踏み出せてよかったと思う。

◎竹川倖生(法政大学・静岡)
男子棒高跳決勝 11位 5m00


「日の丸の重み」を知る大会となった。皆さんがメダルをいっぱい取っているので、自分も取らなければいけないという重圧とかを感じた。ピットに立つと、日本の試合とは比べ物にならないくらいのプレッシャーを感じた。
雰囲気もそうだが、知らない人もいっぱいいるので、“呑まれないように、呑まれないように”と思って頑張ったが、ちょっと呑まれてしまった。
いつも通りに5m00から始めて、(5m)20、30、40と刻んで(バーを上げて)いこうと思ったのだが、5m00の段階でもう動きがバラバラだったので、うまく修正していこうと思って、5m20でも少しずつ修正していったのだが、完全にはまとまりきらない跳躍になってしまった。助走がまず走り切れていないというところもあり、あと、突っ込みが遅れていると言われた。そこが跳べなかった要因になってくるのかなと思っている。
(こうした国際舞台で戦えるようになることを考えたとき)まず、今日感じた「プレッシャーに押し潰されない」というところは、たぶん試合を経験していけば慣れてくると思う。そういった面やあとは突っ込みの修正とか、そういうところを、これからしっかりやっていかなければならないと思う。


【予選・準決勝結果&コメント】

◎館澤亨次(東海大学・神奈川)
男子1500m予選 1組4着 3分50秒75 =決勝へ
いつも通りのラストスパートのつもりだったが、外国人選手相手にそうはうまくもいかず、ぎりぎり(接戦でのフィニッシュ)になってしまったので、かなり焦っていた。でも、予選を通過できて、ぎりぎりとはいえど決勝に行けるので、まずはひと安心。明日(の決勝)につなげたい。
予選は、スローペースになるは思っていたが、想像以上にスローで、さらに一番良くないタイミングで囲まれてしまった。(決勝では)そこをどうにか修正しなければいけないなと思っている。
トラック種目でのジャパン(日本代表)は今回が初めて。独特の緊張感と相手選手の勝負強さとを体感できたなと思う。
自分では平常心のつもりだったが、若干硬かったかもしれないなと思う。決勝には決勝の緊張感はあると思うが、1本走り終えたことで、今日よりは落ち着いて走れるかなと思う。明日は自分の走りをして、どこまで行けるか挑戦したい。

◎日本(木村・川元・安部・ウォルシュ)
男子4×400mR予選 1組1着 3分06秒11
・1走:木村 淳(大阪ガス・大阪)
まず予選を通過することが1つの条件だったので、決勝のレーンのことも考えて、なるべく1着でフィニッシュしたかった。2、3走が800mと400mHの選手だったので、まず1走で前につけることを僕自身の課題とした。前半は非常によかったが、250m辺りからの切り替えが、昨日(混合4×400mR)と同様にイマイチで、後半に課題の残るレースだったと思う。
・2走:川元 奨(スズキ浜松AC・静岡)
しっかりとつなげるために、先頭で行こうと思って走ったが、やはり海外の選手は速くて、2人に抜かれてしまった。しかし、そこは必死に食らいついて走れたので、そこはよかったと思う。自分の走りはまあまあできたかなと思う。
・3走:安部孝駿(デサントTC・岡山)
どういう状況でバトンが来ても失敗しないように、落ち着いて走ろうと心がけた。作戦通り、落ち着いて冷静に走れたと思う。できるだけいい位置でアンカーに(バトンを)渡したいというのがあったので、最初から積極的にかつ冷静に行こうという思いがあった。
・4走:ウォルシュ ジュリアン(東洋大学・埼玉)
自分の調子としては普通だった。でも、明日の決勝でまだまだ上がると思うので、今日はみんながしっかりいい順位でバトンを回してきてくれたので、明日は全力を出してメダル争いをしたい。

◎日本(御家瀬・市川・世古・青木)
女子4×100mR予選 2組3着 44秒95
・1走:御家瀬 緑(恵庭北高校・北海道)
今日は走る前は、しっかり楽しんで自分の走りができたらいいなと思っていた。まず1本走ってみて、落ち着いて走れたので、明日(決勝)に向けて、また(調子を)上げていくことができたらいいなと思う。
・2走:市川華菜(ミズノ・愛知)
急きょこのメンバーで走ることになったのだが、バトン合わせも昨日、今日と合わせて今日実戦という感じだったので、修正点がたくさんある。(決勝に向けて)しっかり直して、タイムと順位を狙えたらなと思う。
・3走:世古 和(CRANE・三重)
今回初めてのレースで、「どんなものかな」という感じで走った。明日、また修正がたくさんできると思う。明日に向けて頑張りたい。
・4走:青木益未(七十七銀行・宮城)
4年前も走って、今年もこうやって走ることになって、決勝はもっとしっかり自分の任された場所で、自分の走りができればタイムも順位もついてくると思う。みんながつないでくれたバトンを1つでも上(の順位)でゴールしたい。

◎日本(山縣・多田・桐生・ケンブリッジ)
男子4×100mR予選 1組1着 38秒20
・1走:山縣亮太(セイコー・東京)
予選だったので、しっかり決勝につなげられるような意識で、みんなで走った。僕の走りは、100mの個人のあとで、疲れとかも昨日の段階で少し残っていた。今日はあまりガチガチに無理しないようにというところで走った感じ。バトン(パス)も含めて改善の余地があるので、明日(の決勝)は金メダルを目指して頑張りたい。
・2走:多田修平(関西学院大学・大阪)
今日がこの大会初めてのレース。緊張していたが、1本走ったことでホッとした。この大会に向けて、けっこう調子も上がってきているので、決勝ではもう一段階ギアを上げていけるように頑張っていきたい。
・3走:桐生祥秀(日本生命・東京)
走りはよかったと思う。今回、リレーを走りに来たので、明日の決勝は、しっかり大会記録(37秒99、中国、2014年)を更新して、金メダルを目指したい。
・4走:ケンブリッジ飛鳥(Nike・東京)
個人で不甲斐ない走り(準決勝どまり)をしてしまったので、今日はあのときよりもいいレースを、という気持ちで走った。感覚的には(100mの)準決勝のときよりもいいかなと思っている。明日(の決勝)は金メダルを目指して頑張っていきたい。

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