2025.08.28(木)選手

【東京2025世界陸上】日本代表選手のプロフィールを紹介!女子マラソン 佐藤早也伽/2度目の世界の舞台へ



9月13日(土)から21日(日)までの9日間東京2025世界陸上競技選手権大会が国立競技場で開催されます!
開幕まで約16日!!現在日本代表に決定している23名の選手のプロフィールをご紹介していきます。

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佐藤早也伽(積水化学)

女子マラソン

1994年5月27日、宮城県生まれ。小さいころから走ることが好きで、鹿島台中学校から陸上部に所属。3年時の宮城県中学駅伝1区で区間9位(チームは21位)の成績を残っている。2010年に入学した常磐木高校でも長距離に取り組み、インターハイ路線は高校2年時に東北大会まで駒を進め、3年時には1500m・30000mでともに宮城県大会で2位(日本人最上位)となったが東北大会で敗退。高校駅伝でも2・3年時に宮城県大会2位の成績を残したものの強豪・仙台育英高校の壁に阻まれ、全国大会出場には届かなかった。しかし、全国都道府県女子駅伝には3年間、宮城県代表に選抜されて出場、2・3年時には東日本女子駅伝にも出場するなど、ロード種目での適性を見せ、当時から「将来は、実業団でマラソンを走りたい」という夢を持っていた。
2013年、東洋大学に入学。6月の日本学生個人選手権5000mで5位となり、個人種目で初の全国入賞を果たすと、以降、トラックでは関東インカレや日本インカレ、ロードでは全日本大学女子駅伝や全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)で代表メンバーとして活躍。実績としては、大学4年時の関東インカレ5000m5位、10000m3位が最高成績だが、徐々に力をつけるとともに、ハーフマラソン等にも挑戦して距離を延ばしていった。
大学卒業後は、トラック・ロード問わず多くの世界大会出場者を輩出している名門・積水化学に入社。日本を代表するトップランナーのなかでハイレベルのトレーニングを積むことで、めきめきと力をつけていった。2年目の全日本実業団女子駅伝予選会(プリンセス駅伝)1区で、主要大会初の区間賞を獲得すると、全日本実業団ハーフマラソンで1時間09分27秒の好タイムをマークして全国大会初優勝。3年目の2019年日本選手権5000mでは5位入賞と、そのころから全国レベルの大会で必ず上位争いに加わっている選手として認知されるようになっていった。



大きく注目を集めることになったのは、2020年3月の名古屋ウィメンズマラソン。実質的に初のマラソン挑戦(※2019年東京マラソンに、ペースメーカーとして出走して途中棄権)となったこのレースで2時間23分27秒の好タイムで5位となる。さらに、東京オリンピックの代表選考レースとして2020年12月に行われた日本選手権10000mでは、序盤をハイペースで引っ張るレースメイクで、新谷仁美(積水化学)の日本新樹立(30分20秒44)に貢献。自身も31分30秒19の好記録をマークして、初の表彰台となる3位でフィニッシュした。



その後、2022年9月のベルリンマラソンで2時間22分13秒と自己記録を更新し(9位)、翌2023年には、初の日本代表選出となったブダペスト世界選手権にマラソンで出場(20位)。パリオリンピックに向けては、世界選手権日程との兼ね合いで、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)には出場せず、MGCファイナルチャレンジでの出場を狙ったが、大阪国際女子マラソン5位(2時間24秒43秒)で代表入りには届かなかった。



その悔しさを胸に、東京世界選手権出場の「最後の1枠」を懸けて臨んだ2025年3月の名古屋ウィメンズマラソンでは、日本歴代9位となる2時間20分59秒をたたきだし、日本人最上位の2位でフィニッシュ。全選考レース最速タイムで参加標準記録(2時間23分30秒)をクリアし、ブダペスト大会に続く日本代表の座を勝ち取っている。



文:児玉育美(日本陸連メディアチーム)
写真:アフロスポーツ


【東京2025世界陸上】女子マラソンスケジュール

>>全日程のタイムテーブルはこちら
決勝:9月14日(日)
 モーニングセッション 8時00分START


【東京2025世界陸上】9月13日~21日 国立競技場開催


◆期日:2025年9月13日(土)~21日(日)
◆会場:国立競技場(東京)
◆チケット情報:https://tokyo25-lp.pia.jp/  

▼東京2025世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考要項
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202403/27_103941.pdf
▼東京2025世界陸上 参加資格有資格者一覧
https://www.jaaf.or.jp/news/article/20947/
▼東京2025世界陸上 各種目の代表選考を解説!
https://www.jaaf.or.jp/news/article/22414/

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