2024.08.01(木)
【パリオリンピック】女子20km競歩決勝コメント:藤井が最後まで歩き抜き32位

Day1:8月1日(木)
パリオリンピック陸上競技初日の8月1日は、男子20km競歩に続いて、女子20km競歩決勝が行われました。
会場は男子と同じく、エッフェル塔前のトロカデロ広場を発着点とし、L字型に歩く1周1kmの折返しコース。朝方の天候不良が影響して男子の開始時刻が繰り下がったことにより、女子も30分遅らせて、現地時間午前9時50分のスタートとなりました。日本からは、藤井菜々子選手(エディオン、ダイヤモンドアスリート修了生)が出場し、1時間34分26秒・32位でレースを終えています。
藤井選手のコメントは、以下の通りです。
女子20km競歩 決勝
藤井菜々子(エディオン、ダイヤモンドアスリート修了生)
32位 1時間34分26秒あまり力を出しきれなかったなと、素直に思う。想定していたよりも前半(のペース)がかなり速く、(自分は故障の影響で)練習できていなかった部分があったので、最初を無理に入ってしまったことで歩型が荒れて(ロス・オブ・コンタクトを3回とられて)しまったことが一つ反省点かなと思う。
前回の東京大会は、本当に初めてで何もわからず出場したが、今回は2回目ということで、代表の責任の重さを感じながら迎えることができた。
<実際に戦ってみて、世界との差を感じたところはあったか? の問いに> 3年前と、そこまで変わっていないなというのが、今回、すごく自分のなかで一番思うところだった。今後に関しては、修正する点はいろいろあるが、まずはしっかり練習を積むというところから頑張りたいなと思う。
文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真:フォート・キシモト