2025.08.27(水)選手

【東京2025世界陸上】日本代表選手のプロフィールを紹介!女子マラソン 安藤友香/4大会ぶりに世陸のスタートラインへ



9月13日(土)から21日(日)までの9日間東京2025世界陸上競技選手権大会が国立競技場で開催されます!
開幕まで約17日!!現在日本代表に決定している23名の選手のプロフィールをご紹介していきます。

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安藤友香(しまむら)

女子マラソン

1994年3月16日、岐阜県生まれ。日新中学校で陸上を始めて、2年時の2007年には800m・1500mと全日本中学校選手権に出場、ジュニアオリンピックBクラス1500mでは6位入賞、日本ジュニア室内中学800mでは優勝した。また、2・3年時には全国都道府県女子駅伝の岐阜県代表として中学区間(3区)を走っている。2009年春、長距離で好成績を残すようになっていた愛知・豊川高校へ進み、長い距離に取り組み始める。インターハイ路線では、2・3年時に3000mで全国大会に出場して、2年時には決勝に進出。また、チームが優勝・2位・優勝の成績を残した全国高校駅伝にも3年連続で出走し、1年時は2区(区間6位タイ)、2・3年時は1区を務めて区間11位・3位の成績を残した。このほか、高校1年の冬には、日本代表に選出されて、世界クロスカントリー選手権ジュニア6kmを経験(22位)。高校3年時の全国都道府県女子駅伝では、愛知県チームのメンバーとして2区を走り、区間賞を獲得した。



卒業後も、母校の豊川高校を拠点として、1年目はチームミズノ、2年目は時之栖の所属で競技を続けていたが、さらなる成長を求めて拠点を変えることを決意し、2014年1月にスズキ浜松ACに移籍。2年目の2015年には10000mで32分07秒37をマーク、12月の山陽女子ロードでは、初挑戦となったハーフマラソンを1時間09分51秒で走って4位(日本人2位)に食い込む。年が明けて2016年1月の全国都道府県女子駅伝1区で区間賞を獲得。2月の丸亀ハーフマラソンで日本人最上位の4位と安定感を示すと、3月にはシニアで初の代表入りとなった世界ハーフマラソンに出場、日本勢最上位となる10位(1時間10分34秒)でフィニッシュした。同年、10000mで初の31分台となる31分58秒71をマークしたのち、マラソンのための本格的なトレーニングに着手。マラソン初挑戦となった2017年3月の名古屋ウィメンズに出場すると、日本歴代4位となる2時間21分36秒の初マラソン日本最高記録で2位に。この結果により、2017年にロンドンで開催された世界選手権に出場を果たした(17位)。



自国開催の東京オリンピックをマラソンで狙うことに照準を定めた安藤は、2018年大阪国際女子マラソンで3位(2時間27分37秒)を確保し、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得。その後、2019年2月に移籍して、MGCにはワコールの所属で出場したが、18km過ぎで上位争いから後れ、2時間36分29秒・8位でのフィニッシュとなった。2020年3月には、MGCファイナルチャレンジとして行われた名古屋ウィメンズマラソンへ出場し、セカンドベストの2時間22分41秒をマークしたが、優勝を逃して(2位)出場権獲得はならず。しかし、コロナ禍によりオリンピックが1年開催が延期されたことで、2021年5月に行われた日本選手権10000mで2位(31分18秒18)の成績を収め、10000mで日本代表の座を射止めることに。初出場となった東京オリンピックでは32分40秒77・22位でレースを終えた。



2024年パリオリンピックに向けては、前年10月に行われたMGCが9位に終わったため、再びMGCファイナルチャレンジで挑んだ。最終戦の名古屋ウィメンズマラソンで、自己記録を7年ぶりに更新する2時間21分18秒をマークして、マラソン初優勝を果たしたが、大阪国際女子マラソンで前田穂南(天満屋)が記録した2時間18分59秒(日本記録)に届かず、オリンピック代表には届かなかった。しかし、東京世界選手権のマラソン代表選考においては、この名古屋での結果と、2025年3月の東京マラソンで2時間23分37秒(11位、日本人トップ)をマークしたことにより、日本陸連が2021年から実施しているジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズで総合トップとなり、シリーズⅣのチャンピオンに。条件を満たして、2017年ロンドン大会以来2回目となる女子マラソンの代表に内定した。2024年8月から、しまむらに移籍。4大会ぶりとなる世界選手権では、円熟味と安定性に磨きをかけて、上位入賞に挑戦する。



文:児玉育美(日本陸連メディアチーム)
写真:フォート・キシモト/アフロスポーツ


【東京2025世界陸上】女子マラソンスケジュール

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◆決勝:9月14日(日)
 モーニングセッション 8時00分START


【東京2025世界陸上】9月13日~21日 国立競技場開催


◆期日:2025年9月13日(土)~21日(日)
◆会場:国立競技場(東京)
◆チケット情報:https://tokyo25-lp.pia.jp/  

▼東京2025世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考要項
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202403/27_103941.pdf
▼東京2025世界陸上 参加資格有資格者一覧
https://www.jaaf.or.jp/news/article/20947/
▼東京2025世界陸上 各種目の代表選考を解説!
https://www.jaaf.or.jp/news/article/22414/

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