
小学生リポーターとは?
日清食品カップ 第41回全国小学生陸上競技交流大会では、今大会も「小学生リポーター」を募集しました。小学生が陸上の楽しさや魅力を自分の目線で捉えながら、大会を「伝えるひと」「支えるひと」の立場で参加しました。今回はチームアスリオンの活動レポートを紹介します。
中村 泰士さん(三重県・小学6年生) 
僕は開会式でゲストナビゲーター・奥田啓祐さんの紹介を担当しました。奥田啓祐さんは、今年のアジア選手権の10種競技で銅メダルを獲得されている方です。いざ競技場へ入ると、すごく大きくて、たくさんの方がいて驚きました。奥田啓祐さんを紹介するときは、たくさんの方の視線が集まって緊張したけれど、ゆっくり、はきはき発言できたのですごく嬉しかったです。他にも、「リポーター」という立場で様々な活動をして、こんなにたくさんの人の支えがあって、大会に選手として出ることができるんだな、とより実感しました。これからは大会や練習、陸上競技を続けることを支えてくれている方々への感謝の気持ちを持って、陸上競技を続けていこうと思いました。また、「陸上競技って楽しくて、面白い!」と改めて実感しました。
写真提供:オールスポーツコミュニティ
松下 颯我さん(北海道・小学6年生) 
僕は今回、ゲストアスリートの方たちと、大会を支える側の陸連の方々にインタビューをさせていただきました。僕は走幅跳をやっているので、ジャンプ力をつけるためにはどのような練習をしたらよいかをゲストアスリートの戸邊選手に質問してみたところ、まずは筋力をつける事が必要だということを教えていただきました。
また、他のゲストアスリートの方たちのお話もたくさん聞くことができました。どの選手の話もこの機会でなければ聞けない事ばかりで、尊敬している人や陸上を始めたきっかけ、レース前のルーティンや食事で気を付けていることなど競技以外の貴重な話も聞くことができたので、参考にできることは実践していきたいと思いました。
支える側の陸連の方のインタビューでは、とにかく選手に安全に大会を楽しんでもらえるように常に考えているということが印象に残りました。

粳田 旺芽さん(愛知県・小学5年生) 
ぼくは、世界選手権銅メダリストの勝木選手との競歩対決に参加しました。競歩対決の数時間前にゲスト選手へのインタビューの時間がありました。世界陸上で勝木選手が銅メダルをとる瞬間をテレビで見ていたぼくは、本物を目の前にしてすごく興奮しました。
メダリストの勝木選手から、銅メダルを見せていただき、実際にかけさせてもらいました。本物のメダルは思った以上に重くてキラキラ輝いていました。
競歩対決に向けて、競歩のポイントを教えてもらいました。歩いているときの注意点や足の運び方などをていねいに細かく教えてくれました。
フレンドシップパティ―の時間になり、競歩対決が始まりました。スタートの合図で心臓のバクバクが止まりませんでした。最初はぼく達のペースに合わせてくれていた勝木選手ですが、ラストスパートで本気を出してぶっちぎりの1位でゴールをしていました。すごい速さに驚きました。メダリストとの対決は一生の思い出です。

写真提供:オールスポーツコミュニティ
【特設サイト】
https://www.jaaf-nissincup.jp/
【大会レポート&コメント①】
https://www.jaaf.or.jp/news/article/22937/
【大会レポート&コメント②】
https://www.jaaf.or.jp/news/article/22943/

























