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2026.02.26(木)大会

【アジアクロカン】日本代表が団体全種目制覇、個人3種目で金の快挙!



2026年2月21日(土)、福岡市・海の中道海浜公園にて「アジア陸上競技クロスカントリー選手権大会 福岡2026」が開催されました。今大会は「第109回日本選手権クロスカントリー」との併催となり、アジアの強豪と国内のトップランナーが激突しました。

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日本勢はシニア男女、U20男女の計4種目において、個人・団体のすべてで金メダルを獲得するという「完全制覇」を成し遂げ、日本長距離の底力を示しました。

男子シニア男子10kmは、東京世界選手権男子3000m障害物で8位に入賞した三浦龍司(SUBARU)が、29分20秒で優勝を飾りました。三浦は、「ラスト1、2周が『勝負どころ』になると予想し、それまでは自分が走りやすい位置で走りました」と中盤まで2、3列目で足を温存。ラスト2kmからのペースアップにも冷静に対応すると、残り1kmを切った砂場エリア(サンドセクション)で勝負に出ました。インドのH.シン(インド)とのスパート合戦に勝利し、1秒差でアジア王者の称号を手にしました。

三浦はレースを振り返り、「自分の強みを生かして、勝ち切ることができてよかったと思います」と笑顔で話しました。また、3位に西澤侑真(トヨタ紡織)が29分24秒、4位に29分26秒で野中恒亨(國學院大)、5位に29分42秒で岡田開成(中大)と続き、上位3人の合計順位で争う団体でも2位のキルギスタンに15の大差をつけて快勝。三浦は「日本選手団として、僕以外の選手たちも上位で入賞できたところもすごく良かったと思います」と振り返りました。

シニア女子10kmは、パリ五輪女子5000m代表の樺沢和佳奈(三井住友海上)が33分44秒で金メダル。11秒差の2位に川口桃佳(ユニクロ)、34分05秒で3位に村山愛美沙(東北福祉大)が入り、表彰台を独占しました。一方、日本選手権クロスカントリーのタイトルは、3000m障害物日本記録保持者の齋藤みう(パナソニック)が初制覇。6km付近で単独トップに立ち、起伏に富んだコースをリズム良く攻略して、勝利をつかみました。

樺沢は「日本選手権の優勝を逃し、悔しさもあります」としつつ、「アジアクロスカントリー選手権の団体優勝と表彰台独占がかない、うれしさも大きいです」と話しました。

U20は、男女ともに序盤から日本勢がレースの主導権を握り、日本代表選手同士による優勝争いが繰り広げられました。

男子8kmは、タラハシー世界クロスカントリー選手権(1月/米国・タラハシー)日本代表の池谷陸斗(駒澤大学高)がレースを牽引。U20日本選手権組を含む10人弱の先頭集団が形成されました。大きく動いたのは、残り500m。サンドセクションで藤井雄大(宮崎日大高)が鋭く抜け出し、強烈なラストスパートで24分08秒のV。1秒差で3位に入った五十嵐新太(水城高)が、アジアクロスカントリー選手権の金メダルを獲得しました。2位に24分15秒で稲垣訓馴(洛南高)、3位に24分21秒で池谷が続き、この種目も日本勢が表彰台を独占し、団体も快勝しました。

五十嵐は「体感的に、ペース変動がとても激しいレースでした。その中で金メダルを取ることができ、満足しています。一番嬉しいのは、日本選手団でワンツースリーが取れたことです」と話しました。

U20女子6kmは、中国の胡金花と、U20日本選手権に参戦した全国高校駅伝1区区間賞の川上南海(長野東高)が引っ張る展開。タラハシー世界クロスカントリーに続いて日本代表を背負う男乕結衣(東北高)を含む5人の集団で、終盤に突入しました。サンドセクションを越えてから、川上選手が一気にスパート。19分51秒でU20日本選手権を制しました。アジアクロスカントリー選手権の優勝は、19分53秒の胡金花。男乕結衣(東北高)が19分55秒で2位に入りました。20分16秒で3位に宇都宮桃奈(札幌山の手高・北海道)、20分35秒で4位に福山若奈(埼玉栄高・埼玉)、20分48秒で5位に川西みち(豊田自動織機)と世界クロカン代表組がその実力を示し、団体では中国を抑えて金メダルを獲得しました。

男乕は「世界クロスカントリー選手権の経験が自信となり、いつもの焦りが出ず、落ち着いて走ることができました」とコメントしました。


■三浦龍司コメント



ラスト1、2周が「勝負どころ」になると予想し、それまでは自分が走りやすい位置で走りました。サンドセクションは変化が起きやすいエリアなので、そこで他の選手たちがどんな反応をするかによって、出方を決めようと考えていましたが、インドのシン選手が積極的に走っていたので、最後は自分から仕掛けました。

アジアクロカンということで、例年よりレベルが上がることが予想される大会で、自分の強みを生かして、勝ち切ることができてよかったと思います。日本選手団として、僕以外の選手たちも上位で入賞できたところもすごく良かったと思います。

今季は、「アジア大会(第20回アジア競技大会/愛知・名古屋)」が一番大きな目標になります。3000m障害物を長い目で見据えたとき、この1年の取り組みがすごく重要になってくるので、フラットレースにも力入れていきたいなと思います。


■樺沢和佳奈コメント



パリオリンピック以来、1年半ぶりの日本代表ユニフォームに、気が引き締まりました。

3月に初のフルマラソン出場を控えているため、万全な状態ではありませんでしたが、前半はいい動きができていたと思います。でも、6km付近からのペースアップには、苦しくてついていけませんでした。そこからはひたすら耐えるしかなかったですが、失速したままズルズルと後退せず、最後まで身体を動かせたのは収穫でした。

日本選手権の優勝を逃し、悔しさもありますが、アジアクロスカントリー選手権の団体優勝と表彰台独占がかい、うれしさも大きいです。


■五十嵐新太コメント



体感的に、ペース変動がとても激しいレースでした。その中で金メダルを取ることができ、満足しています。一番うれしいのは、日本選手団でワン・ツー・スリーが取れたことです。

初めて代表のユニフォームを着たので、招集場に行く時は恥ずかしかったのですが、(レースを終えた)今は、誇らしく思っています。U20日本選手権では負けてしまったので、またクロスカントリーに出る機会があれば、今度は1位を目指したいです。


●男乕結衣コメント



タラハシー世界クロスカントリー選手権の経験が自信となり、いつもの焦りが出ず、落ち着いて走ることができました。そのおかげで2km過ぎからリズムにも乗れましたが、ラストの坂をうまく走れず、追いきれませんでした。気温が高いレースは得意だっただけに、目標の優勝に手が届かず残念です。

今季はインターハイでは日本人1位、高校駅伝では区間賞を取れるよう頑張ります。


文/田端慶子
写真/フォート・キシモト


【大会情報】

■大会名:アジアクロスカントリー選手権大会 福岡2026
■開催日程:2026年2月21日(土)
■開催都市:福岡市・海の中道海浜公園
■リザルト:https://www.jaaf.or.jp/files/competition/document/2011-7.pdf


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【日本代表オフィシャルサイト】

>>https://www.jaaf.or.jp/teamjapan/



▼アジアクロスカントリー選手権大会 福岡2026 日本代表選考要項
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202510/23_125559.pdf

▼アジアクロスカントリー選手権大会 福岡2026 大会ページ
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/2011/

▼日本代表オフィシャルサイト
https://www.jaaf.or.jp/teamjapan/

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