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2021.08.02(月)

【東京オリンピック】走幅跳、橋岡が37年ぶりの入賞!~4日目モーニングセッション 選手コメント(女子1500m予選・男子走幅跳決勝)~



8月2日(月)、陸上競技4日目のモーニングセッションは午前9時より行われた男子ハンマー投予選Aグループよりスタート。日本からは女子1500m予選に卜部蘭選手(積水化学)、田中希実選手(豊田織機TC)、男子走幅跳決勝に橋岡優輝選手(富士通)が出場しました。各選手競技終了後のコメントをご紹介いたします。




◎卜部蘭(積水化学)

女子1500m 予選2組 9着 4分07秒90 =自己新記録

全力で戦って、今の力が世界でどうなのかを肌で感じたいというのが一番にあった。本当にいろいろな方に応援していただいていたし、自国開催ということもあったので、「この1本にまずは集中して、準決勝に繋げられるように」という思いで走った。
ラスト1周で接触などもあって、最後は、なかなか自分が行きたい位置で行けなかった。最後、先頭集団で勝負できなかったことを、素直に悔しいと思ったので、また、この場でリベンジできるよう、さらに力をつけて勝負したい。




◎田中希実(豊田織機TC)

女子1500m 予選3組 4着 4分02秒33 =日本新記録、決勝進出

日本記録を出せば準決勝に行けると思っていた。自分の目標通りのタイムで準決勝に進むことができてよかった。
(ポイントになると考えていた)ラスト1周については対応できていたとは言いきれないが、イメージとしては、800mのラストのように、みんなが固まっているなかで自分もどれだけ粘るかということだった。そういう走りはできたのではないかと思う。
ずっと1500mにこだわってきて、ただ出場するだけでなくて、準決勝に駒を進めて、しっかり前を見据えてレースをすることを目指してきて、そういうレースをすることができた。今までの取り組みが、やっと出てきているのではないかと思う。
これは予選をチャレンジしたからこその結果なので、準決勝も、どんな結果になってもいいので、とにかく今の自分の力を出しきりたい。もう1回自己ベストを出すくらいの、このままの勢いでいけたらいいなと思う。




◎橋岡優輝(富士通)

男子走幅跳 決勝 6位 8m10(0.0)

悔しい。
身体の調子自体はそんなに悪くなかったのだが、噛み合わせの部分でうまくいっていないところがあった。そういったところで「もう少しうまくやれていたらなあ」という後悔もある。でも、最終的には8mを越えることができたので、そこだけはまだよかったのかなと思っている。
(順位が決まった瞬間の心境は、との問いに)特に…、何も考えられなかったというのが素直なところだった。
(日本人として37年ぶりの五輪入賞である点について)そんなには…。37年前、僕が生まれていないこともあって、そんなにピンとは来ていないのだが、それだけこの走幅跳という種目が入賞から離れていたにもかかわらず、僕が入賞することができたので、これからパリに向かって、日本陸上界にとってもいいスタートを切れるのではないかと思う。
来年からは海外を拠点にするような形で、どんどんタフな試合もこなしていって、もっともっと世界レベルで強くなれるように、もう一段階(高い舞台で)やっていきたいなと思っている。


▶橋岡優輝選手からのメッセージ


文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:アフロスポーツ


▶【東京オリンピック】4日目モーニングセッションハイライト ~1500m田中、日本新で準決勝へ!走幅跳橋岡、6位入賞!今大会入賞第1号に!~
https://www.jaaf.or.jp/olympic/tokyo2020/news/article/15357/

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