【男子35Km競歩決勝】
3着：銅メダル 勝木 隼人（自衛隊体育学校） 2:29:16
優勝したかったんですけど、やっぱり強かったですね。世界のトップ選手は僕が想像していた以上に強かった。でも最低限、メダルを取ったというところで、ちょっとでも日本チームの追い風になったらと思います。
思ったより集団が早くばらついてくれた。僕の中では、最初から行く予定ではあったんです。序盤、20キロぐらいまでで8人に絞りたかった。その中で、途中で川野（将虎）くんが「もう3人に絞られたよ」と言ってくれたので、かなり気持ち的に楽になりました。川野くんがいることで、ここにいたらメダルを取れるんじゃないかという希望もありました。
僕だけの力じゃなく、やっぱり沿道の方（のおかげ）。本当に全ての周回で、声が枯れてる人がほとんどで、すごく力になりました。
ドーハ世界選手権、そして東京オリンピックと、すごく期待された。今回の方が暑い気候で、僕は暑いのが強いと自分でも思い、外からもそう見られていたので、その中で（メダルを）取れないと意味がないと思っていた。本当にここで取れて、僕なりのリベンジができたかなと思っています。
（今大会初めての日本にとってのメダルで）日本チームに勢いをつけたいという気持ちがありました。また、僕は男子最年長としてこのチームに入っているので、やるべきことはやらないとという気持ちで歩いたので、先頭を歩いて最後にメダル獲得という最高の形でレースを終えられたかなと思っています。
2025/9/13 JAAFメディアチーム
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