男子3000m障害 3位
8分20秒70 =参加標準記録突破、東京オリンピック代表内定
青木涼真(Honda・埼玉)
ひとまずは、ホッとした。チームのなかで、同期の伊藤達彦が(10000mで内定を)決めていたので、それに続いてくれと多方面から言われて、かなりプレッシャーを感じていたので、ホッとしたというのが一番の心境である。(フィニッシュ直後は)正直、三浦くん(龍司、順天堂大)がゴールしてから、かなり時間が経って(自分が)ゴールしたなと思っていたので、標準記録は破れなかったのじゃないかと諦めていた。それだけに記録が出た瞬間は、ここ数年間の苦労は報われたなと嬉しかった。
記録的には及ばない位置にいると思われていたのかもしれないが、今シーズンに入ってからのレースと練習の感じから、普通に走れば標準(記録)は切れるなと思っていた。実力を発揮しきれたかどうかわからないが、自分の思っていた通りに(標準記録を)敗れたので、そこまで「(突破するために)頑張らなきゃいけない」とは思っていなかった。
(オリンピックは)母国で開催されるということで、ぜひ出たいと思っていた。また、世界を相手に戦うからには、出るだけでは終わりたくない。ここを境に、世界と戦う選手となっていけるように、最初の一歩として集中して、調整して臨みたい。出るからには決勝を目指して走り、ほかの選手と一緒に3人で決勝に行って、日本記録をガンガン塗り替えられるような走りをしたい。
2021/6/26 JAAFメディアチーム
■第105回日本陸上競技選手権大会
開催日:2021年6月24日(木)~6月27日(日)会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
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