

マラソン年間女王を懸けた「MGCシリーズ2025-26」女子最終戦となるG1レース「名古屋ウィメンズマラソン2026」が3月8日(日)、愛知・バンテリンドーム ナゴヤを発着点とするコースで開催される。
昨年3月から始まったMGCシリーズ2025-26は、女子7レースが対象大会となり、各大会でパフォーマンスポイントが付与されてきた。このシリーズの年間チャンピオン(第109回日本選手権者)は、今年10月に愛知・名古屋で開催されるアジア大会のマラソン日本代表に内定することが決まっており、その年間女王がいよいよ決定する。
また今大会は、「ロサンゼルス2028オリンピック」の代表選考レース「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」の選考競技会にも指定されており、2時間23分30秒を突破するか、2時間27分00秒以内で日本人6位以内に入れば、MGC出場権が獲得できる。
なお、ロサンゼルスオリンピックの日本代表選考には「MGCファストパス」という選考枠があり、設定記録の2時間16分59秒を突破すれば、選考レースのMGCに出場しなくてもロサンゼルスオリンピックの日本代表に内定する可能性がある。
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◆日本記録保持者の前田穂南ら、有力ランナーがエントリー

特別招待選手には、2時間18分59秒の日本記録保持者、前田穂南(天満屋)を始めとした有力ランナーがエントリーした。
前田は3年ぶりの出場。24年大阪マラソンで日本記録を樹立して、同年パリオリンピックの女子マラソン日本代表に選出。昨年9月に約1年8か月ぶりのフルマラソンを完走し、今大会に臨む。
MGCシリーズ2025-26では1168ポイントを獲得。今大会の結果次第では上位にランクインする可能性がある。
前回大会は自己記録の2時間20分59秒で日本人トップ(2位)となり、1273ポイントを獲得した佐藤早也伽(積水化学)もMGCシリーズ2025-26の上位をうかがう。3月1日に行われる東京マラソンの結果次第ではあるが、年間女王の座も狙える位置にいる。
昨年は東京世界選手権の女子マラソン日本代表に2大会連続で選出され、2時間31分15秒で13位だった。

佐藤と同じく、東京世界選手権の女子マラソン日本代表に選出された安藤友香(しまむら)もエントリーした。前々回大会で自己記録の2時間21分18秒をマークして優勝。昨年の東京マラソンで1247ポイントを獲得しており、MGCシリーズ2025-26の年間チャンピオンも視野に入る。
2時間23分05秒で日本人3位(5位)に入った前回大会で1228ポイントを獲得した加世田梨花(ダイハツ)も、MGCシリーズ2025-26の年間チャンピオンを狙える位置につける。22年ベルリンマラソンでマークした2時間21分55秒が自己ベスト。23年ブダペスト世界選手権の女子マラソン日本代表に選出されている。
このほか、2016年リオデジャネイロ(10000m、5000m)、21年東京(マラソン)と2大会連続でオリンピック日本代表に選出された鈴木亜由子(JP日本郵政G)や、前回大会が初マラソンになった五島莉乃(資生堂)、今回が初マラソンの樺沢和佳奈(三井住友海上)が特別招待選手としてエントリーした。
また自己記録2時間25~26分台の大森菜月(ダイハツ)や森田歩実(東京メトロ)、筒井咲帆(ユニバーサル)らも招待選手として出場予定となっている。
◆MGCファストパス、日本記録に挑む選手は…?
今大会は2時間18分59秒の日本記録保持者から自己記録2時間21分台の選手もエントリーしており、MGCファストパスの2時間16分59秒や日本記録の更新に挑む選手が現れるかが注目ポイントの一つ。MGCファストパスとは、設定記録を突破した記録最上位の選手1名がロサンゼルスオリンピックの日本代表に内定するもので、27年3月中旬までが対象期間。3月1日の東京マラソン前の時点では、男女とも突破者は出ていない。
一方、ロサンゼルスオリンピック選考レースのMGC出場権獲得者(ファイナリスト)は、大阪マラソン終了時点で10名。今大会は2時間23分30秒を突破するか、2時間27分00秒以内で日本人6位以内に入ればMGC出場権が獲得できるため、新たなファイナリスト誕生の可能性が高い。
27年10月3日に愛知・名古屋で開催されることが決定したMGC出場権を、どの選手が獲得するか。記録と日本人順位に注目しながら観戦を楽しみたい。
海外勢は前回覇者で2時間17分29秒の自己記録を持つシェイラ・チェプキルイ(ケニア)、2時間17分37秒の自己記録を持つアイナレム・デスタ(エチオピア)らがエントリー。ペースメーカーは1500mと5000mの日本記録を持つ田中希実(ニューバランス)らが務める。
世界最大の女子マラソン大会として「ギネス世界記録」に認定されている名古屋ウィメンズマラソン。
バンテリンドームナゴヤを発着点とするコースは、名古屋市街地を駆け抜け、20kmを過ぎてからの細かなアップダウンはあるものの、コース全体の高低差は比較的少ない。大会記録は2時間17分18秒と、好記録も期待できるコース設計だ。
マラソン年間女王が決定する「名古屋ウィメンズマラソン2026」は3月8日(日)9時10分スタート。アジア大会やロサンゼルスオリンピックにつながるMGCシリーズ2025-26の女子最終戦が始まる。
※記事内のランキングは2月27日現在
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写真提供:アフロスポーツ
【大会概要】
大 会 名 :名古屋ウィメンズマラソン2026開催日程:2026年3月8日(日)9時10分スタート(予定)
コ ー ス :名古屋ウィメンズマラソンコース
バンテリンドームナゴヤ スタート/フィニッシュ
ハッシュタグ:#名古屋ウィメンズ #MGC #MGCシリーズ
■公式HP
https://womens-marathon.nagoya/
■大会要項
https://womens-marathon.nagoya/outline/general/
【MGCシリーズ】
概要:https://www.mgc42195.jp/series/2025-26/outline/
シリーズランキング:https://www.mgc42195.jp/series/2025-26/ranking/
スケジュール:https://www.mgc42195.jp/series/2025-26/schedule/
【MGC】
概要:https://www.mgc42195.jp/mgc/outline/
MGC進出条件:https://www.mgc42195.jp/mgc/outline/condition.html
MGCファストパス:https://www.mgc42195.jp/mgc/outline/fast-pass.html
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