
9月13日(土)から21日(日)までの9日間「東京2025世界陸上競技選手権大会」が国立競技場で開催されます!
開幕まで約15日!!現在日本代表に決定している23名の選手のプロフィールをご紹介していきます。
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梅野倖子(LOCOK)
女子35km競歩
2003年1月8日、福岡県生まれ。バスケットボール一家に生まれ、自身も中学生までバスケットボールに取り組む。高校でも続けるべく強豪の宗像高校に進学したが、バスケ選手としては小柄であったことや、家族の助言もあり陸上部へ。顧問の声かけで、全く未知の種目であった競歩の存在を知り、陸上キャリアの最初から、競歩に取り組むことになった。初の5000m競歩は33分33秒87という記録だったが、その後、レースを重ねるごとに自己記録を大きく塗り替え続けていく。秋には福岡県高校新人で優勝。自己記録も12月には24分19秒03まで更新した。2年時になると、県大会・地区大会を制してインターハイに初出場。決勝では23分29秒57をマークして、2年生最上位となる5位で全国大会初入賞を果たす。2月のU20選抜競歩女子5kmでは、22分46秒で2位の成績を収めた。
コロナ禍まっただなか迎えることになった高校最後の2020年シーズンは、春先から競技会が実施されず、インターハイも中止となったが、5カ月間も競技会に出られない時期を経て、10月に開催された全国高校大会に出場。激しい競り合いを繰り広げて2着でフィニッシュしたものの、競技後に失格を喫する悔しい結果も経験した。同年は、11月に当時U18日本最高記録となる22分04秒75まで記録を更新している。
大学は、本格的に競歩へ取り組める環境を求めて、この種目でも多くの日本代表を輩出している名門・順天堂大学へ進学した。1年時からインカレ等で上位成績を残すとともに、12月には10000m競歩で45分47秒07の自己記録をマークするなど、まずまずの滑りだしを見せたなか、世界大会実施種目である20kmへと距離を延ばしていく取り組みに着手。20km初挑戦となった2022年日本選手権は1時間37分42秒で7位に入賞した。

2年時の夏からは、質の高い状態で、自身に追い込むことができる男子競歩ブロックでトレーニングすることを選択。20km・50kmで世界大会の活躍実績を持ち、第一線を退いてからは母校の順天堂大でも指導に当たっていた森岡紘一朗コーチ(富士通)に師事することとなった。秋の日本インカレ10000m競歩では初優勝、10月の全日本競歩高畠大会20kmでは1時間35分44秒へと記録を更新して2位の成績を収めた。
2023年、梅野のキャリアは大きく動く。3月の全日本競歩能美大会を1時間33分38秒の自己新記録で3位(日本学生選手権2位)の成績を上げて、トラック&フィールドシーズンに入ると、7月のアジア選手権(タイ・バンコク)と9月のアジア大会(中国・杭州)に日本代表として初選出。アジア選手権で銅メダルを獲得後、8月のブダペスト選手権にも追加枠での出場が決まって初出場(35位)を果たすこととなり、続いてアジア大会(4位)と、日本代表として20kmを3連戦したのだ。

この高いレベルの国際経験がウォーカーとしての意識を高めた。大学4年時はパリオリンピック出場には届かなかったものの、10月の全日本競歩高畠大会20kmで優勝(1時間32分21秒)、翌年2月の日本選手権20km3位(1時間31分02秒)と自己新を連発し、20kmでWAワールドランキングによる東京世界選手権出場資格獲得の可能性を引き寄せていたなか、3月には日本選手権35km競歩に初挑戦。悪天候のなか安定した歩きを披露し、後続に6分25秒の差をつける圧巻のレースを繰り広げ、日本歴代3位となる2時間46分53秒で、初の日本タイトルを獲得する。参加標準記録もクリアして、ブダペスト大会に続く日本代表の座を、今度は35kmで獲得した。

大学を卒業し、LOCOK所属で迎えた2025年シーズンは、韓国で行われたアジア選手権(20km)に出場して5位。7月にはホクレンディスタンスチャレンジ10000m競歩で、セカンドベストの46分24秒71をマークする推移を見せている。
文:児玉育美(日本陸連メディアチーム)
写真:フォート・キシモト/アフロスポーツ
【東京2025世界陸上】女子35km競歩スケジュール
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◆決勝:9月13日(土)モーニングセッション 8時00分START
【東京2025世界陸上】9月13日~21日 国立競技場開催

◆期日:2025年9月13日(土)~21日(日)
◆会場:国立競技場(東京)
◆チケット情報:https://tokyo25-lp.pia.jp/
▼東京2025世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考要項
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202403/27_103941.pdf
▼東京2025世界陸上 参加資格有資格者一覧
https://www.jaaf.or.jp/news/article/20947/
▼東京2025世界陸上 各種目の代表選考を解説!
https://www.jaaf.or.jp/news/article/22414/
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