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2022.03.02(水)

【記録と数字で楽しむJMCシリーズ】シリーズⅠ男子国内最後のレース「東京マラソン2021」に世界&日本のトップ選手が集結!



・文中敬称略。
・所属は当時のもの。

JMCシリーズⅠ・第1期・男子は国内最後のレース

3月6日の「東京マラソン2021」が、「JMC(ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ)」の「第1期」の男子は国内ラストレース。「グレード1」の対象レースとして行われる。
「シリーズⅠ・第1期」の男子は第5戦目、女子は第3戦目のレースとなる。

当初は、「第0期」のレースとして2021年3月7日に行われる予定だったが、コロナの影響で21年10月17日に延期。さらに「第1期」での22年3月6日実施に変更された。なお、22年3月6日に開催予定だった「東京マラソン2022」は中止で、今回のレースは「東京マラソン2021」という名称で行われる。なお大会の名称は「第何回」とはせず、開催年の西暦年を名称の最後につけている。

第1回大会は2007年2月18日に開催。初代チャンピオンは、男子は仙台育英高校時代から日本で競技生活を送っていたヤクルト所属でケニア国籍のダニエル・ジェンガ(2時間09分45秒)、女子は豊田自動織機に所属していた初マラソンの新谷仁美(2時間31分01秒)だった。

16年までは、東京都庁前をスタートし東京ビッグサイトにフィニッシュしていたが、17年からは日本橋以降のコースを変更し東京駅前にフィニッシュするものに変更された。また今回は終盤に向かい風になることが多い田町付近の直線区間を短縮してより記録が出やすいように変更された。発着点間の高低差が32mのダウンヒルの「高速コース」である。

以下にTV観戦のお供に男女別に記録やデータに関する各種の情報をお届けする。

男子

世界&日本のトップ選手が集結!!

招待選手と有力な一般参加選手(マラソン2時間09分59秒以内。ハーフ1時間00分59秒以内、10000m27分台)は以下の通りだ。

 氏名国籍・所属年齢出場資格記録 自己記録
1エリウド・キプチョゲケニア372.01.39.2018 ベルリン2.01.39.
2ビルハヌ・レゲセエチオピア272.02.48.2019 ベルリン2.02.48.
3モシネト・ゲレメウエチオピア302.02.55.2019 ロンドン2.02.45.
4アモス・キプルトケニア292.03.30.2020 バレンシア2.03.30.
5タミラト・トラエチオピア302.03.39.2021 アムステルダム2.03.39.
6ジョナサン・コリルケニア352.04.32.2021 アムステルダム2.04.32.
7シュラ・キタタエチオピア252.04.49.2018 ロンドン2.04.49.
8ラバン・コリルケニア362.05.58.2018 ロッテルダム2.05.54.
11鈴木 健吾富士通262.04.56.2021 びわ湖2.04.56.
12土方 英和Honda242.06.26.2021 びわ湖2.06.26.
13細谷 恭平黒崎播磨262.06.35.2021 びわ湖2.06.35.
14髙久 龍ヤクルト292.06.45.2020 東京2.06.45.
15井上 大仁三菱重工292.06.47.2021 びわ湖2.06.47.
16小椋 裕介ヤクルト282.06.51.2021 びわ湖2.06.51.
17上門 大祐大塚製薬282.06.54.2020 東京2.06.54.
18定方 俊樹三菱重工302.07.05.2020 東京2.07.05..
19吉田 祐也GMOインターネットグループ242.07.05.2020 福岡国際2.07.05.
101サイモン・カリウキ戸上電機製作所252.07.18.2021 びわ湖2.07.18.
102菊地 賢人コニカミノルタ312.07.20.2021 びわ湖2.07.20.
103木村 慎Honda282.07.20.2020 東京2.07.20.
104聞谷 賢人トヨタ紡織272.07.26.2021 びわ湖2.07.26.
105下田 裕太GMOインターネットグループ252.07.27.2020 東京2.07.27.
106一色 恭志GMOインターネットグループ272.07.39.2020 東京2.07.39.
107作田 将希JR東日本252.07.42.2021 びわ湖2.07.42.
108マイケル・ギザエスズキ272.07.51.2021 福岡国際2.07.51.
109足羽 純実Honda272.07.54.2021 びわ湖2.07.54.
110藤本 拓トヨタ自動車322.07.57.2018 シカゴ2.07.57.
111其田 健也JR東日本282.08.11.2021 びわ湖2.08.11.
112大津 顕杜トヨタ自動車九州302.08.15.2021 びわ湖2.08.15.
113作田 直也JR東日本272.08.21.2020 福岡国際2.08.21.
114細森 大輔YKK272.08.28.2021 びわ湖2.08.28.
115林 奎介GMOインターネットグループ252.08.52.2021 びわ湖2.08.52.
116久保 和馬西鉄252.08.53.2021 びわ湖2.08.53.
117宮脇 千博トヨタ自動車302.09.04.2020 東京2.08.45.
118清谷 匠中国電力332.09.13.2021 びわ湖2.09.13.
119佐藤 悠基SGホールディングス352.09.18.2018 ベルリン2.08.58.
120片西 景JR東日本242.09.27.2021 びわ湖2.09.27.
121高宮 祐樹ヤクルト342.09.30.2021 びわ湖2.09.30.
122橋本 隆光小森コーポレーション322.09.43.2021 びわ湖2.09.43.
204ニコラス・コシンベイYKK251.00.20.2019 リスボンハーフ1.00.20.
205野中 優志大阪ガス261.00.58.2020 全日本実業団ハーフ1.00.58.
206荻久保 寛也ヤクルト2427.44.74.2021 八王子ロングディスタンス27.44.74.
207小山 直城Honda2527.55.16.2021 ホクレンディスタンス深川27.55.16.

世界記録(2時間01分39秒/2019年・ベルリン)保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)を筆頭に「ものすごい!」といえるメンバーが揃った。
海外招待選手8人の22年2月27日時点の世界歴代順位は、1・3・4・12・17・40・56・133位。7人が鈴木健吾(富士通)の日本記録(2時間04分56秒=世界歴代69位)を上回っている。

日本人選手も4分台の鈴木を筆頭に6分台6人、7分台12人、8分台8人、9分台4人と「サブ10ランナー」が31人もエントリーしている。これに続く選手も10分台11人、11分台7人、12分台9人と日本のマラソン史上最もハイレベルなエントリーとなった。

2021年2月28日のびわ湖毎日マラソンでは、42人が「サブ10」でフィニッシュ(日本人40人&外国人2人)して同一レースでの「サブ10」の世界歴代最多人数となった。今回の東京ではそれを上回る可能性もありそうだ。


世界記録保持者・キプチョゲの「すごさ」をひもとく

優勝候補の筆頭は、何といってもキプチョゲ。
世界記録を保持し東京五輪も31kmからの11kmで2位に1分20秒もの差をつけて圧勝し五輪2連覇。15回走ったマラソンは13勝2敗で勝率8割7分。
19年10月12日のウィーンでの非公認レースでは1時間59分41秒(10分の1秒単位の記録は1時間59分40秒2)で「1時間台」を達成した。
そのレースでは「2時間切り」のための「お膳立て」が完璧だった。キプチョゲのすぐ前を風除けのために自動車が走行。ペースメーカーが入れ替わり立ち替わり風除けになったり、給水をサポートしたりの「ルール違反」の条件ではあったが「42.195kmを1時間台で走った」ことは確かな事実である。

「42.195km1時間59分40秒2」は、「秒速5.88m」のスピード。
「秒速5.88m」といってもピンとこないだろうが、各距離のタイムに換算すると「50m8秒51」、「100m17秒02」、「400m68秒07」、「800m2分16秒14」、「1000m2分50秒17」、「1500m4分15秒25」、「3000m8分30秒50」、「5000m14分10秒84」、「10000m28分21秒67」、「ハーフマラソン59分50秒1」である。

総務省統計局の2020年のデータによると「50m走」の12歳(小学校6年or中学1年生)男子の平均値は「8秒50(標準偏差±0秒74)」。
ということで、バトンの受け渡しによる加速をしなければ小学校6年生か中学校1年生の平均的な男の子が「844人」でリレーしてようやくキプチョゲのマラソンと「いい勝負」ができるのだ。

「100m17秒02」ならば、男子の高校生であればほとんどの人が走れるであろうタイムだろう。が、「400m68秒07」となると「なかなか厳しい」ものとなる。世界陸連(WA)の採点表によると「400m68秒07」は「121点」。これに相当する100mのタイムは「14秒78」。30年以上前の古いデータではあるが、東京都立大学体育学研究室編の「日本人の体力標準値(1989年/不昧堂書店)」によると16歳(高校1or2年生)の100mの「標準値」は「14秒85(標準偏差±0秒96)」。つまり、400mを68秒07以内で走れる男子高校1or2年生は全体の半数もいないかもしれないのだ。

さらに「1500m4分15秒25」となると、その都道府県のレベルにもよるが、中学生の県大会の決勝進出か入賞レベルである。
「3000m8分30秒50」は、全日本中学の優勝or表彰台レベル。
「5000m14分10秒84」は全国インターハイ入賞レベル。
「1万m28分21秒67」は、大学生ならばどのチームであっても「エース級」。
実業団でも有力チームの中心選手として活躍できるレベルである。
「ハーフ59分50秒1」は、日本記録の「60分00秒」をも上回る。
7区間100kmをタスキでつなぐ全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)の大会記録は、4時間46分07秒(旭化成/2020年)。10km換算28分36秒7、マラソンならば2時間00分44秒である。
非公認とはいえ、それを上回るスピードでキプチョゲは42.195kmを走ってしまうのだ。

キプチョゲの各種目のベストは以下の通り
1500m3.33.202004.05.31(日本記録3.35.42)
1マイル3.50.402004.07.30( 〃  3.56.60)
3000m7.27.662011.05.06( 〃  7.40.09)
5000m12.46.532004.07.02( 〃 13.08.40)
10000m26.49.022007.05.26( 〃 27.18.75)
ハーフ59.25.2012.09.01( 〃 60.00.)
マラソン2.01.39.2018.09.16( 〃 2.04.56.)

1500mからすべての種目で日本記録を大きく上回っている。
2013年からマラソンに参入するまではトラックが主戦場だった。03年パリ世界選手権5000mを制してから11年までの五輪と世界選手権の同種目では7大会連続で入賞(金1、銀2、銅1、4・5・7位が各1)している。

ついでにキプチョゲの過去15回のマラソン歴を紹介しておく。

12013.04.21ハンブルグ1) 2.05.30.
22013.09.29ベルリン2) 2.04.05.
32014.04.13ロッテルダム1) 2.05.00.
42014.10.12シカゴ1) 2.04.11.
52015.04.26ロンドン1) 2.04.42.
62015.09.27ベルリン1) 2.04.00.
72016.04.24ロンドン1) 2.03.05.
82016.08.21リオ五輪1) 2.08.44.
92017.09.24ベルリン1) 2.03.32.
102018.04.22ロンドン1) 2.04.17.
112018.09.19ベルリン1) 2.01.39.
122019.04.28ロンドン1) 2.02.37.
132020.10.04ロンドン8) 2.06.49.
142021.04.18エンスヘデ1) 2.04.30.
152021.08.08東京五輪1) 2.08.38.

20年のロンドンは低温で脚のけいれんや股関節の痛みに見舞われ38kmから失速したが、それ以外は見事な成績だ。

今回の東京での「世界新記録」は厳しいかもしれないが、普通に走れれば大会記録で日本国内最高記録でもある「2時間03分58秒」を塗り替える可能性は高そうだ。

世界歴代3・4位で2時間2分台のタイム持つエチオピアコンビのビルハネ・レゲセ(2時間02分48秒)とモシネト・ゲレメウにも注目だ。レゲセは19・20年の東京を連覇しコースもしっかり頭に入っていることだろう。


鈴木健吾を中心に2大会連続の日本新の可能性も……

日本人選手では日本記録保持者の鈴木の走りに注目する人が多いだろう。
過去6回のマラソンは、
2018.02.25東京19)2.10.21.
2019.04.28ハンブルグ13)2.11.36.
2019.09.15MGC1)2.12.44.
2020.03.08びわ湖12)2.10.37.
2021.02.28びわ湖1)2.04.56.=日本新
2021.10.10シカゴ4)2.08.50.

日本記録を出した21年のびわ湖は、後半に追風が吹く好条件に恵まれ、鈴木以下の選手も好記録続出となった。びわ湖で好記録をマークした各選手にとって今回の東京がその実力(タイム)が本物であることを証明するレースになろう。

当日のペースメーカーの設定がどうなるかにもよるが、上述のキプチョゲを中心とするアフリカ勢の設定が2時間1~2分台の場合はさすがに日本人選手がこれにつくのは厳しいだろう。

日本記録(2時間04分56秒)の1km平均は「2分57秒65」なので、2分57~58秒のペースメーカーが起用されるはず。
2時間4~5分台のペースで30kmまでいって、そこから日本人トップを目指しての「用意、ドン」となる可能性が高そうだ。鈴木が日本記録を出した時は35kmから40kmの5kmを14分39秒でカバーした。これは、すべてのレースを含めて、この区間の日本人最速記録でもある。世界と勝負するためには不可避のペースアップといえよう。今回もそれが再現できればそれまでの位置にもよるが、海外招待選手ともそれなりの争いができるはず。是非とも実現してもらいたいものである。

2月13日の全日本実業団ハーフマラソンでは、21年のびわ湖で2位(2.06.26.)だった土方英和(Honda)が61分22秒で自己ベストを40秒更新。21年12月4日には10000mでも28分03秒26の自己新をマークしている。

20年の福岡国際を制した吉田祐也(GMOインターネットグループ)は、21年はマラソンを走らなかったが5月と11月に10000mで27分台をマークし、20年までの自己ベストを30秒近く更新している。初マラソンが2時間08分30秒(20年・別大3位)、2回目が2時間07分05秒(20年・福岡1位)、3回目の今回も大きくジャンプアップしてもらいたい。

18年アジア競技大会で優勝した井上大仁(三菱重工)も21年11月27日に10000m27分43秒17の自己新で組のトップ。後述する荻久保寛也(ヤクルト)に先着した。トラックのスピードアップをマラソンにつなげたいところだ。

これまでにマラソンを走ったことがある選手の中からも誰が飛び出してくるかわからない。2時間10分台だったのにいきなり4分台をマークした鈴木のように、だ。

いずれにしても、18年、20年に続いての「日本新」を期待したいところである。

徳之島で合宿中だった1月25日に、鈴木は「あいテレビ」の取材に対し、「パリ(五輪)にはなんとしてでも出場して、メダル争いしたいという思いが強くある。世界のトップは(2時間)1分台ですし、現実的には『3分台』というところは、今の日本のマラソン界だと狙っていくべきところではあると思います」とコメントしている。「3分台」が実現すれば、また一歩、世界に大きく近づくことになる。

別大や大阪では初マラソンの選手が「サブ10」のみならず7分台や8分台で複数人が走り今後の日本の男子マラソンに「勢い」を感じさせてくれている。

今回の東京で初マラソンに挑む選手では、2月の全日本実業団ハーフで荻久保が60分43秒で45秒の自己ベスト。21年11月27日にも10000m27分44秒74をマークしていて勢いがある。

同じく初マラソンの野中優志(大阪ガス)もハーフ60分58秒(20年)、小山直城(Honda)も10000m27分55秒16(21年)の走力がある。

2月27日の大阪マラソンで星岳(コニカミノルタ)がマークした初マラソン日本最高の2時間07分31秒を1週間で更新するかもしれない。


【初マラソン日本歴代10傑/2022年2月28日現在】
1)2.07.31.星岳(コニカミノルタ)22大阪1位
2)2.07.42.作田将希(JR東日本)21びわ湖14位
3)2.07.47.西山雄介(トヨタ自動車)22別大1位
4)2.07.52.浦野雄平(富士通)22大阪3位
5)2.07.54.足羽純実(Honda)21びわ湖15位
6)2.08.10.山下一貴(三菱重工)21びわ湖18位
7)2.08.12.藤原正和(中大)03びわ湖3位
8)2.08.13.土井大輔(黒崎播磨)21びわ湖21位
9)2.08.30.吉田祐也(青学大)20別大3位
10)2.08.30.古賀淳紫(安川電機)22別大4位

10傑のうち9回が20年以降の記録であるのは頼もしい限りだ。


大会記録と日本人大会最高記録

大会記録は、2時間03分58秒 ウィルソン・キプサング(ケニア)2017年。
日本人大会最高記録は、2時間05分29秒 大迫 傑(Nike)2020年・4位。

キプサングのタイムは、日本国内でマークされた最高記録で、日本国内唯一の「3分台」でもある。
大迫のタイムは、当時の日本新。
18年には、設楽悠太(Honda)が、2時間06分11秒(2位)で走り16年ぶりに日本記録を更新している。


大会記録と日本人大会最高記録の5km毎は、

距離大会記録日本人大会最高記録
5km14.15./14.15.14.33./14.33.
10km28.50./14.35.29.12./14.39.
15km43.34./14.44.44.01./14.49.
20km58.05./14.31.58.42./14.41.
Half1.01.22.1.02.00.
25km1.12.47./14.42.1.13.32./14.50.
30km1.27.27./14.40.1.28.40./15.08.
35km1.42.27./15.00.1.43.36./14.56.
40km1.57.29./15.02.1.58.51./15.15.
Finish2.03.58./ 6.29.2.05.29./ 6.38.
前後半61.22.+62.36.62.00.+63.29.
前後半差▽1.14.▽1.29.

鈴木健吾(富士通)の日本記録2時間04分56秒(21年2月28日/びわ湖)の時は、

距離日本記録
5km14.53./14.53.
10km29.46./14.53.
15km44.32./14.46.
20km59.21./14.49.
Half1.02.36.
25km1.14.09./14.48.
30km1.28.59./14.50.
35km1.44.01./15.02.
40km1.58.40./14.39.
Finish2.04.56./ 6.16.
前後半62.36.+62.20.
前後半差△0.16.

そして、キプチョゲの世界記録2時間01分39秒(18年9月16日/ベルリン)の時は、

距離日本記録
5km14.53./14.53.
10km29.46./14.53.
15km44.32./14.46.
20km59.21./14.49.
Half1.02.36.
25km1.14.09./14.48.
30km1.28.59./14.50.
35km1.44.01./15.02.
40km1.58.40./14.39.
Finish2.04.56./ 6.16.
前後半62.36.+62.20.
前後半差△0.16.

参考までに、1時間59分41秒の非公認世界最高(19年10月12日/ウィーン)の時は、

距離非公認世界最高
5km14.14./14.14.
10km28.28./14.14.
15km42.34./14.06.
20km56.47./14.13.
Half59.54.
25km1.10.59./14.12.
30km1.25.11./14.12.
35km1.39.23./14.12.
40km1.53.36./14.13.
Finish1.59.41./ 6.05.
前後半59.54.+59.47.
前後半差△0.07.


東京マラソンでの着順別最高記録

1)2.03.58.W・キプサング(KEN) 2017年
2)2.04.49.B・アブディ(BEL) 2020年
3)2.04.51.S・レマ(ETH) 2020年
4)2.05.29.大迫傑(Nike) 2020年
5)2.06.15.B・カロキ(KEN/横浜DeNA) 2020年
6)2.06.22.E・H・エル・アバッシ(BRN) 2020年
7)2.06.23.A・メンギストゥ(ETH) 2020年
8)2.06.45.高久龍(ヤクルト) 2020年
9)2.06.54.上門大祐(大塚製薬) 2020年
10)2.07.05.定方俊樹(MHPS) 2020年
11)2.07.20.木村慎(Honda) 2020年
12)2.07.23.小椋裕介(ヤクルト) 2020年
13)2.07.27.下田裕太(GMO) 2020年
14)2.07.31.菊地賢人(コニカミノルタ) 2020年
15)2.07.39.一色恭志(GMO) 2020年
16)2.07.45.設楽悠太(Honda) 2020年
17)2.07.56.S・カリウキ(戸上電機/KEN) 2020年
18)2.08.00.A・キプルト(KEN) 2020年
19)2.08.12.G・モラ(ETH) 2020年
20)2.08.37.岡本直己(中国電力) 2020年
21)2.08.44.倉田翔平(GMO) 2020年
22)2.08.45.藤川拓也(中国電力) 2020年
23)2.08.45.岩田勇治(MHPS) 2020年
24)2.08.52.大石港与(トヨタ自動車) 2020年
25)2.09.04.宮脇千博(トヨタ自動車) 2020年
26)2.09.34.井上大仁(MHPS) 2020年
27)2.09.41.山本憲二(マツダ) 2020年
28)2.09.50.土方英和(国学院大) 2020年
・以上、2時間10分00秒以内。

2位以下はすべて前回20年大会の記録で、29位以下も20年の記録が並ぶ。
10分台はいなくて、11分台7人、12分台12人、13分台6人、14分台4人で2時間15分00秒以内が57人。
28人(日本人19人)の「サブ10」は、21年2月のびわ湖での42人(日本人40人)が出るまでは、国内レースでの史上最多人数で、20年3月1日時点では世界歴代最多であった。その後、20年12月のバレンシアでの30人に歴代1位を奪われたが、21年のびわ湖がトップを奪い返した。
なお、20年東京の「サブ9」「サブ8」の人数もその時点では世界歴代1位だった。


日本人が「サブ10」で走った大会別・1分毎の内訳

2022年2月27日現在で2時間10分を切る「サブ10」で走った日本人選手は、78年2月5日の別大で2時間09分05秒6をマークした宗茂から数えてこれまで「159人」で「299回」。参考までに世界歴代での「サブ10」は、「1202人」と「3463回」で日本人のシェアは「13.2%」と「8.6%」である。

159人が自己ベストを出したレースを1分毎にコース別にみると以下の通りだ。
なお、「東京国際」には、81年から06年に行われていた「東京国際マラソン」と「東京・ニューヨーク友好マラソン」のデータを統合した。「東京」の表記は07年から行われている現在の「東京マラソン」だ。また、「発着点の標高差が42.195mを超える下り坂コース」と「発着点の直線距離が21.0975kmを超えて離れているコース(片道コース)」に該当するボストンマラソンの記録は除外した。

【2時間09分59秒以内の日本人選手159人が自己ベストを出した大会別内訳】
・2022年2月27日現在。
 4分台5分台6分台7分台8分台9分台サブ10合計割合
びわ湖141120215735.80%
東 京1361092918.20%
福 岡16992515.70%
別 大17101811.30%
大 阪43295.70%
東京国際2242.50%
防 府331.90%
広島W杯110.60%
海 外2345148.90%
         
合 計1110315661159 


また、159人が299回マークしている2時間09分59秒以内の1分毎の大会別内訳は、下記のようになる。

【日本人選手が2時間09分59秒以内を出した299回の大会別内訳】
・2022年2月27日現在。
 4分台5分台6分台7分台8分台9分台サブ10合計割合
びわ湖141129448929.80%
福 岡1817356120.40%
東 京14916205016.70%
別 大21017299.70%
東京国際177155.00%
大 阪464144.70%
防 府662.00%
広島W杯110.30%
愛 媛110.30%
海 外1258173311.00%
         
合 計12114294151299 

「福岡国際」と「びわ湖」がなくなったので、現存するレースでは「東京」がトップである。07年から20年の14大会で20%に迫るシェアということからすると今後もどんどん数字を伸ばしてくる可能性がありそうだ。


「MGC出場権獲得」の条件は?

23年秋に開催予定で24年パリ五輪選考の最重要レースとなる「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」への今回の東京での「出場権獲得」の条件は、

・日本人1~3位で2時間10分00秒以内
・同4~6位で2時間09分00秒以内
・順位に関係なく2時間08分00秒以内
・「第1期」の2レースの平均で2時間10分00秒以内

そして、
・22年3月31日までの「第0期・第1期」の「ポイントランキング」で8位以内

がそれに加わる。

大阪マラソン終了時点でのMGC出場権を得ているのは、以下の18人。

【MGC出場権獲得者(ファイナリスト)一覧/22年2月27日現在】
No.名前所属登録陸協自己ベスト出場権を獲得した大会と記録 
1細谷恭平黒崎播磨福岡2.06.35.75福岡国際日本人1位(2.08.16.)
2大塚祥平九電工福岡2.07.38.75福岡国際日本人2位(2.08.33.)
3髙久龍ヤクルト東京2.06.45.75福岡国際日本人3位(2.08.38.)
4上門大祐大塚製薬徳島2.06.54.75福岡国際日本人4位(2.08.56.)
5神野大地セルソース東京2.09.34.52防府読売日本人1位(2.09.34.)
6西山雄介トヨタ自動車愛知2.07.47.70別府大分1位(2.07.47.)
7鎧坂哲哉旭化成宮崎2.07.55.70別府大分2位(2.07.55.)
8藤曲寛人トヨタ自動車九州福岡2.08.20.70別府大分3位(2.08.20.)
9古賀淳紫安川電機福岡2.08.30.70別府大分4位(2.08.30.)
10相葉直紀中電工広島2.08.44.70別府大分5位(2.08.44.)
11中西亮貴トーエネック愛知2.08.51.70別府大分6位(2.08.51.)
12星岳コニカミノルタ東京2.07.31.10大阪77びわ湖1位(2.07.31.)
13山下一貴三菱重工長崎2.07.42.10大阪77びわ湖2位(2.07.42.)
14浦野雄平富士通千葉2.07.52.10大阪77びわ湖3位(2.07.52.)
15丸山文裕旭化成宮崎2.07.55.10大阪77びわ湖4位(2.07.55.)
16岡本直己中国電力広島2.08.04.10大阪77びわ湖5位(2.08.04.)
17今井正人トヨタ自動車九州福岡2.07.39.10大阪77びわ湖6位(2.08.12.)
18川内優輝AD損保東京2.07.27.防府&大阪の平均(2.09.30.) 

なお、日本陸連が設定している「オレゴン世界選手権・派遣設定記録」は「2時間07分53秒」だ。


「東京」で男子の「シリーズⅠ・ポイントランキング」が決定予定

2月27日の大阪マラソンまでの第0期と第1期の2レースでポイントを獲得した選手は265人。
「シリーズⅠ」の男子の最終戦となる東京マラソンで「ポイントランキング」が決定予定だ。「予定」なのは、東京マラソン以降の3月31日までの海外のワールドアスレティックス(世界陸連=WA)ラベル大会のエリートラベル以上のレースに出場する選手がいる場合は、順位に変動が出る可能性もあるからである。

「JMC」についての詳細は、
↓ ↓ ↓
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/outline/

に詳しく説明されているのでそちらをご覧頂きたい。

また、もう少し簡単な概略説明は、21年12月5日の福岡国際マラソン時の拙稿の冒頭部分をご覧いただきたい。
↓ ↓ ↓
https://www.jaaf.or.jp/news/article/15665/


以下は、上記のリンクの内容と重複するが、「記録ポイント」と「順位ポイント」に関わる部分を念のため「おさらい」しておく。

「パフォーマンスポイント=記録ポイント+順位ポイント(JMCポイント)」の上位2レースの合計ポイントで総合順位を競うが、「東京マラソン」は、「グレード1」だ。

大会のグレード別の男子の「順位ポイント(JMCポイント)(日本人選手内での順位が対象。海外&東京五輪は外国籍選手を含む順位が対象)」は、

 G1G2五輪海外1海外2
1位1404027014090
2位1053022010570
3位90201959060
4位751757550 
5位601556045 
6位501455040 
7位451354535 
8位401254030 
9位3580   
10位3070   
11位2560   
12位2050   

東京では「日本人1位140ポイント」「同2位105ポイント」「同3位90ポイント」で、12位までに順位ポイントが付与される。

切りのいい記録に相当する「記録ポイント」と1100点以上の50点毎の記録は、以下の通りだ。

1316点 2.01.39.=世界記録
1309点 2.02.00.(2.02.01.が1309点)
1300点2.02.29. 
1290点 2.03.00.(2.03.01.が1290点)
1272点 2.03.58.=大会記録(2.03.59.が1272点)
1271点 2.04.00.(2.04.02.が1270点)
1254点 2.04.56.=日本記録(2.04.57.が1254点)
1253点 2.05.00.
1250点2.05.10. 
1244点 2.05.29.=日本人大会最高記録
1234点 2.06.00.(2.06.02.が1234点)
1216点 2.07.00.
1200点2.07.53. 
1198点 2.08.00.
1179点 2.09.00.(2.09.03.が1179点)
1162点 2.10.00.
1150点2.10.40. 
1144点 2.11.00.
1126点 2.12.00.(2.12.01.が1126点)
1109点 2.13.00.
1100点2.13.31. 


なお、五輪(&世界選手権)での記録ポイントは、完走した実際のタイムに関わらず「1200点(2時間07分53秒相当)」が基礎ポイントとして付与される。「2時間07分53秒」よりも記録がいい場合は、それに相当するポイントを獲得できるが、東京五輪では上回る選手がいなかったので全員の記録ポイントは1200点だった。6位入賞の大迫傑には順位ポイント「145pt」が加算された。

以上の通りで、「第0期」「第1期」の2レースの合計ポイントで最上位の選手が「2021年度(第105回)日本選手権優勝者」となる。

また、22年7月のオレゴン世界選手権の代表選考にも利用され、22年3月31日でトップの選手は、代表となる。ただし1位の選手が辞退した場合は、上位者から1名が選考される。

下表は、大阪マラソン終了時点での「ポイントランキング」だ。
2レースの合計が2200pt以上の32人と1レースのみで1100pt以上の81人をリストアップし、東京への出場予定者に「★=招待選手」と「▲=一般参加選手」のマークを付記した。


現在ランキングトップで東京にも出場予定の細谷恭平(黒崎播磨)は「2646pt」。
細谷がポイントを伸ばすには、21年びわ湖での「1313pt」を上回る必要がある。
細谷が日本人1位となった場合「140pt」が加算されるので、必要な記録ポイントは「1174pt以上」。具体的なタイムは「2時間09分19秒以内」である。ただし、このタイムでは日本人1位は不可能だろうけれども……。
同2位(105pt)なら「2時間07分23秒以内」。
同3位(90pt)なら「2時間06分34秒以内」。
同4位(75pt)なら「2時間05分45秒以内」。
同5位(60pt)なら「2時間04分57秒以内」。
同6位(50pt)なら「2時間04分25秒以内」で日本記録を31秒破らなければならない。
ただし、4分台で走って日本人5位とか6位という可能性は極めて低いと思われる。
細谷の自己ベスト2時間06分35秒からして、現実的には悪くとも日本人3~4位以内に入って自己ベストを更新するというのがターゲットとなろう。

細谷のポイントに変化がなくともランク4位(2472pt)の髙久龍(ヤクルト)が細谷に追いつくには、日本人トップ(140pt)になった場合は「2時間06分11秒以内」で2時間06分45秒の自己ベストを34秒以上更新するのが条件だ。とはいえ、このところの状況からして6分台では日本人トップになるのは厳しいだろう。
同2位(105pt)なら「2時間04分18秒以内」で、日本新記録を出さなければならない。
現在ランク2位(2602pt)で東京には出場しない大塚祥平(九電工)を上回るには、日本人1位の場合は「2時間08分36秒以内」。
同2位なら「2時間06分41秒以内」。
同3位なら「2時間05分52秒以内」が条件だ。

大阪で2位となってランク3位(2503pt)に食い込んできた山下一貴(三菱重工)を上回るには、順位ポイントなし(日本人13位以下)で「2時間06分21秒以内」。
同12位(20pt)で「2時間07分27秒以内」。
同11位(25pt)で「2時間07分43秒以内」。
10~6位までなら順位がひとつ上がるごとに必要なタイムは約16~17秒ずつ下がり、6位なら「2時間09分03秒以内」となる。
5位より上の順位は加算されるポイントの幅が大きくなるので、髙久としてはひとつでも順位を上げたいところだ。

現在ランク13・15・17・18位の熊谷拓馬(住友電工/2361pt)、田中飛鳥(福岡陸協/2339pt)、小森稜太(NTN/2321pt)、田口雅也(Honda/2317pt)らは、現在8位(2447pt)の村本一樹(住友電工)を上回って「8位以内」が目標になる。ただし、順位ポイントをかなり稼がないことには、村本を上回るのは難しそうな状況だ。

すでに2レースでのポイント獲得している上位選手の状況は上述の通りだが、まだ1レースのポイントしか持っていない選手が一気に上位に食い込んでくる可能性がある。1レースで「1300pt以上」で東京に出場予定の選手が3人。「1248pt以上」を含めると計9人いる。

21年びわ湖で2時間04分56秒の日本新をマークした鈴木健吾(富士通)がその筆頭で「1394pt」を保持している。細谷のポイントに上乗せがなかった場合、鈴木が細谷を上回ために必要なポイントは、「1253pt」。
順位によるポイントがない場合(日本人13位以下)は自己記録に迫る「2時間05分00秒以内」だが、このタイムで日本人13位以下はあり得ない。
鈴木が日本人トップ(140pt)の場合、「2時間12分46秒以内」で逆転できる。
同2位(105pt)なら「2時間10分47秒以内」。
同3位(90pt)で「2時間09分56秒以内」。
同4位(75pt)で「2時間09分06秒以内」。
同5位(60pt)で「2時間08分16秒以内」。
同6位(50pt)で「2時間07分43秒以内」。
同7位(45pt)で「2時間07分27秒以内」となり、以後ひとつ順位が下がるごとに要求されるタイムが概ね16~17秒ずつアップし、日本人12位(20pt)の場合「2時間06分05秒以内」となる。
細谷がどれだけ現在のポイントに上乗せできるかによって状況が変わってくるが、鈴木が逆転する可能性はかなりありそうな状況だ。

鈴木に続き1レースで「1354pt」の吉田祐也(GMOインターネット)、「1331pt」の土方英和(Honda)も上位に食い込んでくる可能性が高い。さらには「1248pt以上」を持っている井上大仁(三菱重工)以下の6人も、総合8位以内に入ってくるかもしれない。

最終的にランク8位以内に入るには、最低でも「2500pt以上」が必要かもしれず、場合によっては「2550pt前後」になるかもしれない。

「1350pt」「1300p」「1250pt」の条件は、日本人内での順位別に以下のような記録になる。
なお、「順位ポイント」は、上述のように1位(140pt)から12位(20pt)までに付与されるが、ここでは6位(50pt)までの順位毎と13位以下(順位ポイントは「なし」)の場合のタイムを掲載した。

【順位&記録ポイントで1350pt・1300pt・1250ptの条件】
 日本人1位同2位同3位同4位同5位同6位同13位以下
1350pt2.07.20.以内2.05.26.以内2.04.37.以内2.03.49.以内2.03.01.以内2.02.29.以内1.59.52.以内
1300pt2.10.06.以内2.08.10.以内2.07.20.以内2.06.31.以内2.05.42.以内2.05.10.以内2.02.29.以内
1250pt2.12.56.以内2.10.57.以内2.09.50.以内2.09.16.以内2.08.26.以内2.07.53.以内2.05.10.以内


「1350pt」を獲得するには「日本人トップ」か最低でも「2位」が必須であろう。3位以下の場合、タイムの条件は非常に厳しく日本記録を上回らなければならない。「1300pt」はレースで日本人順位の上位4人前後にとっては「射程圏内」のタイムだろう。

男子の「JMC・シリーズⅠ」の国内レースは3月6日の東京マラソンがラストとなる。その後の3月31日までの海外レース(日本人選手が出場するかどうかは未定ではあるけれども)を含めて最終的に、「ランキングポイント8位以内」に「MGC出場権」が与えられる。

ただ、最終の「ポイントランキング8位以内」に入ってくる選手であれば、「MGC出場権獲得の条件」である上述の「2時間08分00秒~10分00秒以内」という各種のタイムのいずれかをどこかのレースでクリアできている可能性が高い。大阪終了時点のランク8位以内の選手のうち、上位6人はタイムをクリアして「MGC出場権」を獲得している。


【JMC・第0期&第1期ポイントランキング暫定版(男子)/2022年2月28日現在】

・第0期は国内大会、オリンピックのみ。
・氏名の後ろの「★」は東京マラソンの招待選手、「▲」は一般参加選手。

順位名前所属都道府県総合ポイント第0期ポイント第1期ポイント
1細谷恭平★黒崎播磨福岡264613131333
2大塚祥平九電工福岡260213091293
3山下一貴三菱重工長崎250311951308
4髙久 龍★ヤクルト東京247211961276
5藤曲寛人トヨタ自動車九州福岡247111891282
6川内優輝AD損保東京246112431218
7大六野秀畝旭化成宮崎245012621188
8村本一樹住友電工兵庫244712351212
9岡本直己中国電力広島243711811256
10青木 優カネボウ東京239012291161
11内田健太埼玉医科大学G埼玉238211941188
12松村優樹Honda埼玉236511791186
13熊谷拓馬▲住友電工兵庫236111721189
14兼実省伍中国電力広島235211561196
15田中飛鳥▲福岡陸協福岡233911871152
15土井大輔黒崎播磨福岡233911941145
17小森稜太▲NTN三重232111521169
18田口雅也▲Honda埼玉231710981219
19平田幸四郎SGH京都230911471162
20小山裕太トーエネック愛知230211841118
21谷原先嘉大阪府警大阪229111751116
22飛松佑輔日置市役所鹿児島2290 2290
23北島寿典安川電機福岡228911631126
24福田 穣エヌエヌランニングチーム福岡228811531135
25大津顕杜▲トヨタ自動車九州福岡228511931092
25畔上和弥トヨタ自動車愛知228511391146
27寺田夏生JR東日本東京22771287990
28鈴木 忠スズキ静岡227111481123
29金子晃裕コモディイイダ東京223611041132
30神野大地セルソース東京223310241209
31藤川拓也中国電力広島222811441084
32竹ノ内佳樹NTT西日本大阪22041230974

・以上、2レースで「2200pt以上」

・以下、1レースで「1100pt以上」

順位名前所属都道府県総合ポイント第0期ポイント第1期ポイント
-鈴木健吾★富士通千葉13941394 
-吉田祐也★GMOインターネット東京13541354 
-星  岳コニカミノルタ東京1346 1346
-大迫 傑Nike東京13451345 
-西山雄介トヨタ自動車愛知1342 1342
-土方英和★Honda埼玉13311331 
-鎧坂哲哉旭化成宮崎1304 1304
-井上大仁★三菱重工長崎12951295 
-浦野雄平富士通千葉1290 1290
-小椋裕介★ヤクルト東京12791279 
-丸山文裕旭化成宮崎1274 1274
-作田直也▲JR東日本東京12661266 
-古賀淳紫安川電機福岡1264 1264
-上門大祐★大塚製薬徳島1256 1256
-菊地賢人▲コニカミノルタ東京12551255 
-聞谷賢人▲トヨタ紡織愛知12481248 
-相葉直紀中電工広島1244 1244
-今井正人トヨタ自動車九州福岡1244 1244
-二岡康平中電工広島1235 1235
-中西亮貴トーエネック愛知1232 1232
-山本憲二マツダ広島1231 1231
-武田凜太郎ヤクルト東京1223 1223
-市山 翼小森コーポ茨城12231223 
-赤﨑 暁九電工福岡1219 1219
-丸山竜也ヤチヨコウギョウ埼玉12091209 
-吉岡幸輝中央発條(株)愛知12081208 
-山口 武西鉄福岡1203 1203
-作田将希▲JR東日本東京12031203 
-中村匠吾富士通東京12001200 
-服部勇馬トヨタ自動車愛知12001200 
-足羽純実▲Honda埼玉11991199 
-下田裕太▲GMOインターネット東京11981198 
-定方俊樹★三菱重工長崎1197 1197
-一色恭志▲GMOインターネット東京1195 1195
-其田健也▲JR東日本東京11941194 
-坪内淳一黒崎播磨福岡11871187 
-久保和馬▲西鉄福岡11821182 
-林 奎介▲GMOインターネット東京11821182 
-清谷 匠▲中国電力広島11761176 
-西澤佳洋小森コーポ茨城11711171 
-片西 景▲JR東日本東京11711171 
-野口拓也コニカミノルタ東京11711171 
-奥野翔弥トヨタ自動車九州福岡11701170 
-高宮祐樹▲ヤクルト東京11701170 
-藤本 拓▲トヨタ自動車愛知11671167 
-橋本隆光▲小森コーポ茨城11671167 
-辻野恭哉NTN三重11651165 
-野中優志大阪ガス大阪1162 1162
-田中佳祐▲富士通千葉11591159 
-鈴木洋平愛三工業愛知11581158 
-金森寛人小森コーポ茨城1157 1157
-伊勢翔吾コニカミノルタ東京1154 1154
-松井智靖中国電力広島11491149 
-柴田拓真▲小森コーポ茨城11471147 
-早川 翼トヨタ自動車愛知11471147 
-堀尾謙介▲トヨタ自動車愛知11461146 
-佐藤 歩三菱重工長崎11451145 
-竹井祐貴亜細亜大鹿児島1145 1145
-堤 悠生JFEスチール広島1141 1141
-原 由幸▲滝ヶ原自衛隊静岡11381138 
-東 瑞基愛三工業愛知1134 1134
-押川裕貴NTN三重1131 1131
-秋山雄飛中国電力広島11311131 
-濱崎達規▲なんじぃAC沖縄11251125 
-宮坂大器青山学院大埼玉1123 1123
-吉元真司黒崎播磨福岡11231123 
-坂田昌駿中央発條(株)愛知11201120 
-堀合大輔▲ヤクルト東京11201120 
-深津卓也旭化成宮崎11191119 
-奥谷裕一大塚製薬徳島11181118 
-横田俊吾青山学院大福島1114 1114
-松尾良一▲旭化成宮崎11141114 
-安井雄一トヨタ自動車愛知1109 1109
-中村泰之スズキ静岡11091109 
-大石 巧▲スズキ静岡1106 1106
-竹内竜真日立物流千葉11061106 
-延藤 潤マツダ広島1104 1104
-高橋雅人▲TRACK東京東京11041104 
-朝賀勇也▲高田自衛隊新潟11031103 
-設楽悠太Honda埼玉1103 1103
-八巻雄飛SGH京都1101 1101


女子」編に続く……



野口純正(国際陸上競技統計者協会[ATFS]会員)

▼JMCシリーズ「第1期男子4戦目、女子第2戦目の大阪びわ湖マラソン」ダイジェスト



▼JMCシリーズ特設サイト

https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/

▼JMCシリーズポイントランキング

https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/series1/ranking/

▼オンエア情報(予定)

■テレビ中継
3月6日(日)
•日本テレビ(全国ネット) 9:00~11:50 エリートレース中継
•日本テレビ(関東ローカル) 12:00~12:45 市民マラソン中継
•日テレG+(CS) 9:00~16:30 車いすレース
・市民マラソン中継
•BS日テレ 16:30~21:00 エリートレース
■ラジオ中継
3月6日(日)
• ラジオ日本
8:45~11:50 「ラジオ日本スポーツスペシャル 東京マラソン2021実況中継」
<オンエア情報詳細> https://www.ntv.co.jp/tokyomarathon/

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