2025.08.19(火)選手

【東京2025世界陸上】日本代表選手のプロフィールを紹介!男子マラソン 近藤亮太/2度目のマラソンで8位を狙う



9月13日(土)から21日(日)までの9日間東京2025世界陸上競技選手権大会が国立競技場で開催されます!
開幕まであと1か月!!現在日本代表に決定している23名の選手のプロフィールをご紹介していきます。

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近藤亮太(三菱重工)

男子マラソン日本代表

1999年10月5日、長崎県生まれ。小学校まではソフトボールに取り組んでいたが、姉の影響で、島原第一中学校に進んだ2012年から陸上を始める。1・2年時は、800m、走幅跳や400m、リレーなども経験したが、2年時からは3000mがメイン種目に。戦績としては、3年の長崎県中学総体4位入賞が最高成績で、自己記録は同年秋に9分12秒77をマークしている。
5000mを中心に取り組み、14分24秒24(2017年)まで記録を伸ばした島原高校では、インターハイ路線は、3年時に長崎県大会で3位となり、北九州大会に出場。ここで敗退したために全国まで駒を進めることは叶わなかったが、秋に行われた愛媛国体で初の全国大会を経験。少年A5000mに出場して15位の成績を残した。
2018年に順天堂大学へ進学。1~3年時は特筆すべき戦績は残していないが、10000mやハーフマラソンへと距離を延ばして取り組むなかで、地道に力をつけていくことになる。大学4年の2021年には、5000m14分06秒67、10000m28分51秒83まで自己記録を更新すると、総合3位の成績を収めた全日本大学駅伝で、自身初の三大駅伝を経験(7区9位)。最後のチャンスとなった箱根駅伝にも出場を果たして、アンカー(10区14位)を務めて総合2位のフィニッシュを切っている。



大学卒業後は、故郷・長崎で数多くのマラソントップランカーを輩出している三菱重工に入社した。中学時代に、距離が長くなるほうが力を発揮できることに気づき、将来、マラソンで活躍することを目標にしてきた近藤にとって、「マラソン部」の名称を持つ同社は憧れのチーム。そこで、大学3年時には自ら志願して三菱重工の合宿に参加し、4年時の躍進もあって、加入を実現させたという経緯を持つ。マラソンで世界大会出場経験を持つ井上大仁(2017年ロンドン世界選手権)、山下一貴(2023年ブダペスト世界選手権)らとともに、複数の日本代表選手を育てている黒木純総監督の指導を受けるなかで、さらに力をつけ、2023年の全日本実業団ハーフマラソンでは、当時日本歴代10位タイとなる1時間00分32秒をマークして、日本人最上位となる3位でフィニッシュ。大学3年時にマークしていた自己記録(1時間02分35秒)を2分以上更新する快走を見せている。



「社会人3年目でマラソンを走る」という目標を掲げてマラソン練習に取り組んできたなか、2025年2月の大阪マラソンで、それを実現させることとなった。途中でケイレンなどに見舞われながらも、初マラソンとは思えない落ち着いた走りを展開し、41kmすぎではトップに立つ場面も披露。ラスト勝負で海外選手にかわされ、2秒差で優勝は逃したものの、日本歴代5位・初マラソン日本最高となる2時間05分39秒を叩きだし、日本人最上位の2位でフィニッシュした。このレースで東京世界選手権参加標準記録(2時間06分30秒)を突破し、3月末に自身初の日本代表に選出。マラソン2レース目となる東京世界選手権では、8位入賞を狙って戦いに挑む。




文:児玉育美(日本陸連メディアチーム)
写真:アフロスポーツ


【東京2025世界陸上】男子マラソン スケジュール

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◆決勝:9月15日(月)
 モーニングセッション 8時00分START


【東京2025世界陸上】9月13日~21日 国立競技場開催


◆期日:2025年9月13日(土)~21日(日)
◆会場:国立競技場(東京)
◆チケット情報:https://tokyo25-lp.pia.jp/  

▼東京2025世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考要項
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202403/27_103941.pdf
▼東京2025世界陸上 参加資格有資格者一覧
https://www.jaaf.or.jp/news/article/20947/
▼東京2025世界陸上 各種目の代表選考を解説!
https://www.jaaf.or.jp/news/article/22414/

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