Day7:8月7日(水)
パリオリンピック陸上競技7日目の8月7日、モーニングセッションのトラック最終種目として、女子1500mの敗者復活ラウンドが行われ、日本からは、後藤夢選手(ユニクロ)が出場しました。2組で実施された敗者復活ラウンドは、各組上位3着までが準決勝への進出条件。後藤選手は1組目に出走し、4分10秒40・11着でオリンピックを終えました。
後藤選手のコメントは、以下の通りです。
女子1500m 敗者復活ラウンド
後藤夢(ユニクロ)
1組11着 4分10秒40(昨日の)予選で自己ベスト(4分09秒41)と全く同じ記録が出せたので、タイム的には(記録が)出やすい競技場だということをすごく意識していた。だからこそ今日のチャレンジは、今後の自分には大きなものだったのだが、それをモノにすることができなかった。弱さが出てしまったかなと思う。
自分のなかでは、(予選、敗者復活ラウンドの2レースを)それなりのタイムでまとめられたことは収穫としてあるのだが、やっぱり前には前がいて、昨日と同様に実力の差を痛感させられた。
大きな大会になるほど、また、着順が必要な勝負になるほど、位置取りとかにもよりこだわっていかなければならないが、まだそこに絡めるだけの力がないことを、今回の2戦で感じた。まずは、レース展開というよりも、自分の力をもっと引き上げていかなければと思った。
文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真:フォート・キシモト