
【男子三段跳】
池畠旭佳瑠(駿大AC・埼玉)
優勝
16m35(+0.8)
2回目の優勝まで3年もかかってしまったが、ようやく自分らしさを取り戻せたかな、という気持ち。前(2020年)よりもすごく達成感のある優勝だった。
この大会に向けては、けっこう調整したつもりで挑んでみたのだが、やはり記録と勝負の両立は難しくて、予選(前半3回の試技)であまりいい動きはできなかった。どうにか(意識を)切り替えて切り替えて臨んだ結果が、4本目(の16m35=優勝記録)に繋がったかなと思う。今シーズンの安定した跳躍というのを、そこで出せたことはよかった。
日本選手権は、この2年はあまりいい結果を得られていなかったのと、選考もかかっているので、ポイントを考えると、ここで大会のポイントが欲しかったので、けっこう勝負にこだわった。予選は明らかに緊張していて(笑)、力んでいたというのが正直あった。なので、「とにかく楽しもう」というところだけは、より切り替えるようにした。ただ、足は合っていなかったものの、予選でも普通に踏める(踏み切れる)感覚はゼロではなかったので、「落ち着いていけば跳べるんだろうな」くらいの気軽な思いで臨んだ。
今季の目標は、国際大会に出ていくこと。今、(WAワールド)ランキングが、ちょっと(ターゲットナンバーから)漏れているくらいの位置にいて、今回の大会でわりと上がるのではないかと思っている。それを踏まえて、少しでも世界大会に近づくことができれば…。女子では同期の森本(麻里子)がすごく頑張っているので、負けないように頑張りたい。
2023/6/1 JAAFメディアチーム
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#頂点への挑戦
■第107回日本陸上競技選手権大会
開催日:2023年6月1日(木)~6月4日(日)
会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第107回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/107/
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