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2022.07.19(火)

【オレゴン世界選手権】3日目イブニングセッションコメント:男子110mハードル泉谷、石川、男子400mハードル黒川が決勝進出ならずも次の目標へ



オレゴン世界選手権2022大会3日目となる7月17日のイブニングセッションは、トラックでは男子110mハードルと女子100mは準決勝と決勝が、フィールドでは女子棒高跳と男子砲丸投の決勝が行われたほか、男子円盤投予選、男子1500mおよび400mハードルの準決勝、女子七種競技の1日目の最終種目の200mが行われました。

日本勢は、男子110mハードルで泉谷駿介選手(住友電工)と石川周平選手(富士通)が、また男子400mハードルで黒川和樹選手(法政大学)が、それぞれ準決勝に挑戦。決勝進出を懸けた大一番に挑みました。

110mハードル準決勝の1組に登場した石川選手は、第1ハードルをぶつけて入ったことが影響して、うまく加速に乗ることができず、13秒68・8着でのフィニッシュに。続いて、2組目に出場した泉谷選手は1台目からハードルをスムーズに越えるとリードを奪う形でレースを進めましたが、中盤以降でかわされて13秒42(+0.3)で5着。この種目の準決勝における最高着順(これまでは6着が最高)でフィニッシュしたものの、トータル14番目での準決勝敗退となりました。

男子400mハードルでは、黒川選手が準決勝へ。昨年の東京オリンピックで45秒94の世界記録を樹立したKarsten WARHOLM選手(ノルウェー)と同じ3組目で、1レーンからのスタートとなりました。自身が得意としている「前半から攻めていく走り」を展開。終盤は勢いが止まったものの、予選のタイムを上げる49秒69・6着で競技を終えました

競技後の各選手のコメントは、以下の通りです。

◎石川周平(富士通)

男子110mハードル 準決勝 1組8着 13秒68(-0.6)



「自分のレースをする」ということを一つのテーマにして準決勝に臨んだが、結果的には1台目でリズムに乗ることができず、挽回しながら10台まで越えていくという流れになってしまったので、自分のレースができなかったというところに悔しさを一番感じている。
1台目でハードルにぶつかったことで思ったよりも身体が前に倒れてしまって、ポジションをうまく立てることができないなかで、(ハードルクリアランスのたびに)ぶつけて、ぶつけてという流れになり、コントロールできていなかった。自分のレースにならなかったという印象である。
昨日(の予選に)に比べると、やはり緊張はあったと思う。特に1台目の入り(のアプローチの場面)で、2歩目か3歩目あたりでバランスの崩れを感じてしまって、身体を立てようという意識のなかで行ったのだが、最後の1歩が間延びして、結果的にハードルに近い形で入って(踏み切って)しまった。
(準決勝の雰囲気は)空気感として今まで自分のなかでイメージしていたものに近かったので、それがすごい自分の心理的な影響が出たというわけではないが、結果的にうまく自分のレースができなかったので「これが世界のトップを競う争いなんだな」ということをすごく感じた。
これまで世界大会になかなか出ることができなかったせいでもあるが、勝負所での緊張感のなかで、しっかり自分の実力を発揮するという経験が足りていない。これから大きい世界の大会を学びながら、「上位と一緒に走りながら自分の実力を発揮する」というところを身につけて、これから世界の決勝というところを目指していきたい。



◎泉谷駿介(住友電工)

男子110mハードル 準決勝 2組5着 13秒42(+0.3)



前半は良かったのだが、中盤以降があまりまとまらなかった。必死で、あまりよく覚えていないのだが、「前半良かったな」というのだけを覚えていて、特に1台目の入りが良かったなと思う。
レース中は、周りのことは全然見えなかった。自分のレーンのことだけで必死だった。(中盤以降は)何台か(ハードルを)当てていたのも記憶にあるので、慌てていた部分もあったかもしれない。
ほかの選手のアップを見ていて、ハードルをとんでいるときの「腰の位置が高いな」と思った。腰の位置が高いので、ハードルにも当たらない。自分は身長が小さいので、どうしようもないのだが、それを見て、びびったわけではないのだが、正直「強いな」と感じてしまった。僕よりもちょっと身長があるような選手でも、190cmくらい身長があるような腰の高さで(ハードルに向かって)行ったりしていたので、「どうやったらできるのかな」と見てしまった。
タイムについては、もうちょっと出したかった。クラッシュとかが多かったので、準決勝の通過ラインは(13秒)35とか、(13秒)3の前半あたりだと思っていた。実際に(13秒)2(台)というのはレベルが高いなと思うし、自分も13秒2(台)は出せるかなと思っていたのだが、モンド(社)の堅いハードルというのもあって、ちょっと気持ち的にもびびっていたのかなと思う。
13秒06の自己ベストを出していても、こういう場で出すことができないのはまだまだ。冬期、けっこう練習を積んでいても、ここまで圧倒的な差があるので、「何をしたらいいのだろう」という感じがしている。海外転戦していくのも大事だと思うし、今流行っている厚底のスパイクを試してみるのもありかもしれない。こういう経験も大事にして、次、(自分を)伸ばしたいなと思う。



◎黒川和樹(法政大学)

男子400mハードル 準決勝 3組6着 49秒69



決勝に残れなかったが、不完全燃焼という形ではない。けっこう前半から攻めるという走り…周りが速すぎて、自分があまり秀でていなかったなというのはあるのだが…ができ、周りに惑わされずに走れたように思う。そこは経験値として、デカいものが得られたなと思う。
東京オリンピックのときは、「外国の選手って、こんな感じで走るんだ」という感じだったのだが、今回は、ちゃんと戦って走ることができた。決勝に残れなかったことはすごく悔しいが、「自分の走りも、けっこうできていたな」と評価できる部分もあるので、そこはよかったかなと思う。
予選で14歩になってしまった原因の一つとして、「周りを見ながら走っていた」というのもあったので、準決勝は、どうしても目には入ってはくるが(笑)、外を見ないように集中して走った。ただ、そこは「気にする余裕がなかった」というのが正直なところともいえる。
次は準決勝でしっかり戦えないといけない。今回、東京オリンピックのときと違って、準決勝まで駒を進めるところを経験できたので、次は、準決勝でしっかり「前半から行って、後半も逃げる」というレースを、もっとさらに自分らしく走れるようにしたい。今回はダメだったが、けっこう自信になるところも多かったので、その経験を生かして次は頑張りたい。


文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォート・キシモト


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