ポイント対象大会の記録をポイント化し、年間を通じて獲得した「シリーズポイント」でランキングを争います。シリーズポイントが最も高い男女各1名が「シリーズチャンピオン」となります。
シリーズ指定大会(18大会)とポイント対象大会(3大会)の合計21大会が対象。
※各大会の中でGP種目のみがポイントの対象となる。
記録ポイント:Scoring Tables をもとに記録をポイント化
特別ポイント:日本記録、日本タイ記録、ワールドスタンダード記録を突破した際に付与
種目を問わず、上位3大会のパフォーマンスポイントの合計です。
同一大会から2つのパフォーマンスポイントは採用されません。
混成競技に限りパフォーマンスポイントの高い2大会の合計の1.5倍で算出します。
※2大会のパフォーマンスポイントの合計値の1.5倍よりも、混成競技以外の種目を加えた3大会のパフォーマンスポイントの合計値が高い場合は、高い方のポイントが適用される
<例1>金栗記念1500m+織田記念5000m+木南記念800mの3大会のポイントでも適用可。
<例2>金栗記念1500m+金栗記念5000m+織田記念5000mの適用は不可。
同一大会から2つ のパフォーマンスポイントは採用されないため金栗記念1500mもしくは5000mいずれか高いポイントしか採用されない
※大会中止など何らかの影響により開催数が減少した場合に算出方法を変更することがあります。
パフォーマンスポイントについて「パフォーマンスポイント」は、「記録ポイント」(Scoring Tablesをもとに記録をポイント化したもの)と、「順位ポイント」、「特別ポイント」(日本記録、日本タイ記録、ワールドスタンダード記録を突破した際に付与するもの)を合計したポイントのことを言います。
同一大会内で複数のラウンドが実施される場合は、各ラウンドの中から最も高いパフォーマンスポイントをその大会のパフォーマンスポイントとして採用します。
※外国籍競技者は、パフォーマンスポイントの付与対象となりません。
※パフォーマンスポイントの対象は、各大会のGP 種目のみです
ワールドアスレティックスが定めるScoring Tablesをもとに算出します。
100m、200m、110mH、100mH、走幅跳、三段跳については、風の影響を考慮して、追い風、向かい風による補正をします。
※風速±1.0m/sは±6ポイントに相当し、風速±0.1m/sにつき±0.6ポイントが加減されます。 ただし風速0m/s~+2.0m/sは減点されません。
(例:-0.5m/s = +3ポイント、+2.1m/s = -12.6ポイント)
※Scoring Tables
https://www.worldathletics.org/news/news/scoring-tables-2023
追い風 | 向かい風 | ||
+4.0 m/s | -24 pts | -4.0 m/s | +24 pts |
+3.0 m/s | -18 pts | -3.0 m/s | +18 pts |
+0.0~+2.0 m/s | -0 pts | -2.0 m/s | +12 pts |
-1.0 m/s | +6 pts | ||
-0.0 m/s | +0 pts |
決勝リザルトの中から外国籍競技者を除いた日本人順位の上位者に日本GPシリーズが独自 に定める順位ポイントを加算します。順位ポイントは決勝競技のリザルトに付与されま す。予選や準決勝のリザルトには順位ポイントは加算されません。ポイント対象大会では 順位ポイントは付与されません。
G1大会 | G2大会 | G3大会 | |
1位 | 30P | 20P | 10P |
2位 | 20P | 10P | - |
3位 | 10P | - | - |
日本記録、日本タイ記録、ワールドスタンダード記録を突破した際に付与するポイントです。
同時に複数該当する場合は、最も高い特別ポイントのみを加算します。
区分 | ポイント |
日本記録 | 60 |
日本タイ記録 | 40 |
ワールドスタンダード記録 (既に突破している選手含む) |
30 |
※日本記録
https://www.jaaf.or.jp/record/japan/?segment=1
※2023シーズンのワールドスタンダード記録は「ブダペスト世界選手権参加標準記録」と指定する
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202208/24_100216.pdf
「総合ランキング」「種目別ランキング」の2種類のランキングがあります。
総合ランキング1位の男女各1名が「シリーズチャンピオン」となります。
※同点の場合、次の優先順位で上位を決定します。
1)いずれか 1 大会のパフォーマンスポイントが最も高い競技者。
2)上記 1)でも上位が決まらない場合は該当者を同順位とする。
(1)総合ランキング
種目を問わず、上位3大会のパフォーマンスポイントを合計したランキングです。同一大会から2つのパフォーマンスポイントは採用されません。
※混成競技に限り、パフォーマンスポイントの高い2大会の合計の1.5倍で算出します。
2大会のパフォーマンスポイントの合計値の1.5倍よりも、混成競技以外の種目を加えた3大会のパフォーマンスポイントの合計値が高い場合は、高い方のポイントが適用されます。
(2)種目別ランキング
種目別に上位3大会のパフォーマンスポイントを合計したランキングです。2023年の各種目上位者には2024年度に開催される「第108回日本陸上競技選手権大会」の参加資格を付与します。
※混成競技は2大会の合計となります。
参加資格を付与する順位はターゲットナンバー数に応じて以下の通りとします。
第108回日本陸上競技選手権大会 ターゲットナンバー数 ※1 |
日本グランプリシリーズ2023種目別ランキング 参加資格付与 |
20以下の種目 | 上位3位までの競技者 |
21-30の種目 | 上位6位までの競技者 |
31以上の種目 | 上位10位までの競技者 |
※1:第108回日本選手権のターゲットナンバー数は2023年12月開催予定の理事会に提案予定
総合ランキング1位の男女各1名を「シリーズチャンピオン」として表彰します。
(2)種目別チャンピオン種目ごとの優秀なパフォーマンスを称え、種目別ポイントが最も高い男女各1名を「種目別チャンピオン」とします。
(3)大会別チャンピオン各大会でパフォーマンスポイントが最も高かった男女各1名を「大会別チャンピオン」とし、各大会のポイント集計後に日本陸連から発表します。