Day6:8月6日(火)
パリオリンピック陸上競技は6日目の8月6日に女子走幅跳予選が行われ、秦澄美鈴選手(住友電工)が予選B組に出場しました。予選はA・B2組で行われ、通過設定記録は6m75。この記録を含めた上位12選手までが決勝に進出できる通過条件です。
風向きが安定せず、試技のたびに追ったり向かったりという難しい条件下となったなか、秦選手は、3回目に記録を伸ばして6m31(+0.4)をマークしましたが、B組13位、全体で26位という結果。決勝進出は叶いませんでした。
秦選手のコメントは、以下の通りです。
女子走幅跳 予選
秦澄美鈴(住友電工)
B組13位 6m31(+0.4)自分のベストの跳躍ができなかったことが、すごく残念で仕方ない。
<3回の跳躍をどう振り返るか、の問いに>
体感としては、そんなに目立って「どう(だった)」というのが、今のところすぐには浮かばないので、どう振り返っていいかわからない。ここまで何大会か、世界大会を経験してきたが、「今回もダメだったか」という、そんな気持ち。本当に情けないなと思う。
<初めてのオリンピック、どんな舞台だったか、の問いに>
メンバーとしては、そんなに普段とは変わらないので、落ち着いていけるのかと思っていた。しかし、自分では跳躍を1本1本修正しながらできたと思っていたなかでも、記録につながらなかったので、そういう意味では全然冷静ではなかったのかなと感じている。
文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真:フォート・キシモト